婚活とは食べログ3.1くらいの隠れた名店を探すことである

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-04-12 05:48
投稿日:2019-02-25 06:00

 今回は、グルメのお店探しと婚活の共通点についてお話しさせていただきます。

 新しいお店を探す時、すっかり定着したのがグルメ口コミサイト「食べログ」の検索。とりわけ、よく使うのがレビューの星の数によるランキング機能ですよね。

 都内の中心エリアでは、ランキングトップには点数4.0以上の名店がズラリ。このレベルのお店だと、予算もだいたい2~3万円くらいとハイクラスです。

 さて、この食べログ4.0以上のお店、男性で例えると年収1000万円以上のイケメンでかつ誠実、そんな印象ですよね。

 こうしたお店の特徴はズバリ「予約が取れない」こと。これ、男性も一緒です。

「普通の人がいい」を食べログに例えると…

「私はそんなに高望みはしていません、普通の人でいいんです」という女性の方。でも、年収そこそこのフツメンとは、食べログの評価でいうところの3.5くらいの男子です。はい、結構人気ですよね。

 食べログ3.5は普通といっても人気店であることには変わりません。検索してすぐにヒットするこれらの店は、ライバルにも簡単に見つけられちゃうのです。

オススメはちょっと癖の強い名店

 では、どういうお店がいいかと言うと、食べログの点数は低いのに、料理のクオリティーがすごく高いとか、そういう隠れた名店です。これが結構あるのです。

 店が狭くて汚いとか、駅からやたら遠いとか、そういう癖の強いお店です。こうしたお店って食べログの点数では3.1くらいだったりするんです。でも、レビューに書き込まれている口コミを見てみると、高評価ばかり!

 レビュー数が少なかったり、食べログのアルゴリズムによって、結果的に点数が低くなっていたりするようですが、実際に体験した方からの評価は高い。そんな傾向がこうした3.1くらいのお店には多いんです。

 男性もこういう方って結構いますよね。一般ウケはしないんですが、噛めば噛むほど味が出るタイプ。全然スマートなデートはできないけど、知識量が豊富でとにかく話が面白いとか。お金は持ってないけど、生きる力が強くて世界中どこにいてもサバイバルできそうなくらい生活力があるとか。

 つまり、世の中から見てわかりやすい魅力がある男性は、ほかの女性だって狙っているため競争相手も多いんです。それに「自分はモテる」と思い込んでいる痛い男性も少なくないため、引いてみたらハズレくじだった、なんてことも多々あります。

他人がつけた点数を頼りにしてはダメ

 それよりも、秘められた魅力のある男性をあなた視点で発掘していくことこそ、婚活の真骨頂といえるのではないでしょうか?

 減点方式で男性をあれはダメ、これがダメと評価するのではなく、先入観を捨てて相手の魅力を引き出していくようにすれば、きっとあなたの理想のパートナーに出会えるはず。

 他人がつけた点数を頼りにグルメ店を探す現状を反面教師としつつ、あなたの男選びにも新しい風を吹き込んでくださいね。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【女性200人調査】元彼との復縁、言い出したのはどっち? ヨリを戻した理由は「愛を囁かれているうちに…」
 誰しも一度は「別れた恋人とヨリを戻したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。ですが、壊れてしまった関係を修復する...
セックスレスは「むしろ嬉しい派」の本音7選。ムダ毛処理が面倒など、女性なら共感できるかも?
 パートナーとのセックスレスに不満や寂しさを感じる女性もいるでしょう。しかし「むしろ嬉しい!」と喜ぶ女性もいるようです。...
恋バナ調査隊 2025-03-17 06:00 ラブ
実はSSR級のスパダリだったな…。人生の先輩方が振り返る「別れない方がいい彼氏」4選
 年齢とともに恋愛観も変わりがち。アラフォーになれば多くの女性が結婚を意識するため、より「今の彼氏でいいのか」と迷いが生...
恋バナ調査隊 2025-03-16 06:00 ラブ
「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.237〜女性編〜」では、結婚話から逃げ続ける恋人に苛立っている柚月さん(仮名・34歳)の心情...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
厄介な“相談女”を3タイプに大別。その特徴と彼氏を守る方法は?
 男性に相談を持ちかけて、無理に恋愛に持っていこうとする「相談女」。厄介な彼女たちには、どのような特徴があるのでしょうか...
恋バナ調査隊 2025-03-15 06:00 ラブ
他人の男を欲しがるアラサーCA。ルッキズムに苦しんだ過去から一転、恋愛ゲームのハンターに… #1
「ルッキズム」が謳われて久しい。やはり「若さと美貌」を兼ね備えた女の人生は圧倒的に有利――そう考える人も少なくないのでは...
蒼井凜花 2025-03-14 06:00 ラブ
スペックの低い旦那にイラッ&恥ずかしいと感じたら、思い出してほしい6つのこと
「この人を生涯かけて愛していくんだ」「一生添い遂げるんだ」と思ってしたはずの結婚。でも、毎日一緒にいると、「日に日に太っ...
恋バナ調査隊 2025-03-14 06:00 ラブ
アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が...
内藤みか 2025-03-13 06:00 ラブ
どこからアウト? 口悪い彼氏との別れを決意した決定的瞬間6つ。モラハラやDVに発展する恐れも…
 口が悪い彼氏を「かっこいい」「男らしい」と感じる女性もいるでしょう。しかし、口の悪さが一線を越えるようなら、別れたほう...
恋バナ調査隊 2025-03-11 06:00 ラブ
心底がっかり…トラウマ級のホワイトデープレゼント5選。事前に防ぐには
 好きな人や彼氏に渡すバレンタインデーのプレゼントには気合いが入りますよね。その分、ホワイトデーのお返しに期待している人...
恋バナ調査隊 2025-03-10 06:00 ラブ
まさかの“彼氏じゃなかった”が発覚したLINE3選「Xmasまでに彼氏作れよ」って何ですか?
 世の中のカップルすべてが告白をされてOKをして…という流れではじまるわけではありません。  なかには、お互いに「...
恋バナ調査隊 2025-03-09 06:00 ラブ
「他の男の子どもなのに愛おしい」交際相手よりもその息子に特別な思いを抱く41歳バツ1男性
「冷酷と激情のあいだvol.236〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った恋人とわずか交際半年でレス状態に悩む絢子さん(...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
バツ1同士だから「淡泊な関係でいよう」。それなのに息子には父親ヅラする男に不満な39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
人の彼氏が欲しくなる女のフクザツ心理4選。その気持ち、わからなくもないけど…
「友人に彼氏を紹介されると、その彼氏を奪いたくなる…」と、人の彼氏が欲しくなってしまう女性は一定数いるようですが、今回は...
恋バナ調査隊 2025-03-07 06:00 ラブ
パラサイト不倫3人同時進行のツワモノ。大学生の娘にも便乗し恋愛相談でバズる40代婚活セミナー講師 #4
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-07 06:00 ラブ