更新日:2019-12-28 06:00
投稿日:2019-12-28 06:00
イブデートができなかった理由は…
ちょうど1年前、時々、相談に来られる看護師の方(25歳)が、私のオフィスに入ってくるなり嬉しそうにこう言いました。
「彼氏ができたんです」
1年ぶりの彼氏は、友達の紹介で知り合ったらしく、少し照れながら微笑む仕草が可愛らしい。彼の一目惚れだったそうで、「可愛いね」「女性にこんな気持ちになったのは初めてだよ」とときめくような言葉をかけてもらい、彼に惹かれるのに時間はかからなかったといいます。
相手はIT企業の役員で、外車が趣味の30代後半。職種といい、年齢といい、収入といい、女性が集まってくる条件がたくさんある、バカ売れする男性です。
交際から3カ月。2人の関係はキス止まりで、クリスマスが初めてのお泊まりデートということもあって、盛り上がってこられたのです。そんなウキウキトークに私もドキドキして、何気なく「イブデートって、大切な恋人の時間ですもんね~」と当たり前のように返すと、「イブじゃないんです。25日です」とはにかんで答えたのです。
即座に色んな思いが頭の中を駆け巡りました。イブデートでない理由を尋ねると、一呼吸置いて「仕事で忙しいみたい」とぽつり。その瞬間、「別の女がいるな」とピンときました。
役員は立場が重く、仕事も大変ですが、その立場である程度の予定は自分で決められるはず。去年のイブは月曜日でしたが、天皇誕生日の振り替え休日。仕事というのは解せません。本当に休日出勤があるにしても、彼女との夜の時間を作れないのが不思議です。
「イブに少しでも顔が見たいと、プチワガママを言ってみてはどうですか?」
これが、私のアドバイス。それでも「無理」という趣旨の返事があれば、かなりの怪しさが浮上するということをつけ加えた上で、です。
ラブ 新着一覧
年に一度のバレンタインシーズンだというのに、感染症が流行していて彼に想いを手渡すことができない……。そう悲しんでいる女...
背が高くて優しくて面白くて……など、誰にでも“理想の男性像”があるでしょう。でも、逆に「こんな男性は恋人にしたくない!...
気になる男性と連絡先を交換したら、「連絡を取り合って、早く距離を縮めたい」と思うもの。でも、連絡の仕方を間違えてしまう...
年齢が上がれば上がるほど、甘えるのが下手になった方っていませんか? 学生時代は出来ないことが多く、自然と人に頼れたのに...
女性には、ヤキモチ焼きの人も多いですよね。でも、ヤキモチも程度によっては、重たく束縛されているような感覚になってしまう...
すぐに別れるカップルと、長続きするカップルがいますよね。調べてみると、それぞれのカップルには3つの違いがあるようです。...
ツンデレ彼女とは、いつもは「ツンツン」して素っ気ない態度を取るのに、ふとした瞬間に「デレデレ」した部分を見せる二面性を...
いろいろなことが原因となり、彼氏を信じられなくなってしまうことってありますよね。不安が空回りしてしまい、彼氏との関係が...
独身女性の中には、今まで結婚のタイミングがあった人もいるでしょう。そんな人の中には、自分で「結婚しない」と決断したはず...
「運命の人」という言葉がありますが、「いったいどうやって見分けたらいいの?」と思っている女性は多いですよね。実は、運命の...
長く付き合っていると、どうしても避けて通れないのが「マンネリ化」でしょう。できることなら、いつまでも新鮮な気持ちを持っ...
芸能人で“鬼嫁キャラ”といえば、北斗晶さんや高嶋ちさ子さんなどが有名ですよね。でも、一般の女性の中には、そんな芸能人の...
「彼氏がほしい」「結婚したい」と思いながらも、なかなか出会いが見つからない人もいるでしょう。そんな人の中には、「周りにイ...
恋愛関係で彼氏と対等でいたいと思っても、「好きなほうと好かれているほう」「優れているほうと劣っているほう」など、上下関...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.76〜女性編〜」では、言っていることとやっていることが矛盾だらけの恋人・トモヤさん(仮名・3...