更新日:2020-02-29 06:04
投稿日:2020-02-29 06:00
禁断の恋の背景には同い年の恋人への不満
――えっ、M子さんにもパートナーが?
「はい……同い年の彼で、付き合って約1年かな……」
――なのに、どうして?
「……こんなこと言ったら、恋人に申し訳ないのですが……同い年の彼は、グイグイ引っ張ってくれるリーダーシップがあるのは頼もしいのですが、セックスも強引なところがあるんです」
――若さゆえの強引さ、そして余裕のなさ……でしょうか?
「はい、濡れていないのに、いきなり挿入するという自分本位のもので、毎回苦痛です。お互い処女と童貞だったんですが、彼とベッドを共にするたび『セックスってこんなに痛いものなの?』と苦しみ、早く終わってほしいがために、イッたふりをしたことが何度もあります」
――彼への不満も募っていたから、よけいに大人のS先生に惹かれたのかもしれませんね。
「まさにそうです。初めて外で密会する日の直前、私はあえて『今付き合っている彼とのセックスがツラくて……』と相談を持ちかけました。もちろん、S先生に抱かれたい気持ちがあったから」
――それに対して、先生はなんて?
「『ああ、男ってそんなことあるよね』と、苦笑していました」
――不倫しようとしている自分に、罪悪感はありませんでした?
「正直……罪悪感はゼロではありません。ただ、私の正直な気持ちを伝えたら、S先生も応じてくれた……どこかで私に『女』を感じてくれたから、密会をOKしてくれた……それだけです」
このあと、M子さんは初めての不倫を経験する。
続きは次回。
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