欅坂46停滞から再生へ! 活動自粛期間に絶対できる2つのこと

こじらぶ ライター
更新日:2020-05-16 06:00
投稿日:2020-05-16 06:00

FC会員向けの有料コンテンツ「けやみみ」

 一方の欅坂46はというと、デビュー記念日4月6日前から、メンバーが交代で登場する運営主導の「けやみみ」というラジオ企画を継続的に行っているが、基本的には有料のファンクラブ会員向けコンテンツであり、無料で一般層へ広く行き届くことはない。

 欅坂46メンバーはこれまで他のグループに比べると、無料閲覧可能なブログや有料会員向けメッセージの投稿、また無料でも課金しても楽しめるライブストリーミングのSHOWROM配信の頻度が少なかった。

 それでも楽曲を表現すること、パフォーマンスの力で勝負し人気を博してきた。ファンを必死に繋ぎ止めるような行為を積極的に行わずともファンがついてくるその様が彼女たちらしく、また、カッコいいと擁護する者たちもいた。

 しかし、残念ながらいまはメンバー揃ってパフォーマンスを披露する機会そのものが思うように得られない。そして他のどのグループよりファンを待たせてしまっている状態だ。

 この状況下でメンバーたちは自主的な行動を起こし始めた。メンバー同士のビデオ通話を使ったコラボ動画やラジオ、ファンからの質問返しのラジオ投稿などなど。

 しかしこちらも有料会員向けアプリでのみ視聴することができ、「けやみみ」同様、拡散力に乏しく一般ライト層から見れば敷居は高いといえよう。

 欅坂46メンバーそれぞれは努力をし頑張ってはいる。それはひしひしと伝わってくるのだが、グループとファンの一体感や、一般層を巻き込んでのムーブメントには繋がっていない。

 仮にメンバー総出演で可愛らしく歌って踊っての手洗い動画をグループ公式Twitterで公開する、なんてことができたら欅坂46としてイメージを覆す革命的なことではある。だが、これまでのグループの特性やファンが彼女たちに望むものとは少し違う気がする。

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STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

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