キス寸前で「30万かかる」50代女性が25歳イケメンに母性を刺激され…年下沼にハマった代償

内藤みか 作家
更新日:2025-11-07 11:45
投稿日:2025-11-07 11:45
 アプリやオンラインゲームのチャットを通じて年下の男の子と仲良くなったという既婚女性は少なくないのでは。

 けれども、楽しいはずのデートでとんでもない目に遭ったという女性もいるようです。いったい何があったのでしょうか?

アラフィフ女性、ただ男友達がほしくて

 アラフィフのT美さんは、結婚して10年が過ぎた頃から、レスの状態が続いていました。もう何年も女性扱いしてもらえていないので、このままでは虚しすぎると、マッチングアプリを入れてみました。

 そのアプリは友達を探す人も多いカジュアルなもので、T美さんも不倫相手を探すつもりではなかったそうです。レスが長いT美さんには、不倫はハードルが高く感じていたからです。

 メル友みたいな男友達ができたらうれしいな…というような気持ちでの登録でした。

【こちらもどうぞ】「もっとチヤホヤされたい」芸能界を夢見た25歳の現実。売れないホスト→ヒモ生活…東京での夢は叶った?

出会いは向こうから

 アプリを入れたものの、やってくるのは同世代かそれより上の男性が多く、やっぱりそういうものかな…となんとなくメッセージのやり取りをしていましたが、どの男性も「会いたい」とすぐ言ってくるのです。

 会うことを想定していなかったT美さんが「もうちょっと仲良くなってから…」と返すと、どの男性からも返事が来なくなってしまいます。

 みんな出会い目的で、のんびりメッセージのやり取りをしてくれる人なんていないのかもと諦めかけた時に、J君からコンタクトがありました。

彼の思い出話で親近感が

 J君は25歳。芸能人になりたくて、レッスンを受けながらアルバイトをしている男性です。20歳近くも年下の彼からメッセージが来たので、T美さんは最初は驚き、「どうして私みたいな年上に?」と尋ねました。

 すると「僕は年上の女性と仲良くなりたいんです」と即座にレスが戻ってきました。彼は幼い頃に母親を亡くしたため、年上の女性に甘えてみたいという願望があるのだとか。

 母親の思い出話を読んでいるうちに、子どもがいないT美さんは、彼に対してだんだん同情のような親近感のような思いが増していったのです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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