DOWNTOWN+視聴層で分裂進む…「さすがに中居は出すなよ」「中居くんも出演してほしい」

更新日:2025-11-05 17:03
投稿日:2025-11-05 17:00

 11月1日に始まった有料配信サービス「DOWNTOWN+」(DT+)。週刊文春による性加害疑惑報道をきっかけに芸能活動を休止していたダウンタウンの松本人志(62)が1年10カ月ぶりに公の場に姿を現したとあって、生配信に対しては歓喜の声が殺到したようだが、サービス開始から間もなくして、視聴者たちの間で“特徴的”な動きが見られるという。週刊誌芸能記者はこう言う。

「中居正広さんについて、DT+への出演を期待するか否かで意見が割れているんです。Xには《さすがに中居は出すなよ》《中居くんも出演してほしいです》といった、相反する要望が出ています」

 元SMAPの中居正広氏(53)といえば、2024年12月発売の女性セブンの報道に端を発する性加害疑惑で今年1月に芸能界を引退したが、ダウンタウンの独自プラットフォームに中居氏の出演を期待するとはどういう風の吹き回しなのか。前出の週刊誌芸能記者はこう続ける。

「松本さんと中居さんは2000年放送のドラマ『伝説の教師』以来の旧知の仲で知られていますが、それを評価する松本ファンからは、中居さんに活躍の場を与えてやってほしいといった声が絶えません。有料配信メディアという『見たい人だけが見るメディア』なら何とかなるのではという思いが、そのような声を上げさせているようです。一方、中居さんのことは関係ないとする松本ファンの間では、出演などまかりならんといった意見が大勢を占めています」

「テレビに出られない人の駆け込み寺」になってしまっては、本望ではない

 確かに、DT+のリリースでは、配信内容について「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3カテゴリーがあると公表されているだけであり、ゲストであっても中居氏が入り込む余地がそもそもあるのか、ないのかすら分からない。が、スポーツ紙芸能デスクは中居氏の出演には懐疑的だ。

「松本さんとしても、DT+が『テレビに出られない人の駆け込み寺』になってしまっては、本望ではないでしょう。万が一にも中居さんが出るとなれば利用者は増えるでしょうが、まだ一連の騒動が風化したわけでもないですし、望まない逆風がさらに強まる恐れもある。旧知の仲である中居さんに手を差し伸べるとしても、配信サービス以外の場所においてではないでしょうか」

 やはり、しばらくはサプライズなしで“安全運転”した方が良さそうだ。

  ◇  ◇  ◇

「疑惑に対する説明がない」のと「コンプライアンスの縛りでテレビがつまらない」のは別問題だ。関連記事【もっと読む】結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス…では、混同されがちな2つの要素をきちんと分けたうえで論を進めている。

エンタメ 新着一覧


視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ
優三の優しさシャワー全開!寅子のゴロゴロ床入り作戦も大成功だった神回
 昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
桧山珠美 2024-05-21 15:30 エンタメ
朝ドラヒロインは「大日本国防婦人会」と揉めるのがお約束
 結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。  ある日、手伝いとして働くよね(土居志央...
桧山珠美 2024-05-20 15:30 エンタメ
角界一の美容力士・翔猿らが明かした脱毛&モテ事情、全力で推したいのは
 圧倒的な強さと精神力、鍛え抜かれた筋肉美、昭和の名横綱“ウルフ”千代の富士、整った顔立ちと沸き立つ色気がたまらない“各...
「僕じゃ駄目かな」あすなろ白書のキムタクを想起、優三渾身のプロポーズ
 寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせて欲しいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
事件はいつも「あの階段」で起こる! 岩ちゃん演じる花岡もう婚約
 晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
炎上芸人・粗品は松本人志にビビってない!キンプリへの暴言も計算済み?
 2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
堺屋大地 2024-05-15 06:00 エンタメ
「握手」の演出に伏線?寅子と花岡は友情の証、優三のそれとは真逆だった
 寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
桧山珠美 2024-05-14 16:00 エンタメ
あぶ刑事ヒットならドラマ化も?柴田恭兵の“枯れた老人”は世を忍ぶ仮の姿
 先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。  三浦しをん...
映画『広末涼子』(仮)の鳥羽氏は中盤キャラ?スキャンダル史まだ続く説
 昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャン...
堺屋大地 2024-05-11 06:00 エンタメ
花岡(岩ちゃん)、寅子に匂わせプロポーズ!?でも黄色いバラの花言葉は…
 とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)、先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)。そして寅子と合格者が3人も出たことで、廃...
桧山珠美 2024-05-10 15:30 エンタメ
生田斗真“無痛おねだり”大炎上の後始末 羊水発言は“謹慎4カ月”だったが…
 俳優の生田斗真(39)が大炎上している。生田はインスタグラムのストーリーズで、ファンから質問に回答する企画で「今日で妊...
優三のいい人キャラさく裂!予告でヒヤリとした梅子の断崖絶壁シーンも〇
 涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑むが、今度は梅子(平岩紙)...
桧山珠美 2024-05-09 16:30 エンタメ
『虎に翼』脚本家、アニメ界でなぜ高評価?朝ドラ人気の要因は公平な目線
 NHK連続テレビ小説『虎に翼』が好評だ。主人公は日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした猪爪寅子。彼女が投げかける疑...
竹もとで勉強する寅子たちは今時のノマド?法律事務所の初仕事はお茶入れ
 昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び...
桧山珠美 2024-05-07 14:20 エンタメ