男性に甘えることができないオトナ女子…その原因を探ります

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-12-21 06:00
投稿日:2019-12-21 06:00

自分より強い男に出会っていない

 オトナ女子が甘えられないのは、甘えを受け入れてくれる男性に出会っていないことが多い。言い換えると、自分より精神的に強い男性に出会っていないということ。これに尽きます。

 幼い子供が親に甘えるのは、親が自分を守ってくれる存在であることを本能で分かっているからです。そう考えると、オトナ女子が目の前のパートナーに甘えられないのは、心のどこかで男性に頼りなさを感じているのかもしれません。

 体育会系のオトナ女子なら、パートナーに求めるものは体力かもしれませんが、一般のオトナ女子にとっては男性に求めるものは、それだけではないでしょう。豊富な知識や頭の良さもそうですし、あきらめず努力を惜しまない姿に惹かれることもあるでしょう。

 キャリアがありバリバリと仕事をこなす。経済力もそうです。複雑な人間関係でも笑顔を絶やさない我慢強さ、精神力にビビッとくることもきっとあります。

 オトナ女子が男性に求めたり、感じたりする強さは、人それぞれ。知らず知らずのうちにそれを観察しています。そういうものを感じたときに芽生える心の動きが、相手への尊敬です。その気持ちがなければ、パートナーとの関係が長く続くことはありません。

 パートナーを尊敬する気持ちがなければ、何となく相手を見下してしまい、ダメ出しが増えたり、スケジュールをころころ変えたり。行動や言動が自分勝手になるはずです。パートナーとの関係がうまくいくはずがありません。女性は男性に自分より強くあってほしい。そう願うのが女性なのです。

甘えられない男=結婚相手に選ばない方がいい男

 オトナ女子が甘えられないのは、尊敬できる男性に出会えていないということだと思われますから、そんな男性に無理に甘えることはないでしょう。そして甘えても無駄な男性のタイプもいます。【1】ギャンブル好きで借金癖がある、【2】ドケチで自分意外に施さないの2つ。円満な結婚生活は望めません。

 それに加えて、「どうせオレなんか」と「どうせ」が口癖のネガティブ君も、早めのサヨナラが懸命です。思うようにならない原因を「どうせ」と周りのせいにするタイプですから、尊敬からはほど遠いですね。

 では、オトナ女子としてどんな男性に甘えればいいか。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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