更新日:2020-04-26 17:00
投稿日:2020-04-26 17:00
コンドームが性病防止に役立つことは多くの人が知っています。しかし、ペニスを膣に挿入する行為だけでなく、フェラチオやクンニリングスなどのオーラルセックスでも性病がうつることがあるのです。一般的に知られている性病ばかりか、命にかかわる深刻な病気にもかかると聞いて、オーラルセックスの注意点と予防費用を調べてみました。
挿入時にコンドームを付ければ性病は防げる、は大きな間違い
挿入するときは使うけど… (写真:iStock)
喉も膣も粘膜、細菌やウイルスが粘膜から侵入すれば性病にかかる可能性があります。厚生労働省のホームページによれば、フェラチオやクンニリングスによって淋菌感染症、クラミジア感染症、ヘルペス感染症、梅毒などにかかります。「性器から口へ」「口から性器へ」のどちらの経路でも感染し、自覚症状がないままに人にうつしてしまうことがあるそうです。
近年増えているクラミジア感染症は男性の半数、女性ではなんと4分の3は自覚症状がないという記事もあります。
「私は性病の人とセックスしたことはない」「かかっても抗生物質で治るんでしょう?」と安心してはいけません。とっくに別れた相手から知らずに菌をもらっていて、自覚症状のないまま新しい相手にうつしてしまうことがあり、女性の場合はクラミジアが原因で卵管が癒着し、妊娠できなくなるケースもあるのです。
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