楽しく健康に! 老後に趣味を持つメリット4つ&おすすめ趣味

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-30 06:00
投稿日:2019-10-30 06:00

今から始めてもOK! 老後になってもできるおすすめの趣味

 趣味を始めるにあたって、「時間が取れる老後からにしたい」と考える人もいるでしょう。しかし、趣味は若い今のうちから始めても困ることはありません。そこで、老後まで楽しむことができる趣味をまとめてみました。

釣り

 筆者は幼い頃から釣りを趣味とし、母になった今でも子どもを連れて釣りに出かけます。そこでよく、高齢者の方に話しかけてもらいます。釣りは簡単そうに見えて、さまざまなことを考える必要があります。それに激しい動きを伴いません。

 釣り針に餌をつけたりと手先の器用さも求められ、手指の運動になります。それに、釣りをした後には低カロリーで栄養を多く含む魚を食べることもできます。また、釣りをしながら日光に当たることで骨を強くすることにも繋がるのです。

ランニング

 ランニングは、さまざまな生活習慣病を予防すると言われています。足腰に筋肉をつけることで、高齢者になっても転倒することのない強い下半身を手に入れることができます。また、一人で思い立った時にできるのも続けやすいポイントでしょう。それに、足の筋肉は全身でも一番大きい筋肉です。この筋肉を鍛えることで代謝が良くなりますし、断続的な運動により心臓も強くなります。

ボランティア

 誰かと話したり人の役に立つことが好きな人は、ボランティアもおすすめです。「子どもが自立して寂しさを感じている」という女性ほど、ボランティアが向いています。誰かに尽くしてお礼を言われることに、生きがいを感じることができるのです。また地位が高い役職に就いていた男性も、人をまとめたり感謝されたりすることで社会性を満たすことができるでしょう。

武道

 筆者も弓道をやっていたことがありますが、周りはほぼ高齢者でした。弓道は武道の中でも、胸の筋肉や上腕二頭筋をよく使います。正しい姿勢を求められるため、背中が曲がっている人もいませんでした。高齢男性の見事な二の腕と胸板には思わずウットリしてしまうほど。

 武道の種類によっても変わってきますが、激しく運動をすることなくトレーニングできるものもあります。また、日本人ならではの礼儀を学ぶこともでき、段位の習得などの目標も生まれやすいです。

ヨガ

 意外にも高齢者の割合が多いのが、ヨガ。「ストレッチのように体が伸びる感覚が好き」と話す高齢者も多くいます。ヨガ教室によっては時間を拘束されないのもポイントが高いのだそう。

 筆者の友人に、「今日は朝ヨガに行ってきたわ」と話す高齢女性がいますが、この女性の肌の綺麗さとグラマラスなボディにはいつも驚かされます。美意識を持ち続けることが、この女性の生きがいなのだそうです。

高齢者になっても趣味で人生を楽しんで

 高齢者になっても人生を楽しむためには、趣味がポイントになります。しかし、これは高齢者に限ったことではありません。休日にお昼まで寝て夕方に飲みに出かけるという働き盛りの皆さんにも、趣味を持つことをぜひおすすめしたいです。

 早めに、人生の中で長く楽しめる趣味を見つけられるといいですね。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


改めてリスキリングって何? 話題の理由&40代女性におすすめ分野
 AIの発達でどんどん人間の仕事が減っていく中、40代女性の間で「リスキリング」が話題になっています。とはいえ、まだリス...
新居の洗面台が1年でボロボロに…見積もり金額が!2023.8.5(土)
 昨年の夏に新居が完成した我が家、たった1年で洗面台の「ある部分」がボロボロになってしまいました。そして、その部分を交換...
人生が入り混じる乱反射の中の生活 2023.8.4(金)
 何のつながりもない人々が一瞬だけ交錯した瞬間。  エスカレーターは無情にも君を連れ去っていく。  追いかけ...
「女同士のイベント参加」は要注意 事前に確認すべき“相手の目的”
 夏も盛りになってきましたが、みなさん何か夏らしいイベントはやりましたか? いいですよね、浴衣を着たり、プールに行ったり...
親の常識を疑う「気になる子連れマナー」はどう対処するのがいい?
 日本人は、集団でのマナーやルールを重要視する文化がありますよね。だからこそ気になるのが「子連れマナー」です。子どもの行...
圧倒的な不公平感!「共働きでも家事は妻ばかり問題」解消メソッド5つ
 共働き夫婦の揉めゴトといえば、家事の分担。「夫が全然家事しない!」とストレスをためている奥さんも大勢います。  ...
人間界では廃止だけど…元気な“たまたま”たちの夏の登校日
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今年の日焼けはヤケドレベル? “常備薬”アロエの美肌効能でクールダウン
 ワタクシが幼少期に大きく影響を受けたのは、同居していた父方の祖母でございます。お花屋さんになったワタクシですが、実家は...
好きな作家と同じ時代を生きる心強さ 2023.8.2(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
すいかばかのレシピ~'23年<4>すいかが死ぬほど好きな男の一日に密着
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
【45歳からの歯科矯正】4カ月、目に見えて効果が…! 2023.8.1(火)
 総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”のほぼほぼリアタイ体験談。ワイヤー装着から4カ...
飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!
 全世界で約14億人の人々が話すという中国語。日本人である私たちの言語も「漢字」を使用することから、英語などのアルファベ...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
都会の真ん中の運河、聞こえてきたのは… 2023.7.31(月)
 都会の真ん中の運河、力強い生命力を振りまく。 「つつましやかになんてな、こっちの世界じゃ通用しないんだよ」 ...
ガラステーブル買っちゃう?  “たまたま”の夏を満喫できるよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
落ち込んでる人への「ひと言」に悩んだら…心に染みたLINE3選を参考に
 目の前に落ち込んでる人がいると、どんな言葉をかけていいか迷ってしまう時がありますよね。もしも迷ったら、自分が過去にかけ...
「いま一番欲しいもの」を即答できる? 2023.7.30(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...