同棲はどうやって始めたらいい? 同棲前に確認したいこと3つ

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-02-14 06:05
投稿日:2020-02-14 06:00

同棲前に確認したいこと3つ

 とはいえ、聞かれた方も気軽に答えられないのは、同棲というステップがそれなりに人生の重要なターニングポイントとなり得るからです。カレに同棲の話を持ち出す時は、次の3つのことも先に確認しておきましょう。

結婚が視野に入っているか?

 これは最も前提条件に近いものですが、「同棲を考える=結婚を意識している」ということなのかどうか、お互いの温度感をすり合わせましょう。この認識がずれていると、同棲後の破局の大きな要因になり得ます。自分とカレの「同棲の先に考えること」が離れすぎていないかどうかはしっかりと確認しましょう。

お金の割合はどうするか?

 人と住むという時に、トラブルにもなりやすい「お金の問題」。特に、男女の同棲となると、働き方や年収に差があるカップルもいるでしょう。

 お金の割合について、考え方は色々あります。単純なルームシェアなのだから、折半なのではないか。よりお金を稼いでいる方が、1,2割多く持つべきなのではないか。

 この認識が二人の間でずれていると、同棲後もずっと「でも、お金のことだって」とケンカの時にセットでついてきてしまうのです。お金はそのくらい、共同生活の根底にあるもの。家事の割合や年収などから、先に認識をすり合わせておくべきでしょう。

最低限必要な間取りは?

 同棲となると今までの賃貸とは違う間取りを考えるかもしれませんが、間取りも共同生活には大変重要です。寝室とリビング、という認識で1LDKを借りるなら、いつも一緒に生活したいという認識が二人にある場合がいいでしょう。逆に、一人の時間を大事にしたいカップルなら、2DK以上の部屋で寝室を別々に持つのも一つの手です。しかし、間取りは大きくすれば相対的に賃料も上がっていくことになるので、お金の認識もしっかり合っていることが大切です。

 固定費でかかっていく賃料は、同棲生活で最もお金をかけていくことになるので、どちらの要求も加味しながら落とし所を探していきましょう。

どちらも同じくらい譲りあえることが大切

 二人の無理のない範囲で円滑な生活を送るためには、どちらかが我慢しすぎるのはよくありません。お金の割合、家事の割合、住む駅など、同棲でした妥協は毎日実感し続けていく、生活の根本的な部分です。

 最初は我慢していたことも、次第に上手くできなくなってくるのが共同生活であり、暮らしです。コツは「我慢」ではなく、お互いが「譲りあっている」という認識を持てることです。

 この感覚が合わないうちは、むしろ同棲は危険です。交際をやめるのは簡単ですが、同棲をやめるのにはお金もかかります。「同棲してしまえばこっちのもん」なんて意見も巷では聞きますが、人生のうちの大きな時間をかけていくことになるので、お互いの価値観はしっかり共有しましょう。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ラブ 新着一覧


風俗に職場女性とねんごろ…それでも年下男と別れられない34歳女の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-25 06:00 ラブ
恋愛ライバルが少ない「出会いの穴場」は? おすすめの趣味&業界
 良い恋愛をするには、素敵な男性と出会う必要があります。でも、現実には素敵な男性は彼女がいたり、既婚者だったりとなかなか...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
別居中の夫と復縁する方法…3カ月以内ならあり?チェック方法&きっかけ
 夫婦関係がうまくいかなくなった時、すぐに離婚するのではなく一旦別居する夫婦は多いですよね。でも、いざ別居すると相手の存...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
マッチングアプリの既婚者男性、真の目的と女性が騙されない有効策を聞く
 恋活系マッチングアプリといえば、ほとんどの人は独身男女が恋人を見つけるために使うものだと考えるでしょう。けれど、その中...
内藤みか 2023-11-23 06:00 ラブ
適齢期ではあったけど…私が「元彼と結婚しなかった理由」
 アラサー・アラフォーになると、結婚を視野に入れた恋愛をする人がほとんど。そのときに交際している彼がいたら、彼との結婚も...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
今どきは普通かも? 自分から彼にプロポーズする3つのメリット&注意点
 同棲中の彼がなかなかプロポーズしてくれないと悩んでいる人は多いですよね。女性は、妊娠出産などもあるので年齢は気になると...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
知ってた?“オモシレ―女”が恋愛対象にならない理由と脱却法
「いつも友達以上にはなれない」 「なんで私は、いつも“いい人”で終わるの?」  彼氏が欲しいと思っていても、恋愛...
若林杏樹 2023-11-22 06:00 ラブ
私は“女優”さんか?「彼氏に嫌われたくない病」がもたらす3つの問題
 大好きな彼氏には「嫌われたくない」と思いますよね。でもその意識が強くなりすぎると、ある問題が生じます。  あなたは彼...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
心の中で「ざまあ」と叫ばずにはいられない! 許してね、元夫のプチ災難
 離婚した元夫に対して、多少なりとも恨みが残っている女性は多いはず。離婚理由にもよりますが、元夫に「妻を泣かせた罰」が当...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
男性はみんな若い女が好き? 芸能人の“年の差婚”で思うこと
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  先日、ハライチの岩井...
豆木メイ 2023-11-21 06:00 ラブ
超優良物件!“家事ができる男性=仕事もできる”の5つの根拠
「家事ができる男性は仕事もできる」なんて聞いたことはありませんか? 家事と仕事のデキは別物かと思いきや、実は通ずるものが...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ
11月後半 貴女の度数いくつ?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-11-21 06:00 ラブ
「昔からの友達を好きになった…」彼女に昇格できる?気になる男性の本音
 異性としてまったく意識していなかった男友達を好きになったら、あなたはどうしますか? 「今の関係が壊れてしまうかも……」...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ
あーじれったい!くっつけたい2人のキューピッドになる手順や成功のコツ
 どう考えてもお互いに好意があっていい感じなのに、なぜか一向に付き合わない男女がいると、もどかしくなりますよね。くっつけ...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
「いっそ嫌いになれたら楽なのに…」好きと言えない関係に悩む女性たち
 好きな彼と特別な関係になれないとしても、相手に「好き」と伝えられる恋はまだマシかもしれません。世の中には、自分の気持ち...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
社内不倫デートの誘いは第1~第3会議室の暗号で…ムフフ♡お誘いLINE
 好きな彼からくる夜のお誘いLINE。それまでの空気が一変して、ラブラブな甘いムードに包まれますよね。今回はそんなドキド...
恋バナ調査隊 2023-11-19 06:00 ラブ