感染も怖いけど…新型コロナ対策で不倫をやめた男たちの本音

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-05-03 07:26
投稿日:2020-03-07 06:00
 新型コロナウイルスへの警戒から、浮気をやめた男性も出てきているようです。「そもそもウイルスへの警戒ムードではなくとも、不倫なんてやめるべき」という話はさておき、対策のために、キッパリ不倫相手と縁を切った男性も存在するのです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男性たちの実態に迫ります。

1:対策をしていない女性には、感染が怖くて会いたくない!

「飲み会で知り合った女性と不倫関係でしたが、新型コロナウイルスが怖くて、会おうという気持ちになれなくなりました。

 その子は接客業で、いろんな人と接しているんですが、最近LINEで話した限りだと『どうせかかるときはかかるから、手洗いとかもテキトー。マスクもしたりしなかったりかな(笑)』と書かれていたので、ゾッとしました。

 ここまで騒ぎになっているのに対策しない感覚にもついていけないし、そんな子から不倫でウイルスうつされたら最悪じゃないですか。これを機に別れます」(38歳男性/マスコミ)

  ◇  ◇  ◇

 きちんと対策をしていても不安が募る人も多いなか、雑な対策しかしていないと知れば、恐怖心が増してしかるべきでしょうね……。

2:万が一の際に「濃厚接触者」のリストに名前を出せない

「足掛け3年くらいダラダラと関係が続いていた女性がいたんですけど、新型コロナウイルスにかかったときのことを考えて、今回はすっぱり別れました。

 と言うのも、万が一感染したら“濃厚接触者”としてその人の名前を出すことになりますよね。それで家庭に浮気がバレるのはイヤだし、そこまでリスクを負ってまで付き合いたいわけじゃないし……。

 別れ話をしたら、薄情だって泣かれましたけど、こんなことでもなければ別れるきっかけがなかったかもしれないので、これで良かったと思っています」(42歳男性/経営)

  ◇  ◇  ◇

 ウイルスは目に見えないので、どこで感染するかわからないのが怖いところ。浮気相手が濃厚接触者となれば、家庭にも浮気がバレますよね。

3:エッチする気分が失せてしまい…

「この前、不倫相手の家に行って会ったんですけど、やれ手洗いがどうのこうの、除菌シートがどうのこうのってうるさく言われて、とても関係する気分になれず、そのまま帰ってきました。

 まぁ浮気なんてしている僕がいけないんですけど、世の中の雰囲気が暗いし、不倫相手に会って元気をもらいたいなって思ったのに、その子もそんな風にヒステリックになっていたので、なんだか逆にゲンナリしちゃって。

 こんな言い方をするのは悪いけど、不倫って、そういうことをする関係じゃないですか。今の警戒ムードはしばらく続きそうだし、不倫なんてしている場合でもなさそうなので、その後、LINEで別れました」(36歳男性/経営)

  ◇  ◇  ◇

 ウイルスへの恐怖心から、ややヒステリックになっている人も出てきています。警戒ムードが高まっている今、不倫をしている自分の過ちにやっと気づく男性も少なくないかもしれません。

まとめ

 有事をきっかけに、やっと自分の過ちを正そうと決意する不倫男性が出てきているのも現実な模様。しかし、新型コロナウイルス対策はさまざまな方面に影響を及ぼしていますし、1日も早く収束を願うばかりです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


妻の“夫下げ”発言に泣く男たち。「臭い」「黙ってて」って酷くない? 無意識で放つ一言にご用心
 思わず言ってしまう夫の愚痴。ですが、夫側にも言い分はあるのかも? そこで妻のどのような一言にイライラするか男性陣に聞い...
恋バナ調査隊 2025-06-04 06:00 ラブ
ヒカルに梅宮アンナ…短い交際→結婚のメリットは? 堀北真希ら「0日婚」で成功する夫婦の共通点
 タレントの梅宮アンナ(52)が5月27日に自身のインスタグラムを更新。アートディレクターの世継恭規(よつぎ・やすのり)...
令和ですよ?「女は従順で」という呪縛。時代錯誤な男性と“自分を責めてしまう”女性に伝えたいこと
 夫婦の在り方などテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「主張の強い女は可愛げがないから抱きたいと思...
豆木メイ 2025-06-03 06:00 ラブ
「結婚ていいよ♡」クソバイスにイラッ。ジューンブライドの過剰な“幸せアピ”はやめて~!
 6月の花嫁=ジューンブライド。幸せになれるという言い伝えから、6月に結婚する人は多いですよね。でも浮かれすぎには要注意...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
実は「シングルマザー」がモテるって本当? 僕たちが惹かれてしまった理由
 3組に1組は離婚しているとも言われる現代。子どもを抱えたまま離婚する「シングルマザー」も身近な存在となりました。実は「...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
恋人とは「趣味が合わない」方がいい、ってマジすか? 5つの意見に納得…
「恋人とは趣味が合う方がいい」という意見はよく耳にしますが、「恋人とは趣味が合わない方がいい」と考える女性も案外多いのだ...
恋バナ調査隊 2025-06-02 06:00 ラブ
うわぁ…彼女に“激萎え”したLINE3選。そのお世話、裏目にでてるかもよ?
 付き合った当初と違う…と彼女の変化に不満を抱く男性は多い様子。中には「女として見られない」と、気持ちが冷めてしまう人も...
恋バナ調査隊 2025-06-01 06:00 ラブ
「俺は毎日もやしでいいのに」質素な生活を望む47歳夫。家事代行を頼む妻との結婚を後悔する毎日
「冷酷と激情のあいだvol.248〜女性編〜」では、家計に満足なお金を負担せず、家事への労力も渋る夫への妻・美幸さん(仮...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ
「生活費は10万しかくれない」夫が“セコ過ぎる”と嘆く43歳妻。お金も家事も私ばかり…と不満が募る日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ
不倫はもうおしまい。女たちが最後の“さよならLINE”を送る瞬間
 大好きな男性とはお別れなんてしたくありませんよね。でも相手が既婚者だったらどうでしょうか? 今回は、既婚者の彼との最後...
恋バナ調査隊 2025-05-31 06:00 ラブ
【漫画】疑似結婚って何?ドS上司から提案された条件と、彼が“シンパパ”になったワケ『授かり疑似婚』#3
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
【漫画】ちょおえええ!シゴデキ上司「俺、奥さんいないよ」突然の“顎クイ”告白から…『授かり疑似婚』#2
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
【漫画】うっわ~女物の靴…弟に追い出された夜、ドSな上司との運命の歯車が回り始めた『授かり疑似婚』#1
【『授かり疑似婚~秘密のマリアージュ~』あらすじ】  見栄っ張りなOL・花森咲良(27)は、弟と一緒に住んでいた家を追...
「訴えられる…」女装子の妻に“レズビアン”関係がバレる? 不倫の終わりは略奪か、それとも #3
 菜々美さん(28歳ホステス/独身)はアフターで連れて行ってもらった女装バーで、女装が趣味の直樹さん(43歳エンターテイ...
蒼井凜花 2025-05-30 06:00 ラブ
梅宮アンナは大病を経験した“しびれ仲間”と再婚…「いたわり婚」がブームの予感
 梅宮アンナさんが52歳で電撃再婚されました。お相手とは出会って10日、乳がんの診断を受けたことを公表し、現在も治療を続...
内藤みか 2025-05-29 06:00 ラブ
早めに逃げて! モラハラ夫、3つの常套句。卑劣な行為は母親の影響か?
 倫理・道徳に反した嫌がらせを繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ夫」。周囲から見れば「おかしい」と気が付くのに...
恋バナ調査隊 2025-05-29 06:00 ラブ