夫が拒否する理由…セックスレスに悩む女性が“急増中”の背景

山本早織 結婚につながる恋のコンサル
更新日:2020-02-04 06:00
投稿日:2020-02-04 06:00
 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。今回は、なかなか大きな声では相談しにくい、セックスレスについて心理的・生物的な視点からお伝えさせて頂きます。

セックスレスに悩む女性は多い

 最近、セックスレスで悩む女性が増えているのはご存知でしょうか。結婚生活の中でもなかなか夫婦で解決しにくい議題なだけに、成婚後や結婚している方から私のもとに相談が増えています。

 子供がほしいと焦る女性に対し、協力的ではない男性を見て、ストレスをためる女性も少なくないはず。潔く不妊治療に踏み切ったとしても旦那様の協力がなくては前に進めません。

 そもそも、なぜ結婚するとセックスレスになってしまうのでしょうか。

 原因として、セックスのあり方が男女で違うという点が挙げられます。女性にとってセックスは愛情確認のツールであり「自分の存在価値を確認する」ものであるのに対し、男性は「快楽」「称号」的な動物的感覚を持っています。

 もちろん、男性も愛情を感じる行為ではありますが、女性ほどではありません。

結婚すると男性は快楽が薄れる?

 さらに男性は「称号」を手に入れ、安心感を持つと、その女性への欲求が薄れて行きがちです。押しの強いハンター型な男性であればあるほど、現役のハンターとして「称号」を無意識な領域で求めます。ぬくぬくと安心感の中でじっとしていられないのです。

 結婚という大きな安心感を得られる場所を手にすると、男性はそこに「称号」を求めなくなり、慣れから「快楽」も薄れていきます。これだけ考えても、セックスレスは必然なように感じますよね。

 とはいえ、セックスが愛情を確かめ合う行為であることに変わりはありませんから、夫婦にとってのセックスは「コミュニケーション」と置き換えることもできるでしょう。

 女性はもともと「自分の存在価値を確認する」ものなので、セックスが減る=自分の存在価値が減ったように感じるわけです。そのため、無意識に男性に対しセックスをしたいという「強制力」を出してしまいます。

コミュニケーションの大切さ

 人は、「強制力」を感じると本能的に反発心が出てきます。これがまさしく、女性から誘っても「疲れてるから」という男性のセリフを引き出すきっかけになってしまうのです。

 さらに、男性の場合、メンタルはセックスという行為自体に大きく影響を及ぼします。反応が悪くなったり、最後までいきにくくなるなどは、メンタルが原因の場合も多く、女性はそれに気がつかず、「自分に魅力がなくなったのでは……」と不安になるのです。

 つまりセックスレスは女性側からの「強制力」が原因の可能性があるので、夫婦のセックスレスに悩む女性がいたとしたら、旦那様と一度「コミュニケーション」としてのセックスを意識することをお勧めします。

 コミュニケーション=相手の求めるものを知る。

 夫婦間でこれが欠けていくと、セックスレスになる可能性が高まるのです。ぜひ参考にしていただき、老後まで穏やかで幸せな結婚生活を送りましょう。

山本早織
記事一覧
結婚につながる恋のコンサル
16歳で芸能デビュー。ヤングジャンプやマガジンなどの雑誌やドラマや舞台で活動後、24歳で引退。フラワーデザイナーとして独立し、スクールで恋愛アドバイスをしていたところ、生徒10名を結婚へ導いた。現在は結婚相談所事業と仲人BARを運営し、婚活男女を結婚へ導いている。https://saoriyamamoto.com

ラブ 新着一覧


「だらしない彼氏」のトリセツ それでも好きならしゃーない
 付き合いはじめた彼氏のだらしない部分を見て、イライラした経験がある人も多いのではないでしょうか。でも、会うたびにだらし...
恋バナ調査隊 2022-05-29 06:00 ラブ
“モラハラ”に束縛まで…!突然変異した夫に困惑する41歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-28 06:00 ラブ
探偵つけて年下妻の浮気を確認!束縛夫に変貌した男性の悲哀
「冷酷と激情のあいだvol.92〜女性編〜」では、夫であるヒロシさんからの束縛が強くなってきていることに苦しむ妻・麻子さ...
並木まき 2022-05-28 06:00 ラブ
「来週もう一度話そう」女心を熟知してる!彼氏の神対応LINE
 世の中には、まるで悟りを開いたかのように優しい彼氏が存在します。彼女のわがままでさえ、すべて優しく受け止める彼氏の器の...
恋バナ調査隊 2022-05-28 06:00 ラブ
脈なしから一発逆転!「脈あり女」に昇格するための方法4つ
 気になる人ができると、彼にとって自分が脈ありなのかどうか気になるもの。なかには脈なしだと感じてしまい、告白する前に恋を...
恋バナ調査隊 2022-05-28 06:00 ラブ
将来有望なハイスペ男子 好きなタイプは美人とは限りません
 容姿端麗で経済力もあり、家柄も申し分なしのハイスペ男子。どうせなら、そんな人と恋愛したい!と思う女性は多いのではないで...
恋バナ調査隊 2022-05-27 06:00 ラブ
【男に走る女】母親が子どもを捨てて“恋愛”に溺れる深層心理
 お子さんがいるにもかかわらず家を飛び出し、他の男性と生きていくことを選ぶ女性が時々います。芸能人や有名人にもそうした女...
内藤みか 2022-05-26 06:00 ラブ
他人事じゃない!「夜の生活がなくなった夫婦」レス解決法
 結婚前は2人でいちゃいちゃする時間もあったのに、結婚してから夜の生活がまったくなくなってしまう夫婦はとても多いようです...
恋バナ調査隊 2022-05-26 06:00 ラブ
人生一度きり「イケメンの彼女」目指しちゃう? 特徴は?
 見た目がすべてとは言いませんが、やはり彼氏がイケメンだと人に自慢したくなるものですよね。そんな世のイケメン男性たちは、...
恋バナ調査隊 2022-05-26 06:00 ラブ
「趣味はなに?」と男性から聞かれた!万人受けするモテ回答
 社会人になると、なぜか聞かれる定番の質問。 「趣味は何ですか?」と聞かれたら、特に趣味がないと回答に困りますよね。ま...
若林杏樹 2022-05-25 06:00 ラブ
失恋から立ち直るための“魔法の言葉”5つ つらい時こそ読んで
 失恋をしてしまった時のダメージって、大きいですよね。なにも手につかなくなったり、未練が残って次の恋に踏み出せなかったり...
恋バナ調査隊 2022-05-25 06:00 ラブ
几帳面男性=優良物件! 彼氏にピッタリな5つの“花丸”な特徴
 恋愛をするうえで、相手がどんなタイプなのかは気になるもの。最初から、恋愛向きではないと分かれば、早い段階で諦められるた...
恋バナ調査隊 2022-05-25 06:00 ラブ
えっ“独占欲の強い女性”になってる? まだ間に合う脱出法3つ
「付き合っても長続きしない」「いつも振られてしまう」など、恋愛が「うまくいかない」と感じていませんか? もしかすると、そ...
恋バナ調査隊 2022-05-24 06:00 ラブ
料理男子面倒くせぇ! 実は非モテ? 夫にするなら買い物件?
 最近は、料理好きな男性が増えていますよね。そんな料理男子に共通しているのが、とにかく「こだわり」を持っていること。冷蔵...
恋バナ調査隊 2022-05-23 06:00 ラブ
【恋愛系死語6選】恋バナ、ラブラブも化石認定されるらしい
 時代の変化に伴い、変わっていく流行語。ほんの少し気を抜いただけで“化石認定”されてしまうくらい「古い!」と思う(思われ...
恋バナ調査隊 2022-05-23 06:00 ラブ
withコロナ恋愛結婚戦略! プロに聞く“出会いの2大トレンド”
 withコロナの時代になって、早2年。外出自粛や3密、最近ではマスク着用を必要としない場面での考え方などが注視されてい...
田中絵音 2022-05-23 06:00 ラブ