神田沙也加さんの命日前にホストデビュー報告…元恋人・前山剛久の"売名利用"疑惑と芸能界への未練

更新日:2025-12-15 17:03
投稿日:2025-12-15 17:00

 女優の神田沙也加さん(享年35)が2021年12月18日に急逝し、間もなく4回目の命日を迎える。今年10月1日には神田さんの公式Ⅹに39歳の誕生日を祝う投稿が殺到し、今でも多くのファンに愛されていることが話題になったが、その神田さんを利用するかのような元カレの言動が批判を浴びている。

 かつて真剣交際を公表していた元俳優の前山剛久(34)だ。12月11日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、メンズラウンジ勤務を報告。動画ではラメの入ったスーツ姿で夜の街を歩き、メンズラウンジ「センチュリー六本木」で勤務することを明かした。前山は「真叶(まなと)です。宜しくお願いします」と源氏名でコメントを寄せている。

 舞台俳優として活動していた前山は、2022年6月に芸能界を引退。24年8月に「週刊女性」のインタビューに登場し、復帰を宣言していた。

「沙也加さんが亡くなった際、彼女を罵倒する一部音声や二股疑惑が報じられました。前山さん自身、2人の間にいさかいが絶えなかったことを認めています。先のインタビューでは『せめて墓前で手を合わせたい』とも語っていましたが、沙也加さんのご両親である神田正輝さん、松田聖子さんから面会を拒否され、みそぎが済んでいない状況。世間はお2人が憔悴した姿を見ていますから、無神経な態度に批判が殺到しました」(スポーツ紙芸能担当記者)

■芸能界の再引退を示唆も……

 24年10月には、前山は自身のTikTokとYouTubeのアカウントを新設。「お芝居を配信していきます」と自己紹介を添えていたが、実際配信したのは「不倫され男」と題した不謹慎な動画などで炎上騒ぎに。その後、24年11月に東京・シアターサンモールで出演予定だった舞台「ある日の通り雨と共に」の公演は上演自体が中止になった。直後には芸能界の再引退を示唆していたが、今回のホスト転身は、芸能界への未練を断ち切ったということなのか。

「芸能界は諦めてはいないでしょう。一度引退し、復帰を目指す間に夜職に就く有名人は少なくない。ホストで売れたらネット配信番組などで取り上げられるケースもある。前山さんは、昨年11月限りでの再引退を示唆しながら、昨年12月29日には自身のインスタで、月額1080円のファンクラブを設立したことを発表しています。現在も会員募集中で、特別会員限定と書かれたブログも頻繁に公開。悪質なのは、昨年も沙也加さんの命日から11日後、今回も命日直前のラウンジ勤務報告とファンが"あの日"を思い出し、心を痛めるタイミングを図ったかのような活動報告です。話題になるのを分かってやっているのではないかと、関係者からも怒りの声が上がっている」(女性誌ライター)

 前山は沙也加さんが亡くなった直後、発表した追悼コメントで「将来を見据えたお話もさせていただいておりました」とも報告。当時、"売名コメント"とも批判を受けたが、本質は変わっていないように見受けられる。

 芸能界復帰は“いばらの道”だろう。

  ◇  ◇  ◇

 昨年レギュラー番組を降板した神田正輝さんの現在は? 関連記事【こちらも読む】「朝だ!生です旅サラダ」司会27年半ついに降板…神田正輝が描く引退後の“終活”プラン…もあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


押しかけ暴走気味の愛助(水上恒司)とスズ子の恋もいよいよ
 神戸への巡業の帰り、スズ子(趣里)は久しぶりにはな湯を訪ねる。懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をする。...
桧山珠美 2023-12-13 14:25 エンタメ
水上恒司君臨!デビュー作「中学聖日記」から5年経っても年上好き♡
 昭和18年、アメリカとの戦争に終わりが見えない中、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。  スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-11 15:50 エンタメ
松下洸平は“最弱の目力”が魅力!ネトラレ役が似合う、時代が生んだスター
 松下洸平(36)の主成分は優しさです。現在、出演しているドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)を見ていてしみじみそ...
茨田りつ子がまさかの前座!? 「大空の弟」を歌いこなす趣里の表現力
 羽鳥善一(草彅剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-07 14:30 エンタメ
「大空の弟」は聞き物、りつ子“むっつり顔”のチラシにNHKの芸の細かさ
 弟が戦死してスズ子(趣里)が落ち込んでいるのではないかと心配した羽鳥善一(草彅剛)は、食事でもしようとスズ子を自宅に誘...
桧山珠美 2023-12-06 15:20 エンタメ
「一、二、三、四、五」揃った楽団員名、余計に六郎の不在が際立つ
 役場の職員が梅吉(柳葉敏郎)の元を訪れて届けた報せには、六郎(黒崎煌代)が戦死したと記載されていた。  しばらく...
桧山珠美 2023-12-05 14:00 エンタメ
松嶋菜々子の誇らしげな語りに納得…イケオジ反町隆史を保持するお手柄感
「男の美しさは、肌に出る。」――資生堂「SHISEIDO MEN」のCMに出演する松嶋菜々子&反町隆史夫妻が話題です。 ...
櫻坂46異例の韓国人気賞1位!紅白復活&史上最多動員、大逆転なぜ起きた
 櫻坂46が11月25日および26日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで「3rd YEAR ANNIVERSARY LIV...
こじらぶ 2023-12-02 06:00 エンタメ
歌わない福来スズ子はただの人…からの脱却!らしさ炸裂のパクった楽団名
 楽団が解散して数週間、スズ子(趣里)は何をするでもなく日がな一日を過ごしていた。そんな時、スズ子は大阪に戻ってこないか...
桧山珠美 2023-12-01 14:00 エンタメ
茨田りつ子の覚悟、ラスト3分の急展開!弟子入り志願者の名に一抹の不安
 警察から解放されたスズ子(趣里)は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。  警察署で自身...
桧山珠美 2023-11-28 15:27 エンタメ
日中戦争の影響じわり、スズ子が「カカシみたいなワテ」になった
 スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で一緒に暮らし始めて1年、梅吉は何をするわけでもなく酒を飲むだけの毎日を過ごして...
桧山珠美 2023-11-27 15:10 エンタメ
羽生結弦を癒すのはプーさん…自由に恋愛もできないなんて気の毒過ぎる
 羽生結弦にはまったく驚かされてばかりです。  今年、8月4日に電撃婚を発表したときも、ビックリでしたが、そのわず...
地殻変動!下剋上球児、うちの弁護士…視聴率では見えないバズり作品は
 シリーズものを除いた主要民放プライム帯ドラマ全12作の全話平均視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯=以...
こじらぶ 2023-11-25 06:00 エンタメ
ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかに…上方新喜劇ばりの人情劇がグー
 ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。  ...
桧山珠美 2023-11-24 16:11 エンタメ
母ツヤ(水川あさみ)笑顔の最期、「ナレ死」に救われた
 大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(...
桧山珠美 2023-11-23 16:05 エンタメ
六郎役・黒崎煌代の将来性、母ツヤとやり取りに泣けて泣けて笑える
 六郎(黒崎煌代)の出征の日がせまり、六郎は頭を丸め恥ずかしそうにしている。相変わらず体調が悪いツヤ(水川あさみ)は専門...
桧山珠美 2023-11-21 17:30 エンタメ