千原せいじは日本仏教会に「不適切行動」暴露され…謝罪模索も最悪タイミングの辞任で炎上終わらず
一般社団法人「日本仏教協会」は、お笑い芸人の千原せいじ(55)が今年7月に同協会の顧問を辞任したことについて、9月30日に改めてリリースを発表。「千原せいじ氏が5月に協会顧問として不適切な行動をとったため、一般社団法人日本仏教協会の代表理事が注意したところ、本人から辞任したい意向があったので、辞任を認めました」と記されていることから波紋が広がっている。
せいじといえば、7月に自身のYouTubeチャンネルで公開した埼玉県戸田市議の河合ゆうすけ氏との対談番組で、〈おまえ、いじめられっ子やったやろ?〉などと、ゲストである河合氏に対する発言が、“いじめられっ子”をバカにしているとして大炎上した。
これが仕事面にも影響し、レギュラー番組「大雲・せいじの坊僧ラジオ」(KBS京都)が8月31日の放送をもって終了。9月12日に大阪市の競艇場「ボートレース住之江」で行われる予定だったせいじのトークショーも急きょ、中止となった。また、河合氏との動画を公開した翌日から、YouTubeチャンネルの更新も止まったままとなっている。
炎上時に「日本仏教協会」にも取材が殺到し、その時点でせいじが顧問を辞任していたことが発覚したのだが、その理由が“不適切行動”によるものであることは明らかにされていなかった。
■“いじめられっ子”発言の謝罪模索中で…
「なぜ、日本仏教協会はこのタイミングで辞任理由まで発表したのか……」と話すのは、あるお笑い関係者だ。
「吉本興業としては、“いじめられっ子”発言で物議を醸した当初から、せいじに謝罪や釈明のコメントや動画を出すことをアドバイスしていた。しかし、せいじが煮え切らなかった。そうこうしているうちに、ラジオの打ち切りやトークショーが中止になるなど、いっこうに騒動は鎮静化されず影響は広がるばかり。さすがのせいじもここにきて謝罪する方向に動いていた矢先に、日本仏教協会からのコメントが出てしまったんです。もっと早くに対応していれば、鎮静化することはできたはずなんですが」
まさに謝罪をしようとしていた矢先に、さらなる炎上ネタを放り込まれてしまった格好だ。遅きに失したと言われても仕方ないだろう。
「実は仏教協会は9月25日にも『千原せいじ氏が5月に不快な行動をとった為、(中略)辞任を認めました』と声明をHPで発表しています。“いじめられっ子”発言にせいじ側がダンマリを決め込んでいるので、協会側には苦情が殺到していた。それでも、せいじ側が誠実に対処してこなかったことで協会側の怒りが頂点に達したということでしょう」(週刊誌記者)
追い詰められつつあるせいじは、どんな手を打つのだろうか──。
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千原せいじの当該動画は別方面でも炎上していた。関連記事【もっと読む】千原せいじと戸田市議の対談動画《胸糞悪い》と大炎上 クルド人問題を“ネタ”にするセンス…では、本人の笑いのセンスの疑わしさについて伝えている。
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