更新日:2025-11-01 11:45
投稿日:2025-11-01 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
6歳下の夫が家出!
麻里子さん(仮名)は、結婚13年目の44歳。夫のエイジロウさん(仮名)は、6歳年下です。
これまでの結婚生活は、それなりに安定したと麻里子さんは振り返ります。しかし、2カ月前に夫が家出。夫婦の危機に直面しています。
「夫が家を飛び出して、義実家に帰ってしまいました。我が家は娘がひとりいるのですが、娘は私と一緒に暮らしています。
最初は一時的な感情で家を出たのだろうと深刻に捉えていなかったのですが、1カ月が過ぎても帰ってこないので、これはただのケンカじゃなさそうだな…って。
夫が家を出たきっかけですか? う〜ん…、正直そこまで大きな出来事があったわけじゃないんですよ」
【読まれています】「どうして理解してくれないの?」48歳女性、結婚の条件は“老父”との3人暮らし。決断しない彼に募る苛立ち
浮気の気配はなし。それなのになぜ?
「夫が考えていることが、まったくわからない」と、しきりにこぼす麻里子さん。
家出のあとも何度か話し合いを提案してきましたが、夫からは「もう無理だと思う」と言われるばかり。
「これだ! という出来事はないですからね。私が不倫したわけでもないですし、借金やDVがあるわけでもありません。
それなのに夫は『我慢の限界を迎えた』『そもそも性格が合わない』『君と居ても休まるときがなかった』というばかり。家に帰る気はないようです。
夫の浮気を疑って、こっそり義母に様子を聞いても、毎日仕事と義実家の往復だけ。休みの日も外出せずタブレットを観ているだけらしくて」
関連記事
- アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
- 「どうして理解してくれないの?」48歳女性、結婚の条件は“老父”との3人暮らし。決断しない彼に募る苛立ち
- 【エイジロウさんの冷酷と激情】「家に般若がいるみたい」妻が“過激な正義派”に変貌、SNSに書き込む姿に呆れ…38歳夫が下した結論
- 「こんな屈辱、人生で初めて」33歳モテ男が味わった“敗北”…火遊びが招いた令和の逆転劇
- 「魅力的な男はシェアしてもいい」ラテン講師に10人のマダムが陥落。閉経後の女性が溺れた歪な“ハーレム恋愛”
- 「バーに行こうよ」副業ブームの裏で増える“別の目的”。仕事紹介のはずがプロポーズ…看護師が見た下心
ラブ 新着一覧
出会った頃や付き合いたてはラブラブだったのに、たった数カ月でカレから何かしてもらう機会が減ったり、何だか大事にされてな...
アウトドア派の女性の場合、彼氏がインドア派だとどうしても「一緒にいてつまらないな」と感じてしまうことってありますよね。...
彼氏ができたら「もっと愛されたい」と思うのは、自然なことですよね。とはいえ、いったいどんな女性になれば、男性から深く愛...
周囲の友達が離婚すると「私の結婚生活は長続きするかな?」なんて、不安になってしまいますよね。そこで今回は離婚経験のある...
好きな人ができてもいつも恋愛がうまくいかずに「もう疲れた……」と、思い悩んでいる女性は多いようです。そこで今回は、そん...
ファッションに対する男女の感覚は、少し違うようです。女性側がどんなに可愛いと思って着ていても、男性側は引いている……な...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.82〜女性編〜」では、新婚早々のセックスレスに真剣に悩む妻・瑞季さん(仮名・34歳女性)の苦...
誰だって、浮気しない彼氏と付き合いたいものです。でも、現実は理想と違って、交際後に裏切られて傷つけられた経験がある人も...
恋愛をしている人の中には、相手が既婚者でいわゆる「不倫」と呼ばれる関係にどっぷりはまっている人もいるでしょう。「いけな...
押しが強くて手が早い……。そんな“やんちゃ”な印象のある肉食系男性ですが、男らしい一面や女性を楽しませる方法を知ってい...
ホストクラブのホストが女性客に好意があるかのように振る舞い、彼氏だと錯覚させることを色恋営業といいます。コロナ禍以降、...
昔、好きだったあの人が忘れられない……。そんな恋愛経験がある女性は多いようです。でもそれって、今の恋愛と比較してしまう...
涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
違う価値観の男女が付き合うと、お互いに言いたいことが溜まってしまう場合もあるでしょう。でも、それを2人で話し合って相手...
今まで付き合ってきた恋人に対して、どういう風に接してきましたか? 嫌われないようにパートナーの言うことを聞いてしまった...
















