戦略的に動く!婚活にこそマーケティングの感覚が必要な理由

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2019-11-26 06:00
投稿日:2019-11-26 06:00
 あなたは今どのような形で婚活をしていますか? 私は「婚活はマーケティングとブランディングが特に重要だ」とお伝えしています。今回はそのマーケティングについてお話させていただきます。

婚活にも必要なマーケティングの感覚

 女性にとって「年齢」は、婚活をマーケティングする上で大きく関わってくる条件です。

 今あなたは何歳でしょうか? 少し厳しい話をさせていただきますが、男性が結婚をしたいと思うきっかけの上位には「子供」が入っています。子供が欲しいと感じる男性にとって、年齢は切っても切れない条件になるわけです。

 大手企業にはマーケティング部が存在しており、ものを売ったり、発信する上でマーケティングをせずに出すというのは考えにくい時代となりました。

 例えば、コップをあなたが売るとしましょう。そのコップはデザイン性も優れ、使い勝手も良い! コップの価値を最大限引き出せる場所で、価値を一番感じてくれる人に、高値で売りたいのが売り手の考えですよね。

 あなたは3万円で売りたいと考えたとしましょう。単純に人の出入りが多い場所で認知を高めようと思い、100円ショップに置いたらどうなるでしょう。100円均一にくるお客様が求めているものは値段の安さ。おそらく、誰1人として手に取る人はいないでしょう。

自分をどこに「置く」べきか?

 しかし、デパートの高級食器が置いてある棚にポツンと置いたとしましょう。そのデザイン性の高さから、3万円という値段を安いと思ってくれる、コップの価値を最大限に感じ取って大切にしてくれる人が現れるかもしれません。さらに、一点物となったら、どうでしょう。

 マーケティングとはその商品を世の中に売る上で、どのように魅力を認知してもらい、手にとってもらうのか? 戦略を立てる重要な方法です。

 では、自分自身を1つの商品として考えたとき、あなたはどのマーケットに行き、どのように自分の魅力を伝えれば、よりあなた自身を高く評価してくれ、愛してくれる男性と結婚できるでしょうか。これこそ、どのマーケットで活動しているのか? が重要になってきます。

 あなたという一点物の女性を100円均一に置き、そこにいる男性に手に取ってもらうことを望んでいるのか? それともデパートに置き、そこで手に取ってもらえる価値をあなた自身が持っているのか? 考えたことがあるでしょうか。

 好きな人からは好かれないのに、好きだと思えない人からは言い寄られるという悩みを持つ女性は、100円均一に置かれて手に取ってくれた顧客に納得していないが、デパートに置けるほどの魅力を出せていないということになります。

婚活において自己分析をする効果

 私の結婚相談所では必ず入会後の2ヶ月はマーケティング期間とし、会員さんの活動を元にマーケティングをします。その後、現在の状況を一緒に把握する作業をするのです。

 現状の自分自身ならどんな男性とならご縁があり、自分自身はどんな理想を持っているのか。現実と理想のギャップからしか課題は見えてきませんし、現実を知るにはマーケティングが必要なのです。

 業界全体での市場価値というのは、恋愛市場では27歳、28歳が一番高く、婚活市場では、32歳、33歳がピークだと言われています。しかし、その年齢じゃないからダメだということではありません。結婚したいと思った時こそ適齢期。せっかく今婚活をしているのだとしたら、自分自身が出会えている人、求めてくれている人を分析し、自己分析することをお勧めします。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

ラブ 新着一覧


「妻が出て行けばいい」“無駄遣い”は原動力だと言い切る夫。資産形成や貯金の要望を拒否する呆れた理由
「冷酷と激情のあいだvol.260〜女性編〜」では、ミーハーな暮らしを好む夫との離婚を決意したミニマムライフを好む真琴さ...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「人生設計が狂いました」妊活に失敗した妻、浪費家の夫といる意味が見いだせない。離婚願望が強くなる日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「宝塚の男役みたいで…」夫には秘密、女性同士の濃密な関係。昂ぶる想いが“執着と嫉妬”に変わるまで
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-22 11:45 ラブ
「ほんと、ちょろい」裏アカが暴いた彼の本性。優しい言葉は全部ウソだった…SNS二重人格男の恐怖
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
おがわん 2025-08-22 11:45 ラブ
イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ