オンライン婚活パーティーに参加したらまさかのモテがきた!

内藤みか 作家
更新日:2020-05-21 06:00
投稿日:2020-05-21 06:00

限られた時間でのトーク

 このオンライン婚活パーティーは男性参加者全員とマンツーマントークができるというもの。ひとりひとり、数分ずつ会話をしていきます。トークが始まってすぐ気づいたのが、彼の後ろに映るオシャレな写真。雪をかぶった富士山が、神々しく朝日に輝いているというものです。

「素敵な富士山ですね!」と思わずほめると「ああ、見えますか? これは昨年登った時に撮ったものなんですよ」「えっご自分で撮影されたんですね。よく撮れてますね」などとたわいもない会話が進みます。そしてここがリアル婚活パーティーと違う点。いきなり自宅訪問状態しちゃってるんです。私がお話した男性は23区内に一戸建てをお持ちのリッチなかたでした。

二人きりのトークで口説かれた…

 その晩の私は、なぜかモテました。参加者の男性たちによると、どうやら私が参加女性のなかで最年少だったらしいのです。「きみは若いねえ〜」とチヤホヤされ、「連絡先教えてよ」とせがまれたりも。同年代の男性には結構歓迎されるのか、それともうまく光が顔に当たってモニタ映りが良かったのかよくわかりません。

 ひとりの男性は会話の後半あたりで「ねえ、口説いていい?」と切り出してきたので、動揺してしまいました。「あはは! そ、そういう濃いお話は、カップリングした後でね!」とごまかします。「番号は俺の番号を書いてよ!2番だからね!2番!」ともせがまれ、めったにないモテを体験してしまいました。

カップルになったら連絡先交換

 このオンライン婚活では、全員との会話が終わった後に、好みだと思った男性の番号を運営にメッセージで伝えます。見事カップルとなったら、その男性と再度ツーショットでトークをし、その時に連絡先を教え合うことができるのです。男性の番号は5番目まで書けるので、カップリング率も高めかも。

 でも私は誰も選べませんでした。選んだらカップルになれたのかもしれませんが「やっぱり年下がイイ!」と心が叫んでしまい、誰の番号も書けなかったのです。でも、初対面の男性と話すというのはなかなか刺激的で楽しめたし、何より、部屋着ばかりの日々だったので、久しぶりに可愛い服を着てメイクもできてよかったです。

 このオンライン婚活パーティーはまだ始まったばかりなので、いくつものサイトが女性はワンコイン程度のお試し料金設定をしてくれています。とはいえ、少しずつ自粛も解除になりつつあり、リアルの婚活パーティーが街に戻りつつあります。そうなってきたら、臨時に設定されたオンライン婚活パーティー自体がなくなってしまう可能性もあるので、今のうちに体験してみるのもいいかもしれませんよ。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


別れた娘への見栄のために、なぜ俺が? 妻の「もっと稼げ」アピに鼻白む40歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.218〜女性編〜」では、再婚相手である夫・ヒデキさん(40歳・仮名)との結婚生活に経済的な不...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
「裕福な前夫と暮らす娘がうらやましい」再婚相手に貧乏脱出を求める44歳ノンキャリ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
浮気されない女の特徴とは? LINEの返しだけでかわいく演出するテクニシャン3選
「男は浮気する生き物」といわれますが、浮気するかしないかは彼女次第かもしれません。  今回は、一途な男性に彼女とのLI...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」となった瞬間5選。元彼と関係を復活させた妻たち、きっかけは?
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれな...
蒼井凜花 2024-11-08 15:06 ラブ
夫がダサい。「Sanma」Tシャツって何? 頭を抱える妻たちの叫びと3つの対処法
 どんなに性格が良くて価値観が一致している夫でも、ときに気になってしまうのがダサいファッション…。とはいえ、なかなか本人...
恋バナ調査隊 2024-10-25 06:00 ラブ
嫉妬深い六条御息所は反面教師に…年下男子との恋愛を長続きさせるコツ。「光る君へ」もより楽しめる!
「源氏物語」の作者である紫式部を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題です。  光源氏は何人もの年上女性との恋愛...
内藤みか 2024-10-24 06:00 ラブ
「女友達と遊ぶ旦那」の驚愕実態4連発! 知らぬは妻のあなただけ…
「男女の友情もある」「ただの友達ならいいんじゃない?」と楽観的に捉え、女友達と遊ぶ旦那を許している奥様もいるでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-10-24 06:00 ラブ
リベラル男子って何? やばすぎる恋愛観と論破する方法。結局浮気したいだけなのか
 リベラルとは、自由主義思想を指す言葉。そして今、自由恋愛主義の「リベラル男子」がやばいと話題になっているとか…。この記...
恋バナ調査隊 2024-10-23 06:00 ラブ
「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ち良さを知り...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:33 ラブ
日曜日メシは焼きそば一択って、なんでやねん! 夫のヘンなこだわりは笑い飛ばすのが吉
 変わり者な夫を持つ妻たちから聞いた「夫のヘンなこだわりエピソード」をご紹介します。思わず笑ってしまうおかしなこだわりや...
私たち夫婦仲が悪くなった原因はなに? “妻の言い分・夫の言い分”6選から見る改善方法
「ろくに会話もしない」「家庭内別居をしている」など、世の中には仲が悪い夫婦も存在します。永遠の愛を誓ったはずなのに、なぜ...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
彼女を作る気がない人の「脈なしLINE」3選。気になる彼に特徴が当てはまったら長期戦覚悟で
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。  今回はLIN...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
「浮気に逃げないよ、俺は」被害者ヅラする妻からの離婚を断固拒否する47歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.217~女性編~」では、結婚3年目の夫・マモルさん(47歳・仮名)との離婚を強く望む妻・絢音...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ
「夫との“授かり婚”を心底後悔…」それでも離婚理由の弱さに焦りが募る39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-19 06:00 ラブ