更新日:2019-11-17 12:04
投稿日:2019-10-20 06:00
夫を失ってから気づく“超年の差婚”のリスクとは……
ただし年齢がはなれている以上、別れのときは早く訪れます。それでも多少の遺産があれば、残された妻が急に生活苦に陥ることもないし、高齢になる前に再婚や就職についてじっくり考える時間があります。同じ年代同士で結婚するパターンとくらべて、悲惨な老後になりにくいと言えるかも知れません。ところが、一人になった途端にお金のことで不安な思いや苦労をするケースがあるのです。
夫が急死! 葬儀費用が下ろせない!?
A子さん(40歳)の夫(65歳)は結婚7年目に急病で死亡しました。小さな会社とはいえ経営者だった夫の葬儀は家族葬というわけにはいかず、取引先の花輪がならぶ立派な一般葬を行うことになりました。あとから香典が入ってくるとはいえ、葬儀費用の見積もりは僧侶へのお礼や戒名代までふくめると400万円近くに。最期の別れに目を泣きはらしたまま、A子さんは夫が入院した病院の支払い、葬儀会社との打ち合わせ、費用の準備にと走り回りました。
まとまった現金を手元に準備しておこうと、印鑑・通帳を持って銀行に行ったA子さんは、窓口で「出金には応じられない」と言われてしまいます。ふだんは夫の代わりに出金や振込に行っている銀行です。A子さんが妻であることは窓口の行員も知っているのに、「お気の毒ですが、規則でできません」の一点張り。人が死亡した場合、遺産相続までのあいだ資産は凍結すると法律で決まっているためです。窓口で「夫が急死したので…」とA子さんが話したため、銀行はそれを聞いた時点で即時に口座を凍結しなくてはならない決まりなのです。
仕方なくA子さんは自分のおこづかい用の口座から50万円をおろし、行員たちの同情の視線に見送られながら銀行を後にしました。財政をにぎっていた夫の急死によるアクシデント、次回に続きます。
ラブ 新着一覧
年下の彼といい感じになっているのに、なかなか告白してくれない……。そんな悩みを抱えている人は多いようです。でも年上女性...
自分は相手のことを好きなのに、「俺らって合わないよね……」なんて言われたらショックですよね。相手の気持ちが冷めたと思う...
ブサメン男性に告白されたとき、「顔がちょっと……」と断ってしまう女性は多いようです。でも、ちょっと待ってください。実は...
ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。私は大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻...
tumugi・ひでまる
2022-06-12 16:36 ラブ
大好きな彼とデートの日。致命的なミスをして彼にドン引きされた経験はありませんか? 女性からしたら普段何気なくしている...
元彼から連絡が来たーー。そんな時はどう対処しようか考える前に「なぜ連絡をしてきたのか?」と、理由を探ることが大切です。...
幸せな結婚をしたはずなのに、気づいたら夫に浮気をされる「サレ妻」になっていた……。
そんな悲しい思いをしている女性...
付き合いはじめた彼氏のだらしない部分を見て、イライラした経験がある人も多いのではないでしょうか。でも、会うたびにだらし...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.92〜女性編〜」では、夫であるヒロシさんからの束縛が強くなってきていることに苦しむ妻・麻子さ...
世の中には、まるで悟りを開いたかのように優しい彼氏が存在します。彼女のわがままでさえ、すべて優しく受け止める彼氏の器の...
気になる人ができると、彼にとって自分が脈ありなのかどうか気になるもの。なかには脈なしだと感じてしまい、告白する前に恋を...
容姿端麗で経済力もあり、家柄も申し分なしのハイスペ男子。どうせなら、そんな人と恋愛したい!と思う女性は多いのではないで...
お子さんがいるにもかかわらず家を飛び出し、他の男性と生きていくことを選ぶ女性が時々います。芸能人や有名人にもそうした女...
結婚前は2人でいちゃいちゃする時間もあったのに、結婚してから夜の生活がまったくなくなってしまう夫婦はとても多いようです...
見た目がすべてとは言いませんが、やはり彼氏がイケメンだと人に自慢したくなるものですよね。そんな世のイケメン男性たちは、...