「お受験したい」6歳娘の言葉にアタフタ。“公立で十分”は親の勝手な思い込みですか?

しろいしろ
更新日:2025-11-20 11:45
投稿日:2025-11-20 11:45

6歳の娘、突然のお受験宣言

 それは、現・小学1年生である我が娘・ミオリ(みーちゃん)が保育園年長の夏であった。彼女は突然、母である私にたずねてきた。

「ねえママ、みーちゃんは、小学校に上がったらどんなせいふくを着るの?」

 ミオリは近所にある公立の小学校に上がることが決まっていた。公立でも制服がある地域・学校もあるらしいが、私が住んでいるのは神奈川なのでもちろん、制服はない。

 どうやら、ミオリが通う幼児教室の同級生が私立の小学校をお受験する予定であり、その話を上澄みだけすくって「小学校になったらかわいいせいふくを着て学校に行く」と思い込んでいたらしい。彼女が好きな『SPY×FAMILY』のアーニャが通う名門校・イーデン校のことも頭にあったようだ。

【関連記事】お受験界隈が「神回」と絶賛。藤本美貴、澤部ら芸能人はなぜ私立を目指す?『しくじり先生』で語られた“二世”息子の壮絶エピソード

「それは試験を受けて入る高級なおりこうさんの小学校。あなたは制服のない普通の小学校に行く予定だよ」

 ということを説明するも、彼女は目を輝かせた。

「じゃあ、みーちゃんも試験うけて高級なおりこうさん学校いくよ」

 あまりにも急なことで戸惑い、申込は終了したということにしてことなきを得た。それ以来、「おりこうさん小学校に行きたい」などという言葉は彼女の口から出なくなった。まぁ、単なる子供の思いつきで、確固たる意志があった、というわけでもなかっただろう。

 しかしながら、私の中でモヤモヤが残った。

娘の夢をひとつ潰してしまった?

 地方の一般家庭出身の私には、子どもを私立小学校に、という発想が一切なかった。それは、自分が公立小ルートを不自由なく辿ってきたから。

「高額な出費をしてまで、まだ幼い子をラッシュの電車に乗ってまで行かせるなんて信じられない」と、私立小学校を否定的に思っているところもあった。夫も地方公立ルートを辿ってきているので、夫婦ともに確認しあわずとも一致している意見だ。

 だけどミオリが実は、あの小さい頭の中で「私立小学校に行きたい」と本気で願っていたとしたら――? 娘に対し、「申し訳ない」と思ってしまった。

 いまさら小学校受験対策教室に通うなんてできないし、金銭的な余裕もない。家柄に格も品もない。だが、親の一存で、彼女の夢をひとつ潰してしまったような気がしてならなかった。

しろいしろ
記事一覧
地方出身。公立中→高校受験でN大付属校から内部進学でそのままN大へ。現在フリーライター。神奈川・湘南地区在住。現在公立小一年生のひとり娘・ミオリの中学受験を検討中。夫も地方出身で、公立高校→私立工業系大学卒のサラリーマン。

ライフスタイル 新着一覧


自慢したい可愛さ♡ 透明バックから“たまたま”がコンニチハ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
寒いけど乾燥&電気代が…!寝る時の“暖房問題”解決のヒント
 寒い季節になると、寝る時に暖房で部屋を暖めておきたいですよね。でも、暖房の使い方を間違えると乾燥して喉が痛くなって、体...
旅先の古びた店には先客がいたようで 2023.2.2(木)
 旅先の古びた店に入ってみようか考えた時、さっと風が吹き、誰かが先に入っていったような気がした。  怖い話じゃない...
ダメー!!まだイケる!「弱ったシクラメン」復活させたい問題
 新しく年を迎えて早いもので1カ月。全身完全防寒スタイルで毎日寒さと闘っているお花屋さんの「冬仕事」も、全身に毛布をまと...
大切な人が今日も無事に帰ってきますように 2023.2.1(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ポンコツな自分に喝! つらーい「休みボケ」の原因と解消法
 年末年始が繁忙期という職種の方は、そろそろ遅めの冬休みでしょうか。仕事や家事に追われた後のお休みは、嬉しさもひとしお。...
実母だからこそイライラする!ストレス4大原因とその処方箋
 何歳になっても実母は頼りになる存在ですが、血が繋がっているからこそ言いたいことを言い過ぎてぶつかってしまうこともあるよ...
蛇口から地酒…駅ナカに酒好きの天国あった 2023.1.31(火)
 蛇口をひねるとうどん出汁が出るという香川県、みかんジュースが出るという愛媛県に続き、新たな夢が実現しました。茨城県の水...
信号で立ち止まったから見えた景色 2023.1.30(月)
 信号で立ち止まったから見えた景色が、肩の力を抜いてくれる時ってあるな。  見慣れた姿とは違う、向こうの世界からこ...
透明ボウルにすっぽり! かわいい“たまたま”が見えてますよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
買い物が楽しくなくなった…理由8つ&注意した方がいい兆候
 買い物は女性が大好きなことのひとつ。欲しいものを手に入れることが、ストレス発散や気分転換になっている人は多いでしょう。...
「いつか」じゃなくて「きょう」行こう 2023.1.29(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
【3COINS】靴下の片方がなくなる問題を解決 2022.1.28(土)
 一緒に洗濯したはずなのに、片方の靴下がなくなった! なんて経験は、ありませんか? 片方だけ行方不明になると、履きたい時...
夜道の一人歩きでちょっとした出会い 2023.1.27(金)
 夜更けの道を歩いていたら、ふと視線を感じた。  おーい、君。そんなところにいたら危ないよ? と呟いたら、 ...
職場の年下社員がイヤ!苦手に感じる心理とうまく付き合う法
 職場の悩みで多いのが、人間関係のストレス。特に、年下社員を苦手と感じている30代や40代が少なくありません。  年齢...
一瞬で大粒の涙も乾く!傷つけられた時に使える即効回復呪文
「マスク美人」なんて言葉がありますが、みなさんは誰かに言われたことがありますか? というか、マスクに限らず、人からいきな...