いい加減になりがちな探偵社は実費経費の話をしない
最後のチェックポイントは、実費経費です。実は、「実費経費を調査費用に含めます」とアピールするケースも珍しくありません。
探偵会社にとっての利益は調査費用で、実費経費は調査中に立て替えた費用に過ぎません。探偵が稼働すればするほど実費経費がたくさんかかる。つまり、売り上げが目減りします。依頼者にとっては、「実費経費は、調査費用に含む」がお得に思えても、探偵社にはダイレクトにマイナスです。
そこに着目すると、その探偵会社はあまり稼働しない可能性が出てきます。そう、なるべく実費経費をかけない調査をするのです。探偵会社が動けば動くほどアシがでます。
「きょうも尾行しましたが、現場は押さえることができませんでした」
そんな報告が続き、もう一日、もう一日と調査を追加し続けると、イザ証拠を押さえたときには、相場を大きく上回る金額になっていることもありますので、きちんとお金の話はしておくべきですし、相手が言いたがらない威圧感がある場合は、調査を中断してみてもいいと思います。
気になる事務所は一度訪ねて話を聞く
周りに調査依頼経験者がいて、満足度が高ければ、そこを紹介してもらうのがベスト。しかし、かなりナーバスなプライベートなことだけに、依頼したことを周りに話していないことがほとんどで、信頼できる探偵会社を探すのは、とても難しいのが現実です。
結論をいうと、気になる探偵会社があれば、必ず事務所に出向いて話を聞いてみること。住所はあっても、部屋の中は電話だけ、なんていうことがあるのです。「依頼人の自宅に出向いて、見積もりをする」とPRするケースは、そんな事務所だったりしますので、できるなら足を運んできちんと事務所が稼働しているか確認してください。
しかしながら、信頼のおける探偵社を見つけることができれば、今後の人生において、もし何か起こった時には非常に役に立つはずです。友達に持ちたい職業として医者、弁護士、探偵と私は冗談混じりに本気で話しています。
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