東出昌大さんをモデルに…すべての人が不幸になる不倫とは?

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-02-08 06:05
投稿日:2020-02-08 06:00

男は浮気ぐらいええやん! に物申す

 東出昌大さんの友人の南海キャンディーズの山里亮太さんは、「やったことは悪いけど、叩かれる友達を思うと辛い」とコメントしていました。友人心理としてはそうでしょう。

 でも、そこには男目線の考え方が見え隠れします。「男だから浮気ぐらいする」「俳優なんだから、スタンダードな人生でなくてもいいんじゃないか」と。男性の俳優や芸人の間でこの手の話が盛り上がると、「浮気の一つや芸の肥やし」といった声が一部で上がりますが、女性からすると、まったくもって身勝手な主張でしょう。

 浮気がやめられないなら、結婚せず自由な独身生活を続ければいいだけです。今は、浮気が許される時代ではありません。

産前産後の妻をないがしろにする行為

 東出さんには3人の子供がいて、奥様の杏さんは子育て真っ最中。上の2人は双子ですから、想像を絶する大変さでしょう。育児に追われる中での3人目の妊娠発覚。唐田さんとの関係が始まったのは、そんなときだったといわれます。

 大変な時に手を差し伸べてくれた相手にはとても感謝します。しかし、夫婦が一番協力して助け合わないといけない時期に、妻をサポートするのではなく、ほかの女にうつつを抜かしていたのなら言語道断でしょう。一生恨まれるので慎重に行動しないといけない時期です。

相手を本気にさせるのはNG

 唐田さんの動向をチェックすると、自らのSNSに“意味深な投稿”を繰り返していました。年下女優のSNS投稿に、自分の夫の画像が載っていたら、妻は「えっ」と思ってチェックするでしょう。そこに怪しいコメントが書かれていたり、あたかも不倫をにおわせるような様子があれば、気持ちがザワつかないはずがありません。

 匂わせ女子は本気で不倫男性を好きになると、あえて自分の存在を男性の妻に見せつけたくなります。そう、男性の妻に知らせたくて、わざとやっているのです。「自分は、アナタ(男性の妻)より愛されていますよ」と。そうアピールしたい心理が働くのです。

 そうだとすれば、やっぱり悪いのは、その女性と思うかもしれません。その行為自体は奥さんへの宣戦布告のように思いますが、なぜそういう行動に出たのか?

 その女性が、そこまで妻子ある男性を好きになる理由を考えてみてください。男性側の愛情表現がなければ、そこまで本気にならないでしょう。探偵の経験から、年下の女性が不倫愛にはまるときは、必ず男性側の愛情表現があるのです。「君が好きだ」「愛している」と。東出さんに聞いていませんから、あくまでも推測ですが、彼は日常的にそういうセリフを吐いていたと思います。

 不倫する男性の決まり文句に『妻とはうまくいっていなくて』というのがあります。妻との仲良しぶりを披露して、浮気して不倫に流れる男性はいません。偽りの愛情表現にダマされてはいけません。

長く続ける神経の図太さがバツ

 東出さんの報道などを逆算すると、結婚生活5年のうち約3年間浮気していた計算になります。浮気期間の長さと怒りは正比例するため、期間が長いほど怒りは増すものです。その怒りは思考力を刺激し、頭をフル回転させます。

 浮気が発覚してからは、それまで普通にやり過ごしていた出来事から、おかしなことを炙り出して、点と点を線でつないでいきます。「だからあの時……」と裏づけていくでしょう。

 そして、1度別れた2人がヨリを戻したのは、東出さんからだと報じられています。杏さんの怒りが沸点に達した一番の理由はそこだと思います。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


レス歴9年、結婚生活の大半がナシでも“つよメンタル”を死守する方法3つ
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私は現在、結婚13年...
豆木メイ 2023-10-31 06:00 ラブ
え、これ買うの?夫とインテリアの趣味が合わない時の処方箋
 夫婦での引っ越しやマイホームの購入は、インテリアも買い揃えるタイミング。そんな時、夫と趣味が絶望的に合わなかったらどう...
恋バナ調査隊 2023-10-31 06:00 ラブ
「実は夫に謝りたい…」結婚してウン年でも【バレたら修羅場】にぞぞっ
 夫婦といえども、一つや二つくらいの隠し事はあるもの。なかなか言い出せないけれど、実は謝りたいと思っている場合だってあり...
恋バナ調査隊 2023-10-30 06:00 ラブ
“最愛彼氏”を最優先したらセフレに降格…アラサー女が悔やむ恋愛失敗談
 恋愛で「なんであんなことしたんだろ」と、今になって後悔しているアプローチや駆け引きはありませんか? 今回は、そんな“恋...
恋バナ調査隊 2023-10-29 06:00 ラブ
小汚いオジサンに…【超絶悲報】夫の見た目が気持ち悪いと思う朝昼晩8選
 大好な人と結婚しても、お互い年を重ねれば見た目が変わるのも当たり前。新婚当初とは変わり果てた夫の見た目に、「気持ち悪い...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
「僕らの事実婚夫婦の覚悟は?」法律婚を望む妻に不信感を抱く50歳男
「冷酷と激情のあいだvol.166〜女性編〜」では、事実婚の夫・ジョウジさん(45歳・仮名)との関係を法律婚へと変更した...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
「夫とやっぱり籍を入れたい」事実婚→法律婚へ移行したい、40歳女の胸中
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
夫バレ? 帰宅時間を理由にGPSアプリを促す…妻の不倫を察した男の反応
 夫に隠れて不倫しているそこのあなた。「バレたらどうなるんだろう」と気になったことはありませんか?  今回は、妻の不倫...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
だから惹かれるのね! 男の色気の正体は斉藤工さんに学びましょう
 男性のちょっとした仕草にドキッとした経験はありませんか? 他の男性だと何も感じないのに、色気ある男性がやると不思議と魅...
恋バナ調査隊 2023-10-27 06:00 ラブ
結婚後のギャップあるある5選! 幻滅する前に試すべきこと
 大好きな人と結婚したら、幸せな結婚生活が待っている♡ とは限らないのが現実! 思い描いていた結婚生活とのギャップに苦し...
恋バナ調査隊 2023-10-26 06:00 ラブ
年下男性の“教えて願望”を満たす。オトナの女性ならではの知識と強みは?
「年下男性に興味がある。でも、何を話したらいいのかわからない」と迷う年上女性が大勢います。無理して若い人に話題を合わせる...
内藤みか 2023-10-26 06:00 ラブ
“育ちがいい男性”争奪戦を制す!本物を見極める特徴5つと好かれる共通点
 育ちがいい男性は、恋人や結婚相手として理想的な存在です。そのためライバルも多く、争奪戦に。ゲットしたいなら、いち早く彼...
恋バナ調査隊 2023-10-25 06:00 ラブ
「オフィスラブ」ってどうするの?後輩君への“嫌がられない”アプローチ法
 皆さんオフィスラブについてどう思いますか?  職場の恋愛における難題、それが後輩への恋心です。  自分が先...
若林杏樹 2023-10-25 06:00 ラブ
婚外恋愛は否定しない、けど、100%幸せになるのは難しい。
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  お仕事で既婚者専用マ...
豆木メイ 2023-10-24 06:00 ラブ
ねっちょりなぶりっこよりも強い? ドライな女性がなぜか男にモテるワケ
 サバサバしている男性よりも“漢前”でドライな女性は、周りの女性から「カッコいい!」と憧れられることが多いですが、実は男...
恋バナ調査隊 2023-10-24 06:00 ラブ
老後まで面倒見切れません!偏食に運動不足…健康管理できない夫にモヤッ
 子育てを終えた後の人生を考えると、夫婦で旅行したり、趣味を楽しんだり、有意義な老後を過ごしたいと考える人は多いですよね...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ