断捨離、終活…「モノを持たない」って本当に幸せなのか? 65歳童貞が提唱する“ミニマリスト”と真逆の生き方

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-11-08 08:00
投稿日:2025-11-08 08:00

モノを持たないことが美徳?

 最低限のモノしか持たないミニマリストと呼ばれる人たちがいる。「断捨離」とか「終活」なんてワードが注目されているように、今や“モノを持たないこと”が美徳という風潮だよね。

 そんな世の中の動きに逆行するかのように、多くのモノに囲まれて生きているのが、このオレなんだよ。

 大量の本と雑誌、CDとDVDそして服と、他人から見ればガラクタのようなモノが家中にあふれたゴミ屋敷のような家で暮らしているんだけど、傍から見たらゴミみたいなモノも、オレにとっては大切なインスピレーションの源。

 あなたが読んでいるこの記事のアイディアも、カオスのような環境で生まれたんだよ? 混沌として、多様化して、複雑化したこの世界で生きるのに「ライフスタイルだけはシンプル」ってどうなのかな~。個人的にはあまりいいとは思えない。

 スティーブ・ジョブスは、ファイルの山に囲まれた散らかった環境で洗練された数々の商品を生み出した。アインシュタインだって大量の書類が数らかった部屋で相対性理論を思考したし、多くの文豪やアーティストは整理整頓されていない“散らかった仕事場”で偉業を成し遂げた。

 つまり、創造的な人生を送るのであれば、必ずしも整然とした環境で生活することが徳策ではないってことだよ。

 消費するかしないかや、所有するモノの多い少ないに関わらず、どうすれば人は幸福な人生を送れるのか。学者や政治家の人たちにも真剣に考えてみてほしいなぁ。

 それではBye Bye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 モノを捨てられない性分だから、断捨離なんて絶対に無理なんだけど、年を取るとも人間関係の断捨離は順調に進行中。わかりやすく説明すると、年を取ったら友達がいなくなった、ってことだね(苦笑)。

 そんな話をすると「寂しくないですか?」なんて聞かれるけど…これがスッキリ! そして絶好調!? 考えてみたら、人間の悩みってだいたい人問関係が原因だったりするから、処分すべきはモノじゃなくて人間関係なのかもよ? 童貞戦線、本日も異状なし。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


産休クッキー炎上 善意でも地雷的気遣いとは?心理学・マナー講師に聞く
「産休クッキー」がXのトレンドワード入りし、大炎上した件。発端は、4月15日に一般女性が投稿した《職場の人に配るクッキー...
これが330円? 3COINSジェルネイルの凄さよ!物価高の今にありがたい
 3COINS(スリーコインズ)で「UV LEDネイルライト」が330円で買えると知り、おうちでジェルネイルデビューをし...
ルポ:ギャラ飲み額はトップ級の30分1.35万円!看護師の夢と新たな野望
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
甘えっこ“たまたま”の「マズル、シッポ、にゃんたま」3点セット♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ハーブ育てるなら一択!虫よけ・若返りにローズマリー、ほっぽらかしで◎
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の片田舎にあります。4月とはいえ1日の寒暖差はすさまじく、朝晩はストーブ、日中...
不倫バレ。“妻の奈津と申します”に戦慄→“なに無視してんだよ”で眠れない
 あなたはこれまでに、緊張感がハンパないLINEのやりとりをした経験があるでしょうか?  今回は、不倫相手の妻や先...
「フェロモン診断」調香師が選ぶ GW旅行の疲れを癒すおすすめの香り
 もうすぐゴールデンウィーク、今年は旅行や帰省の予定を立てている人も多いのでは?  飛行機や電車での移動、長時間の...
新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体...
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...