花粉や黄砂に負けない! 敏感な肌を守る行動とお手入れ3選

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-03-08 06:00
投稿日:2020-03-08 06:00
 花粉や黄砂、PM2.5など、アレルギーを持つ敏感肌の人には、しんどい季節がきていますよね。目だけでなく肌までかゆくなって掻きむしってしまい、赤く腫れあがってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そこで、花粉や黄砂に負けないように、敏感な肌を守る行動とケアをご紹介いたします。

首もとの乾燥を予防しクリームでガード

 敏感肌は顔や身体で拭く際に、花粉や黄砂でかゆくなってしまうので、ちょっとしたケアが大切です。室外で干した洋服はたくさんの花粉や黄砂が付着していますので、室内に取り込む際にポンポンと手で払っておきましょう。筆者はこれだけでも、肌のかゆみが軽減しました。

 そして、服を着る際にダメージを受けやすいのが首元。顔はマスクでガードできますが、首元はガードできませんよね。タートルネックで隠そうとしても、こすれて逆にかゆくなってしまうことも……。

 首元は皮が薄いぶん、敏感な部分でもあるので保護しておきたい箇所です。そのため、外出先では、拭き取りシートで首もとをこまめに拭き取りましょう。

 拭き取った箇所は、大気汚染や紫外線などから守る日焼け止めローションなどを塗っておけば、さらに安心。しっかりと保護して、乾燥による首シワも防ぎながら、かゆみを防げるのでケアしておきましょう。

目元や手元は絶対にこすらず保湿でかゆみ対策

 花粉や黄砂だけでなく、乾燥によってもかゆくなりやすい目元や手元。乾燥からのかゆみを防ぐためにも、こするのは厳禁です。

 そこで筆者は、手洗いの後や食事後など、気付いた時にたっぷりと保湿しています。目元は敏感な箇所なので、ジェルクリームを塗って乾燥防止。

コンシーラーで赤みを無かったことに!

 対策をしても、かゆみで赤くなってしまった肌には、ファンデーションを塗り重ねるよりも、コンシーラーとパウダーで軽く仕上げるほうがキレイに見えます。

 筆者は目元のキワには指で優しくのせているほか、鼻水をすすり赤くなっている鼻の溝にも、ポンポン塗りで対応。コンシーラーを重ねたくない場合は、赤みをカバーできるグリーンの下地を塗っておくことで、カバーできますよ。

 花粉や黄砂、PM2.5など、アレルギーを持つ敏感肌は一生付き合っていかなければならないもの。だからこそ、日々の行動やケアで肌を健やかに守っていきたいですよね。 日々のスキンケアに工夫を取り入れて、トラブルのない潤い肌をキープしましょう。

〈文・社〉時短美容協会所属/石田沙耶加〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ビューティー 新着一覧


ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...