坂口健太郎の“二股報道”に僕が驚かなかった理由。炎上覚悟で女性に伝えたい2つのこと

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-11-11 11:45
投稿日:2025-11-11 11:45

人は大なり小なり「クズ」要素がある

 これはあくまで筆者の持論ですが、世の中の8割の人は大なり小なりなんらかのクズ要素を持っていて、残り2割しかちゃんとした良い人はいないと思っています。性格の悪いクズ要素があることが当たり前だという考えです。

 筆者ほど極論的な考えではなくても、男同士なら健太郎様の思考や行動はある程度理解できるはず。もちろんイケメンでも本当に“誠実&さわやか”な男性もいますが、まったく黒い要素がなく潔白なイケメンなんてそうそうおらず、一見すると“誠実&さわやか”でも裏ではエグいことの一つや二つをやっていると考えるのが、ごくごく普通なのです。

 ちなみにこれも炎上覚悟で言っておきましょう。

「僕は浮気や二股のような不誠実なことは絶対しない」という男性もいるでしょうが、もし健太郎様ほどの最強ビジュとスターの地位を手に入れたら、そんな人でも誠実宣言を撤廃して、遊びまくるかもしれません。それだけ健太郎様レベルのポジションは誘惑が多いということです。

イケメンの“誠実&さわやか”を信じすぎるな

 要するに健太郎様に対して、そりゃあれだけツラがよくて人気があれば、表向きは“誠実&さわやか”イメージでも、裏ではイイ女を抱きたい放題だろうよ――と多くの男性はナチュラルに受け入れていたはず。

 健太郎様の二股スキャンダルが事実だとすればゲスいのは間違いないですが、特別ひどいわけではない。それはごくごく普通のこと、普通のゲスさなのです。

 健太郎様レベルのビジュと人気でも“誠実&さわやか”を貫ける男性芸能人もいるでしょうが、そういうタイプはマイノリティーで、健太郎様のように裏の顔があって大なり小なり不誠実なほうがマジョリティー。その事実を多くの男性は知っているので、二股スキャンダルに驚かないのは当然。

 健太郎様が二股するようなチャラいクズだとしてもそれは普通のことなので、世の女性たちはくれぐれも、イケメンタレントの“誠実&さわやか”キャラを信じすぎないでください。

 つまり健太郎様は、全男を代表する“ごくごく普通のクズのプロフェッショナル”だったというわけです。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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