解決できない悩みはどうする? 心のモヤモヤを消す4STEP

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-11-22 06:00
投稿日:2019-11-22 06:00
 大人になると自分では解決できない悩みがつきまといます。「なんとかしたい!」と思っているのにも関わらず、気持ちの整理がつかないと悩んでしまいますよね。そんなモヤモヤとした重たい気持ちを引きずるのは終わりにしましょう。
 いつも悩み事がない人生を送る人は、悩みができてもその処理方法が優れているのです。その悩み、実は簡単に解決できるかもしれませんよ。

解決できない悩みを解決する4STEP!

  答えがない人間関係など、一向に解決策が浮かばずに整理することができない悩みってありますよね。そんな時、自分の本音を引き出すことができる悩み整理術を覚えておくと安心できます。そこで、4つのSTEPを伝授しましょう。

STEP1:感情のままに紙に書き出す

 自分が思っていることを脳内でずっと考えているようでは、同じ言葉ばかりが脳裏に浮かんで思考の整理ができません。まずは、感情のままに紙に書き出すことで客観性を持って感情を整理することができます。「辛い」とか「憎い」といった言葉も、紙に遠慮なく書き出しましょう。日頃、自分の気持ちを押し殺している人ほど、ここで多くの感情を書き出すことが解決の鍵になります。

STEP2:書き出した文章をカテゴライズする

 書き出した感情や問題をカテゴライズしましょう。マーカーペンなどで囲むと分かりやすいです。囲むことによって、今、自分がどの悩みを重要視しているか、何を考えているのかを理解することができるでしょう。

 紙に書き出してみると、全く違う要素の問題でも思いも寄らないところで同じ問題として捉えられることもあります。たとえば、「結婚したい」という悩みと「仕事が忙しい」ということがリンクする可能性もあります。

STEP3:解決するための方法を紙に書く

 出た悩みを解決するための方法を紙に書いてみましょう。問題が明るみになったところで、その問題の解決に良さそうな方法を書いてみることをオススメします。現実的には無理そうでもいいのです。

 たとえば「仕事が辛い」といった問題に「やめる」とか「配属の変更を希望する」など、クリアできそうなアイディアを書き出します。とにかくアクションを起こそうとする気持ちで、どうしたらその問題を遠ざけることができるのかを書き出すようにしましょう。

STEP4:ふさわしそうなものから実行する

 書き出した解決案を元に、その行動をすることで起きるメリットやデメリットを書き出すようにします。「仕事先の人間関係が辛い」というのであれば、「仕事を辞める」も視野に入れることができますね。

 しかし、転職活動が辛いものになる可能性や減給の可能性も否定できません。そのような問題を紙にできるだけ書き出すのです。突き詰めていくと、「職を失うと困る」という感情が出ると思います。そこで、「仕事を続けながら、転職活動をしよう」というアイディアが湧くかもしれません。このように、思いついたことから紙に書き出すことが肝心なのです。もっとも簡単で、自分が納得できるものから実行するようにしましょう。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...