ラブラブからの婚約破棄! 子供が欲しい男vs産みたくない女

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2019-10-08 06:00
投稿日:2019-10-08 06:00
「恋愛と結婚は別モノ」とはよく言われることですが、その理由は種々様々にあるようです。今回は、相性ピッタリでお似合いカップルだと評判だった2人が、めでたく婚約するも突如破談になってしまったという、実に残念な #ザン恋 エピソードをご紹介します。

お似合いな美男美女カップル誕生

 ある日、ITベンチャー会社を経営する旬介(29歳・仮名)が経営者仲間の男友達と飲んでいる時に、その友達が呼んで来てくれた女性陣の中に、モデルの仕事をしている理子(33歳・仮名)がいました。

 旬介はイケメンだし服装もおしゃれで、さらには若くして経営者でもあることから正直モテる人。ただ、そろそろ結婚も視野に入れて、ちゃんと彼女を作りたいと思っていたところでした。一方の理子も、そのビジュアルから日常的にモテてはいましたが、年齢的に「次に付き合う人とは結婚したい」と考えていました。

 2人は出会った瞬間から、話のテンポや食べ物の趣味が合うし、結婚への価値観やタイミングも合うので、運命を感じていたようです。すぐに交際することになりました。

結婚式場探しまでしていたのに……

 付き合ってから1年後には自然と結婚する流れになっていた2人は、交際3か月後から一緒に住み始め、半年後には両家の親にも挨拶を済ませ、結婚式場見学にもちょこちょこ行ってみては、結婚へのムードがどんどん高まっていました。

 まさにラブラブ状態の2人は、周りの友達からも公認のカップル! 誰もが「この2人は間違いなく結婚するだろう」と思われていましたね。ところが、意外なところで2人の意見がぶつかり合うことになったのです。

結婚後、子供は生むのか問題に直面

 それは、何気なく話題に上がった“子供”についての話でした。旬介は「結婚したら子供が欲しい」と、当たり前のように思っていました。むしろ、子供が大好きな旬介は「子供が欲しいから結婚する」と言っても過言ではないくらいの気持ちです。

 しかし理子は、「結婚しても仕事を続けたい」という思いが強く、妊娠出産で体型が崩れることや、仕事がなくなることをとても恐れていました。また旬介より年上の理子は、「自分が今33歳だから、結婚式をするのが34歳で、35歳に妊娠したとしたら36歳で出産か……高齢出産になるからリスクもあるのかも」などとシュミレーションをよくするようになり、次第に「子供は産みたくない」という結論に達していたのです。

 子供についての話は、どんなに夜通し2人で話し合っても、意見は一致しませんでした。それでも旬介は理子のことが好きだったので、どうにか結婚して一緒に家庭を築きたいと思っていましたが……。

 最終的に、理子から「私たち、結婚観が合わないね」とフラれてしまい、婚約は破談となってしまったのです。旬介はショックのあまり、生まれて初めて声を出して泣いてしまったのだそう……。でも、結婚してから子供を産む産まないの話で揉めるより、結婚前に話の決着がついて、良かったんではないかと筆者は思います。何より子供は授かり物ですしね。

【今日の一言メモ】重要なことは婚約前に話しておくべし!

 また次回の #ザン恋 もお楽しみに!

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


40歳で人生と男女の仲を悟った男、恋人を抱けなくなった意外な理由
「冷酷と激情のあいだvol.174〜女性編〜」では、円満な関係ながらも半年以上にわたり夜の生活が最後まで進まない恋人・ユ...
並木まき 2023-12-23 06:00 ラブ
おやすみのキスはある。でも最後までできない恋人に不完全燃焼な36歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-23 06:00 ラブ
治らない? 浮気癖のある夫の共通点3つ、その妻が幸せになるための選択肢
 夫の浮気や不倫癖に悩む女性は多いようです。芸能人でも、ミュージシャンの降谷建志さんとタレントのMEGUMIさん夫婦に関...
恋バナ調査隊 2023-12-23 06:00 ラブ
40代人妻探偵のキケンな性欲…不妊治療がきっかけで夫以外の男と #1
 現在、子供が欲しくて「不妊治療」をしている夫婦は、10組に1組とも、5組に1組とも言われている。  今回取材に応...
蒼井凜花 2024-01-03 11:03 ラブ
うちの旦那、いい人ではあるけどね。物足りない夫の特徴と妻ができること
 夫に対して「すごくいい人なんだけど、なんか物足りない」と感じる妻は多いようです。はたから見れば幸せな悩みのように感じま...
恋バナ調査隊 2023-12-22 06:00 ラブ
「起業するからお金を貸して」と彼に言われたらどうする?
 ある日突然「起業する」と宣言した彼。なにやらいろいろ準備を頑張ってる様子です。 「起業資金が足りないので支援してほし...
内藤みか 2023-12-21 06:00 ラブ
上原多香子も?「不倫クセ」がある人のヤバすぎる6つの特徴
 1度目の結婚時に阿部力さんとの不倫騒動があった上原多香子さん。2度目の結婚中である今も、新たに年下男性との不倫が報道さ...
恋バナ調査隊 2023-12-21 06:00 ラブ
彼氏にすると地獄!パートナーに選ばない方がいい男性の特徴
「なんでこんな人と付き合ってしまったのか…」  そんな後悔をした経験はありませんか?  恋愛は、時に楽しく...
若林杏樹 2023-12-20 06:00 ラブ
寝ても覚めてもX漬け…スマホを抱えた「SNS依存症気味の夫」どうする
 仕事から帰ってきて寝るまで、ろくに会話もせずにずっとSNSを覗いている夫…。こちらは、家事や育児に大忙しなのにイライラ...
恋バナ調査隊 2023-12-20 06:00 ラブ
これってDVなのでは?レス妻が夫にセックスを強要しないワケ
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私自身、夫が行為を拒...
豆木メイ 2023-12-19 06:00 ラブ
貴女に合う年末年始の幸運下着色&香り術は?フェロモンジャッジで解説
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-12-19 06:00 ラブ
なぜ妻を女として見れないの? 夫の目線で考えた3つの理由
 恋愛中は、あんなにお互いときめいていたのに、「まったく夫を男として見られない」と思う女性は多いですよね。でも実は、男性...
恋バナ調査隊 2023-12-19 06:00 ラブ
友達の紹介で恋愛を成功させるのに必要な事前情報&厄介な断り方のコツ
 恋人がほしい時、結婚相談所やマッチングアプリを使うのもいいですが、一番信頼できるのは「友達の紹介」です。両者をよく知っ...
恋バナ調査隊 2023-12-18 06:00 ラブ
夫婦の無言は終わりの始まり?会話がなくても長続きする男女の共通点4つ
 会話がない夫婦と聞くと「冷め切っている」「きっと離婚する」など、ネガティブなイメージを連想しますよね。でも実は、会話が...
恋バナ調査隊 2023-12-18 06:00 ラブ
俺いるのに男と飲み会ってどの口が言う!不倫相手との不毛喧嘩LINE3選
「不倫」と聞くと、陰でこそこそイチャイチャしているイメージを抱く人も多いと思いますが、実際には喧嘩も少なくないようです。...
恋バナ調査隊 2023-12-17 06:00 ラブ
「パー活」って何?40代にぴったりな理由&3つの成功術、婚活との違い
 40代の未婚女性は、自由な時間を謳歌している反面、ふとさみしい気持ちに陥ることもありますよね。ひとりぼっちの将来を想像...
恋バナ調査隊 2023-12-17 06:00 ラブ