夫はア然呆然…鬼嫁が平然と放った“理不尽すぎる言い草”3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-30 06:55
投稿日:2019-09-30 06:55
 鬼嫁と言われてしまう女性は、夫に対して、理不尽すぎる言葉を発する場合も少なくないようです。
納得できない暴言を浴びせられた夫は、呆然……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな鬼嫁たちの自分勝手すぎる言い草を3選ご紹介します。

1:「私のほうが、通勤時間が長いから…」

「離婚した元嫁は、とにかく身勝手な話が多い人でした。

 ことお金に関してセコイというか、理不尽な言い訳をしては、好きに使いたがる人で…。

 当時、生活費は元妻が管理していたのですが、彼女の収入は僕の半分くらいなのに、やたらゲームだの洋服だのに散財するので、文句を言ったんです。

 すると『いや、私のほうが通勤時間が長いから、1日のうちで仕事にとられる時間はあなたより長い。でも通勤時間分は給料が出ないから、仕方なく家計費を使う割合で折り合いをつけている』ってイミフな理屈が返ってきました。

 最初は意味がわからなかったんだけど、どうやら家を出てから帰宅するまでの時間は“仕事”だから、家計への貢献度はそれで決まり、だから生活費を自由に使える割合も自分のほうが多いというメチャクチャな話でした。

 万事、こんな感じで屁理屈ばかり言う女だったので、本当にイライラさせられっぱなしでしたね…」(41歳男性/IT)

 自分勝手に振る舞うために、屁理屈を使おうとする女性は、男性をウンザリさせがち。当人は「うまく誤魔化した」つもりでも、夫のイラつきを募らせれば、最終的には離婚となっても無理はないでしょう…。

2:「自分の親も他人みたいなものだから…」

「元妻は、入籍した途端に俺の母親を毛嫌いし、とにかく顔を合わせないようにしたがるうえに、自宅に入れないよう要求してきました。

 なので、母が上京してもホテルに泊まらされて、当時は本当にかわいそうだった。

 ある日、俺の堪忍袋の緒が切れて、そんな元妻に苦言を呈したんですが『あなたの母親だから避けるわけじゃない。私は人見知りだし、家に他人が入るのが無理なだけ。だから友達も呼ばないし、自分の親だって、家には入れてないでしょ? 自分の親も、私から見れば他人みたいなものだから』と、メチャクチャな理屈で返されました。

 自分の親を家に入れないのは勝手だけど、問題はそこじゃないし、あまりにも屁理屈だと呆れましたね…」(39歳男性/サービス)

 問題をすり替えたり、都合のいい話にしたりするのは、鬼嫁の常套手段?

 本人は正しい理屈のつもりでも、道理が通らない話だってありますよね。

3:「私の猫がいないのはおかしい」

「結婚して4年で離婚した元嫁は、自分がやりたいことには屁理屈ばかりこねる女で、本当にウンザリでした。

 僕はもともと独身の頃から猫を飼っていたんですが、ある時に元嫁が『あなたの猫がいて、私の猫がいないのはおかしい。だから、私にも猫を飼ってくれ』って言うんです。

 まぁ理屈は変だけど、猫がもう一匹増えるのはウェルカムだったし、それでヒステリックな元嫁の精神が安定するなら…って思ったので『じゃ飼おうか』って快諾したんですね。

 すると、やれ『今の猫より、高級な猫がいい』だの、地方にある『どこそこのブリーダーに行きたいから連れてけ』だのって、言いたい放題。

 しまいには『これまであなたの猫を面倒見たお礼として、あなたが私の猫を買え』って言い出しました。

 当時、共働きで夫婦別財布にしていたんですが、猫を飼うためのお金を全部僕に出させたうえに、実際に猫がきたら先住猫の世話をしなくなり、もうメチャクチャ。

 もともとウンザリしていたのもありましたけど、その出来事から半年もせずに、離婚に踏み切りました。猫代が、手切れ金みたいになりましたね(苦笑)」(42歳男性/SE)

 結婚してから夫婦で飼っているペットに「どっちの猫」もない気がしますが、鬼嫁だけに、そこにこだわり、自分の意のままに操れるペットが欲しくなっちゃったのでしょうか。

 なんとも不可解な理屈で、自分の欲求を通す鬼嫁もいるみたいですね。

まとめ

 理不尽な主張でも、夫が思い通りに動いてくれれば、鬼嫁としては作戦成功なのでしょう。

 しかし、そんな屁理屈が一生通るわけでもなく、そのうちに夫の堪忍袋の緒が切れても因果応報ですね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


うちの奥さんピアスしないからって何? 不倫をやめるきっかけLINE3選
 不倫に溺れると、確率は低いと分かっていても「いつかは私が彼の妻に……」とどこかで期待してしまいますよね。でも、明るい未...
恋バナ調査隊 2023-08-27 06:00 ラブ
婚約破棄、自己犠牲、嫉妬…「恋愛に燃え尽きた」心を立て直す3つの方法
 仕事や恋愛に対して、ある日突然プツンと心の糸が切れてしまう「燃え尽き症候群」をご存知ですか? 今回は恋愛で燃え尽きてし...
恋バナ調査隊 2023-08-27 06:00 ラブ
犬を飼うと結婚できない説は古い 視野を広くし良縁を手繰り寄せる!
 独身生活をしていると、寂しさが身に沁みる夜だってあります。孤独な心を癒すために「犬を飼いたい!」「でも、犬を飼うと結婚...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
たった一度のデートでも蛙化現象? 女性が冷めるポイントと対処法3選
 せっかくデートまで漕ぎ付けたのに、「こんな人だったなんて……」と気持ちが冷めてしまうことがあります。「こんなことで冷め...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
「コロナ前の“俺スタイル”だけど?」口うるさい妻との不仲に達観する男
「冷酷と激情のあいだvol.157〜女性編〜」では、夫・ジュンジさん(41歳・仮名)の金遣いに悩む啓子さん(39歳・仮名...
並木まき 2023-08-26 06:00 ラブ
飲み代だけで月4万円! 赤字なのに危機感がなさすぎる夫に震える39歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-26 06:00 ラブ
「今のおまえ20点」何様ですか?妻が震えるモラハラ夫の非情LINE3選
 結婚するまでは優しかった夫がモラハラ夫へと変貌したら、あなたはどこまで耐えられるでしょうか? モラハラ夫は一緒にいると...
恋バナ調査隊 2023-08-26 06:00 ラブ
1人で悩まないで!頼ってみてほしいセックスレス4つの相談先
 夫婦の悩みの中でも、1人で抱え込んでしまいやすいのが「セックスレス」についてです。  特に女性の場合は妊娠適齢期があ...
恋バナ調査隊 2023-08-25 06:00 ラブ
「髪型似合ってるね」ザ・褒め殺し!女を惑わせるあざとい男の特徴6つ
 たくさんの女性を引きつけて虜にしてしまうあざとい男、周りに1人や2人はいますよね。女性の心を掴んで離さないあざとい男性...
恋バナ調査隊 2023-08-24 06:00 ラブ
愛しさよりうざいが優勢! 俺中心の「かまってちゃん夫」撃退テク3つ
 男性の中には、いつでも自分に注目してほしい「かまってちゃん」な人がいますよね。特にかまってちゃん言動が顕著になるのは、...
恋バナ調査隊 2023-08-24 06:00 ラブ
「長期的なガチ恋愛」を求めている男性と付き合う可能性を上げるテク
 気になる人ができた場合、恋愛上級者でない限り、何も考えずに行動すると失敗することが多いですよね。  せっかく好き...
若林杏樹 2023-08-23 06:00 ラブ
共働きなのに何で私担当!? 家庭で妻が我慢している4つの不満
 近年では、「男は稼ぎに出るから、女は家を守れ!」なんていうタイプの男性は少なくなりましたよね。実際に、男性側が育休を取...
恋バナ調査隊 2023-08-23 06:00 ラブ
セックスレス9年目、ChatGPTに相談したら6つのへぇ~な提案がきた
 最近話題のChatGPT。米OpenAI社が2022年にリリースしたテキスト生成AIのサービスです。  皆さんは...
豆木メイ 2023-08-22 06:00 ラブ
結婚どころか彼氏がいないのなぜ 30代独身女4つの特徴、足りないのは?
 30代も半ばに差し掛かったのに、結婚どころか彼氏すらできない……と焦っている女性も多いのでは? 今回は、30代になって...
恋バナ調査隊 2023-08-22 06:00 ラブ
お化け屋敷から1人で逃亡! 怖がり夫たちの驚愕エピソード集
 怖がりといえば、女性に多いイメージがありますよね。でも、意外と男性でも怖がりな人は多いものです。今回は、同じ怖がりでも...
恋バナ調査隊 2023-08-22 06:00 ラブ
意外にも結婚生活が幸せすぎる! 憧れの円満エピソードから学ぶ共通点
 婚姻率が下がりっぱなしだとか晩婚化だとか言われますが、愛する人と生きる日常ってやっぱり尊い! 今回は読むだけで幸せ夫婦...
恋バナ調査隊 2023-08-21 06:00 ラブ