年上女性があっけなく落ちる! 年下男子からの“殺し文句”

内藤みか 作家
更新日:2020-03-19 09:38
投稿日:2020-03-19 06:00

「いろいろ経験している人のほうがいいんです」

 また、年下男性が年上女性を求める場合、恋愛の甘味だけでなく、人生の先輩としてのアドバイスを得たいから、という人が多いもの。

 もしかしたら長い時間一緒にいることになるかもしれない恋人は、自分の支えになるような人を選びたいという人にとって、年下の女性はあまり魅力を感じないのだとか。

 年上女性は、年下男性に比べ、社会経験が長いもの。

 場合によっては転職や離婚などの試練を味わった人もいますが、年下男性はそうした負の経験も評価し「いろいろ経験している人のほうがいいんです」とまで言う人も。

 そんな風に言ってもらえたら、イバラの道を歩いてきた年上女性は涙してしまうかもしれませんね。

年下男子の望む恋人像

 年上女性の想像以上に、いろいろ考えたうえで恋愛相手を選んでいる年下男性。

 確かにただ単にエッチをしたいだけだったら、若い女の子をつかまえたほうが、お互いに体力もあるし、ノリも合うし、楽しめるかもしれません。

 けれど彼らは自分の将来にとってプラスになる相手かどうかということを、かなり吟味しているのです。

 年上女性の場合、年下女性に比べて、判断能力がある人が多いのです。

 就職を考えている彼に「その会社はちょっと心配だわ」などと言えたり、上司のご家族の訃報に際し、どう振る舞ったらいいかも知っています。様々なことを教えてくれる年上女性に、年下男性は尊敬や憧れとともに愛情も抱くようになるのだとか。

遠慮せず愛情を受け取ってOK

 年下の男性から積極的に好意を伝えられ、戸惑う年上の女性は多いものです。

 10歳以上も年下の男性から求愛され、最初は何度も断ったという人もいます。

 世間の想像以上に年下男性は年上女性に様々な面で魅力を感じ、一緒にいたいと願っているようなので、ここは遠慮せず彼からの愛情を素直に受け入れていいのではないでしょうか。

 一生のことを考えると気後れしてしまうかもしれませんが、まずは「彼が大人になるまでのステップ」としておつきあいしてもいいと思います。 

 交際するうちに向こうの真剣さに心打たれて年上女性の本気スイッチが入ることも。年上女性はあれこれ周囲を考えて関係に悩んでしまいがちですが、当の年下男性本人はあまり気にしていないのですから、純粋に恋愛を楽しみ、彼の愛情表現を頂いちゃいましょう。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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