「俺を花束にしてください」奇妙な依頼に困惑。身体が不自由な友人のため…青年の策が起こした“奇跡”

斑目茂美 開運花師
更新日:2026-01-16 08:00
投稿日:2026-01-16 08:00

素直な青年に素敵な奇跡を

「笑ってくれました! スゲー笑ってくれた!」

 程なくして、Aさんたち御一行は、わざわざ店に立ち寄ってくれました。

「病院に入った途端、看護婦さんたちも大爆笑してくれて、病院中みんな笑ってくれました!」

 クチャクチャに崩れた全身花束の男は、笑いながらそう報告してくれました。そして、その眼には涙が。

 友を思う心優しく素直なこの青年に、どうか幸せな奇跡が訪れてくれるよう、ワタクシは祈ってやまないのでございます。

「花」は「励まし」

 今、多くの病院が、生花の持ち込みを禁止しております。

 生花を持ち込めない理由は様々ですが、花という色のない病室はひどく殺風景で無機質に感じます

「花」は「励まし」。かつて病院にお見舞いに花を持って訪れた人たちが花に込めた思いは、おそらくそんな気持ちだったのではないでしょうか。

 身体の自由を奪われてしまったAさんの友人が、無機質な病室に突然現れた花束に変身したAさんを、時々思い出してくれたらいいな。

 突然の不幸に見舞われた友を励ますため、Aさんたちが心で泣きながらも、明るくおどけたことを、美しい花と色で思い出して元気に笑ってくれたらいいな。

 そしてAさんたちがちゃんとしっかり前を向けますように。

 お花屋のオバちゃんは遠いお空の向こうでお祈りしておりますよ。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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