永野芽郁、「お兄ちゃん」呼びの“癖”を暴露されて可哀想。“妹アピ”に騙される単純な男が多すぎる件

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-10-09 11:45
投稿日:2025-10-09 11:45

いかんせん単純でアホな男がたくさん

 そもそも芽郁様と坂口さんの熱愛が発覚する以前から、一般社会でも周囲の男性を「お兄ちゃん」呼びするタイプに対して、強い嫌悪感を抱いている女性は多くいました。

「私はこの男のことは恋愛対象にしていませんよ、性的な目で見ていませんよ」という健全さを前面に押し出しながら懐いていき、距離を縮めていくあざとさ。“妹”アピールで相手の男性の警戒心を解いて、仲の良い“兄・妹”としてボディタッチするなどして、徐々に親密になっていく計算高さ。

 世の女性の多くは傍目で見ながら、“妹”アピ女に「お兄ちゃん」呼びでロックオンされている男性たちに対して、「騙されちゃダメだよ!」と心の中で叫んでいたもの。しかし、いかんせん単純でアホな男はたくさんいるため、まんまと“妹”アピ女の術中にハマっていく。

 そうして“妹”アピ女にも、簡単に騙される男どもにも、イライラを募らせていたのです。

「お兄ちゃん」呼び被害を一掃した?

 けれど発想の転換をすると、芽郁様は世の男たちが気付いていなかった“妹”アピ女の悪質性を白日の下にさらすために、自らが犠牲となって警鐘を鳴らしてくれたという考え方もできます。

 実際、今回の芽郁様の騒動のおかげで「お兄ちゃん」呼びする人自体が激減し、“妹”アピ女の魔手に引っかかる男性も激減するでしょう。そして、周囲の“妹”アピ女にイラついていた女性たちの溜飲も下がっていくのではないでしょうか。

 そう考えると、芽郁様は“「お兄ちゃん」呼び被害を一掃するプロフェッショナル”と言えそうです。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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