菊池桃子さんがお手本! 最高の再婚相手と結ばれる4つの条件

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-23 06:14
投稿日:2019-11-23 06:01
 男女問題研究家の山崎世美子です。元アイドル菊池桃子さん(51)の再婚には、驚かされました。大安だった11月4日に入籍したという相手は、経産省のキャリア官僚の新原浩朗さんです。9歳年上の還暦ながら、東大経済学部卒のエリートで、初婚。
「この年齢での入籍が、思っていたより大きく報道されて、2人で驚いています」 そう語っていますが、「だれでも驚くやろ~」と心でつぶやいた筆者です。
 驚いたのは外見的な格差ではありません。的確な夫のチョイスに感服しました。菊池桃子さんが、どうやって初婚のエリートと結ばれたのかに注目してみましょう。

プロポーズの経緯について聞かれて…

 まず新原さんが見せた記者団との受け答えに、感心する部分がありました。「どちらからプロポーズをしたのですか?」と問われたシーン。新原さんはこう答えました。

「彼女はきっと自分からというかもしれませんが、私からです」

 そう言ってから、自分でバラの小さな花束を手渡し、結婚を申し込んだといいます。私が気に止めたのが「彼女はきっと自分から」というくだりです。推測するに、交際中に菊池さんの性格を把握した新原さんは、彼女が素直であるがゆえに、記者からのそんな質問には、本当の経緯を話すと思ったのではないでしょうか。

 そうだとすれば、交際中に菊池さんから何らかの意思表示があり、その流れの中で結婚の感触を得た新原さんが、最終的なプロポーズをした解釈できます。今後、菊池さんが何かのタイミングで「私からアクションを起こしました」と言っても菊池さん、ご冗談を~と思われるだけで騒がれないように先読みしていたんでしょうね。

 菊池さんの性格を把握し、彼女を女性として立てる受け答えは、さすがキャリア官僚。霞が関のエリート!

中高年に必要なのは、愛情より尊敬の念

 男女関係が継続するために愛情は必要です。しかし、ある程度の年齢になると必要な基本感情は、相手への尊敬です。結婚後の報道によれば、新原さんは、菊池さんが立派に子供を育て上げたことに感心したという記事が目にとまりました。

 菊池さんは、最初の結婚で2児をもうけながら、17年後に離婚。長男は23歳、長女は18歳になっているそうです。健気な雰囲気なのに、子育ては一生懸命。新原さんには、その姿が魅力的に映ったのでしょう。

 再婚を報告した11月4日のブログには、「お付き合いの間、何かと臆病な私を応援してくれていたのは長男と長女」で、2人の子供が菊池さんと新原さんの関係を受け入れ、ゴールを後押ししていたことが語られています。子供が応援できるのは、菊池さんが新原さんを尊敬していればこそでしょう。

 菊池さんも同じです。新原さんは鉄道とクラシック音楽が趣味で、入籍の翌日には菊池さんと一緒にフィラデルフィア管弦楽団のコンサートへ。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組でそのことを報告し、「(夫に)いろんなことを教わって、この番組で披露していきます」と新原さんに敬意を表しています。

熟年ブサメンは子供から誠実にみえる

 どんな子供であれ、母の存在は絶対です。性に結びつくようなイメージは、もちたくありません。再婚相手が、鍛え上げた肉体の持ち主だったり、イケメンだったりすると、“男の気配”を感じて拒絶感が芽生えてきます。菊池さんの子供のように年ごろだと、なおさらでしょう。

 その点、ぽっちゃりしたブサメンなら、子供もそんなイメージがわきにくい。「ママは、心の部分で惹かれているんだな」と思えますから、嫌悪感はなかったと思います。菊池さんのお子さん2人も50才を越えた母親の先を心配し、新原さんとの関係をプッシュしたはずです。

 女性にとって子連れ再婚は、ハードルが高い。そんな女性の心理的な壁になりやすいのが、子供から見た再婚相手のイメージです。その点、きちんとした職業についているブサメンは、子供から受け入れられやすいのです。

 もちろん、夫婦ですから肉体関係があっても構いませんが、あってもなくても、穏やかで居心地のいいパートナー関係が一番です。年を重ねた男女ならなおさらで、そんな関係を構築できる相手と結ばれるのが、一番幸せでしょう。菊池さんが素晴らしいのは、再婚でそこに目を向けたことなのです。

経済力はあるに越したことないが、狙い目は初婚

 事務次官の年収は一般に2000万円ほどといわれますから、局長の新原さんの年収も2000万円近いと推測されます。女性が子連れ再婚するなら、男性の経済力はあるに越したことはありません。しかし、新原さんのようなトップエリートを見つけるのは、至難のワザですが、意外にいるのが初婚の男性です。

 再婚相手が、バツのある男性だと、多くのケースで別れた妻との間に子供がいます。そうすると、養育費の問題があり、経済力は落ちます。初婚なら、当然、子供がいないので安心です。

 誰しもが結婚を考えるとき、一度も結婚したことない中年独身者を嫌うことがあります。異性に嫌われるような、“何か”があるのではないかと。特に男性は女癖の悪さや借金癖は問題ですが、そうでなければ、子連れの女性の再婚に初婚男性はもっと候補に挙げていいと思います

相手に再婚を決意させるのは、プラスのギャップ

 これまで独身を貫いてきた新原さんが、菊池さんとの還暦婚を決意したのは、恐らく彼女にプラスのギャップを感じたからでしょう。可愛いのに、しっかりした性格。おとなしそうなのに、積極的。何もできなさそうなのに、テキパキこなす……。そんな菊池さんの姿をみて、心が動いたのだと思えるのです。

 相手を好きになる要素は、見た目と本質のギャップが不可欠。そういう要素を感じると、たまらなく魅力を感じるもので、自分も相手のよさを取り入れようとしたり、相手を尊敬したりするようになります。新原さんのクラシック好きもプラスのギャップでしょう。これが演歌だとプラスのギャップになりません。

 家庭的にみえる女性なのに、実は何もできない。そんなマイナスのギャップも、いただけません。プラスのギャップを感じ取れる女性になるためには自分磨きも必要だという事です。

 そして、新原さんは職場で「将軍」と呼ばれるそうですから、見た目のキャラと違って、意外と男らしさや根性もあるはず。職場のニックネームがあれば聞いて見ましょう。菊池桃子さん、どうかお幸せに!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


子なし夫婦の「終活」ポイント4つと注意点。不安とリスクを減らす老後のために準備しておきたい
 子なし夫婦にとって大きな不安となるのが、死後に向けた終活です。不安なく安心して老後を過ごせるように、一つずつ課題をクリ...
恋バナ調査隊 2025-01-31 06:00 ラブ
好きぴと話したいけど話題がない時のLINE3選。コミュ力不安を解消する鉄板テクとは?
 好きな男性とLINEを交換したはいいものの、どんな内容を送っていいのかわからず、なかなか仲良くなれない…。  そ...
恋バナ調査隊 2025-01-31 06:00 ラブ
愛情を“悪用”された適齢期女性2人のケース。彼にお金を渡す前に「絶対チェックすべきこと」とは?
 世間では高齢者の詐欺被害がニュースになりがちですが、実は少なくない女性たちが、男性にお金を渡した後で連絡が取れなくなっ...
内藤みか 2025-01-30 06:00 ラブ
仲良し夫婦が電撃離婚する4つの理由。ラブラブから突然変異するものなのか?
 一見、仲良し夫婦がなんの前触れもなく離婚すると、周囲はとても驚きますよね。でも実は今、こういったケースが増えているよう...
2025-01-30 06:00 ラブ
モテるでしょうね! 思わず納得した凄腕LINE3選。褒め上手は愛され上手の近道か?
 モテる女性とLINEを交換した男性たち。実際にやりとりをしてみて「こりゃモテるはずだわ!」と納得した場面を見せてもらい...
恋バナ調査隊 2025-01-30 06:00 ラブ
婚活で譲れない条件4つ…身の程を知った上で高望みでもない。ただ急ぐあまり、見逃さないで
「身の程を知れ」、「高望みするな」。婚活をしているととにかく「理想を高く掲げてはいけない」と言われますよね。もちろん自分...
恋バナ調査隊 2025-01-29 06:00 ラブ
夫に隠していることの一つや二つ…? 夫婦であっても隠したくなる8つの話
 夫婦だからといってすべてオープンに話すわけではないでしょう。特に自分が不利になること、夫に知られたらマズいことは、たと...
恋バナ調査隊 2025-01-29 06:00 ラブ
「夫よ、当たり前と思わないで!」妻たちが抱える不満6選。いくつ共感できますか?
 今回は「夫よ、当たり前と思わないで!」という妻たちの悲鳴に近い不満を集めました。あなたにはどんな不満がありますか? き...
恋バナ調査隊 2025-01-28 06:00 ラブ
不倫経験者の男性を彼氏にする4つのリスク。それでも交際継続を見極めるポイントは?
 気になっている彼、あるいはすでに付き合っている彼が不倫経験者なら、この先のリスクを覚悟しておくべきかもしれません。リス...
恋バナ調査隊 2025-01-27 06:00 ラブ
「俺の体に悪いものは入れたくない」姉の占いで“すべて”を決める45歳男性、シスコン疑惑を否定するが…
「冷酷と激情のあいだvol.230〜女性編〜」では、結婚前提で同棲中の恋人・ヨウジさん(45歳・仮名)がベッドインの日程...
並木まき 2025-01-25 06:00 ラブ
衝撃!恋人が夜の営みを占い師の姉に相談していた…。“将来の夫と小姑”に幻滅する35歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-01-25 06:00 ラブ
サレ妻回避! 不倫男たちの身勝手な理由10選。カリギュラ効果で“隠れ常習”の可能性も?
 世の中には、隠れて不倫している男性がごまんと存在します。大人の女性なら「男ってそんなもんだろうな」と、薄々気づいている...
恋バナ調査隊 2025-01-25 06:00 ラブ
15歳下の不倫男に“頂き男子”の匂い。私は色ボケATMの女医ですか #4
 久美さん(36歳大学病院勤務医/既婚・子供なし)は、医師として仕事に邁進する日々だったが、母がガンで亡くなったことで人...
蒼井凜花 2025-03-03 19:09 ラブ
夫からのうれしかったサプライズ5選。アラフォー女性が思わず惚れ直した“ブツ”は?
 今回は、女性たちに「夫にされてうれしかったサプライズ」を聞いてみました。意外にも「高価なものをプレゼントをされた」とい...
恋バナ調査隊 2025-01-24 06:00 ラブ
「芸能人と知り合いたい、恋愛したい…」アラサー上京女子が選んだ3カ所のバイト先とその顛末
 芸能人や有名人と付き合ってみたいと考える女性は少なくありませんが、どこに行ったら有名人に接近できるのか分からず、遭遇す...
内藤みか 2025-01-23 06:00 ラブ