ママになっても…鏡に映る「セクシーな私」は原動力になる

インリン タレント、表現者
更新日:2019-09-11 06:00
投稿日:2019-09-11 06:00
 独身時代「美」や「セクシー」の追求ばかりしていた私が、結婚後、家事に育児にと日々追われ「食事や睡眠時間すらないのに自分磨きなんてできない! セクシーでいられる余裕なんてない!」とボサボサ頭で日々叫んでいました。

育児と日常に忙殺され、自分のことが後回しに

 出産前は、化粧もおしゃれもと日々自分磨きの時間がたっぷりあり、自由な生活を送っていたけど、子供が生まれた後、「こんなにも生活が180℃変わるの?!」と驚かれる女性は多いではないでしょうか? 子供は可愛いけど、日々の疲れと忙しさで、時には子供を可愛いと思える余裕さえなくなってしまうという方も多いではないでしょうか? 

「生きる」に対するモチベーションを上げる原動力は人それぞれだけど、あなたはどんなことをしている時に自分のモチベーションを上げることができますか?

 私にとって、鏡に映る自分がキレイでセクシーでいられる事がモチベーションを上げる原動力でした。傍から見たら「キレイじゃない、セクシーじゃない」と言われるかもしれません。でもそんな事はどうでもいい!! とにかく自己満足でいいと思います。

 自分自身が満たされた気持ちでいられる時は、おおらかな気持ちで3人の子供に接することができることに気付いたからです。子育ては「忍耐力」が何よりも必要だと思うくらい、私は日々イライラして子供達に対して怒ってばかりでした。

セクシーでいることに罪悪感を持たない

 毎日家事や子供の寝かしつけをしながら顔にシートマスクを貼り、子供がお昼寝中にリビングでヨガ、エステやオイルマッサージを1ヶ月に2回。とにかく限られた時間を工夫しながら、自分磨きの日々を身体が欲しているかのように、いつしか自然とそんな習慣がスタートしていました。そんな私がキレイ(な気分)になることによって、子供達に笑顔で接することも増えました。

 そのとき、セクシーでいることに罪悪感を持たない母になろうと思いました。自分自身のためのセクシー、仕事として表現するセクシー、どちらにしても「セクシーを意識する」ということが、私の人生においてどれほど必要なものなのかを、逆に子育てしてる中で気付かされまたからです。

 これから老いていく過程の中でも、私はずっとセクシーさを求め続けるでしょう。それは、私自身の心のバランスを整える大事な役割を果たしてくれる、とても必要な原動力だから……。

自分だけの時間を持つ効果

 家庭環境はそれぞれ違いますが、子供も幼稚園に通い出すと少し時間の余裕が出てきますよね。そうしたら、おしゃれしたり、旅行にでかけたり、ネイルサロンに行ったり、エステサロンへ行ったり、美味しいご飯を食べに行ったり、家で一人酒したり……。

 いつも頑張っているあなたにだって自由を楽しむ権利があります。そして周りの人に思いっきり頼ることに罪悪感を感じることなく、時には子供の事を忘れ、自身の好きな事に没頭することも大事ではないでしょうか?

 明日も明後日も続いていく人生、楽しく生きたいものです。あなたが幸せでいられることが、家族にとっての幸せでもあるのではないでしょうか?

インリン
記事一覧
タレント、表現者
日本育ちの台湾人。過去にエロテロリストとして日本社会を賑わせていた。その後日本人男性と国際結婚し、現在台湾在住。3児の母として奮闘する傍ら、台湾の中華料理資格、美容資格を取得。主にブログで台湾情報、美容情報を発信するほか、2019年よりフォトグラファーとしても表現の場を広げている。(撮影:Куратано)
Instagram

ライフスタイル 新着一覧


スター猫になれるかな? 夢見るハチワレ“にゃんたま”の練習風景をチラリ☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
浮気を警戒したら逆ギレ!?  私が「絶対に謝りたくない」と思った瞬間7選。何でこっちが悪者なの?
「仕方なく謝ったけど…これ私、悪くないよね?」誰しもそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。  今回は...
30代はご褒美ボディケア、中年女は塗り薬まみれ。色気から進化した風呂上りの「おばケア」事情
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
定時で帰っていいよ→役立たずってことですか!? 職場で出会った「めんどくさい女」図鑑。扱いに困るよ~
 あなたの周りに“めんどくさい女”はいませんか? 今回は体験談を交えながら、接し方に困る女性の7つのケースをご紹介します...
女性の“性”は「下ネタ」なのか? タブー視する社会に言いたい、語り合うことで生まれる安心感
 性の話題は「恥ずかしい」「隠すもの」とされがちですが、思い切って触れてみると、不思議と距離が縮まります。普段は口にしづ...
45歳、いつになれば楽になる? 自由に生きてるはずの私が、定食屋の秋刀魚で涙を滲ませた理由
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
月経不調はストレスで悪化する? “脳疲労”と生理痛を軽くするセルフケア【専門医監修】
「生理痛はいつものこと、仕方ない」「PMSは気のせい」--などとガマンしてそのままにしていたり、鎮痛薬でやり過ごしたりし...
“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
「お尻トントン、もっと~!」可愛すぎる“にゃんたま”の甘えに抗えない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「寝てるカナ!」「ぁりがとぅ」それ、なんとかならん? Z世代が震えた“大人のクセ強”LINE6選
 流行り言葉は目まぐるしく移り変わりますが、やっぱり受け入れられない言葉はあるもの。今回は、どうしてもモヤモヤしてしまう...
「生理痛で婦人科に行くなんて大げさ」は間違い。月経不調の陰に潜む病気のリスク【専門医監修】
「月経前や月経中の腹痛がひどい」「頭痛や気持ちがわるくなったりする」「イライラが止まらない」…そんな月経にまつわる不調を...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第103回「みんなで百物語ニャーン!」
【連載第103回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「鎌(カマ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
40代、気づいたらぼっち…まぁ、仕方がない3つの理由と“新しいつながり”の見つけ方
 40代を過ぎてから「友達が減った」と感じていませんか? 学生時代に親友と呼べるほど仲の良かった友達でも、気がつけば年賀...
メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談
 いろんな意味で話題の「メン地下(=メンズ地下アイドル)」は、激しいハマり方をする女性ファンが多いことでも有名です。 ...
義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE
 私の友人ユリ(30歳・事務職)が結婚して半年。幸せいっぱいの新婚生活を想像していた彼女を待っていたのは、思わぬ“監視網...