じんわり怖いお話…「性」を武器に婚活に成功した女性の顛末

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-05 06:00
投稿日:2019-09-05 06:00
 婚活をするにあたり、性を武器にしすぎると、とんでもない展開が待つことも。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな女性の結婚の顛末に迫ります。

年下男を騙して婚活を開始!

 36歳のRさんは、派遣社員として働く女性。若い頃から定職に就いたことがなく、アルバイトや派遣をして生活をしていました。

「そろそろ結婚しないと、ずっとこんな生活が続いてしまう」と人生に焦りを感じたRさんは、派遣先の社員である3歳年下の男性をターゲットに婚活を開始。

 彼の好みのタイプや趣味を調べ上げ、自分こそが理想の相手であると錯覚してもらえるよう、仕組みます。

交際→結婚までは順調に…

 狙った男性と見事、交際にこぎつけたRさん。付き合って半年ほどで彼の家に転がり込み、同棲生活も開始。

 ここまで順調に計画どおりに進んだRさんは「あとは、なんとかして結婚するのみ!」と、さらなる気合いが入ります。

 同棲生活が2年を過ぎ、Rさんが38歳となったとき、勝負に出ました。

「両方の親を巻き込めば、入籍できるはず!」

 自分の親を味方につけ、彼に会うたびに結婚の二文字を口にさせたうえに、彼の親にもこっそり電話をかけ、そろそろちゃんとしたい、と彼に結婚を促すようダンドリ。

 そんな王道な計画が功を奏し、見事にRさんはゴールイン!

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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