自信がない人必見! 自己肯定力が低い人の特徴&高める方法

コクハク編集部
更新日:2020-07-20 06:00
投稿日:2020-07-20 06:00
 あなたは自分自身に対して否定的ですか? それとも肯定的でしょうか? 自分をいつも卑下してしまったり、自分のことが好きになれない人は「自己肯定力」が低い傾向があります。
 そこで今回は、自己肯定力が低い人に見られる特徴&自己肯定力を高める方法をご紹介します。

自己肯定力が低い人に見られる5つの特徴をチェック!

「自己肯定力」とは、自分の価値や存在を肯定的に受け入れられる力のことを言います。この自己肯定力が低いと物事をネガティブに捉えてしまい、本来の能力を発揮できなくなることもあるため、注意が必要。そこでまずは、自己肯定力が低い人に見られる特徴をチェックしてみましょう。 

1. 「どうせ私なんて」が口癖

 無意識に出る口癖にはその人の性格や価値観が表れます。自己肯定力が低い人に見られる口癖は、「どうせ」という言葉。「どうせ私なんて」「どうせ失敗するに決まっている」など、やる前から悲観的に考えてしまう人が多いでしょう。

2. 常に誰かに依存している

 あなたは物事を自分で決めることができますか? 仕事で困った時や悩んだ時、すぐに誰かに相談して、人に決断してもらっている人もいるでしょう。

 そんな風に誰かに依存しがちな人も、自己肯定力が低い傾向にあります。誰かに決断してもらうことで、万が一悪い結果になったとしても、「自分のせいではない」と安心したいのです。

3. 過去に大きな失敗を経験している

 自己肯定力が低い人の中には、過去の失敗から自分に自信を失っている人もいます。過去の経験がトラウマとなり、ネガティブ思考になっている場合もあるでしょう。

 確かに、失敗を経験すると「また、同じ失敗をするのでは?」と怖くなるものです。しかし、その失敗をマイナスととらえるか、「今度は失敗しないようにがんばろう」など、プラスにとらえられるかで自己肯定力が変わってきます。

4. 他人と比較してしまう

 たとえば、仕事をしていると能力やスキルが顕著に表れます。仕事に関わらず、さまざまなことで人と差ができるのは仕方のないことでしょう。

 しかし、自己肯定力が低い人はいつも他人と比較して落ち込む傾向にあります。「どうして私はこんなにできないのだろう」と自分を卑下し、劣等感を抱いてしまうでしょう。

5. 褒められても素直に喜べない

 あなたは人から褒められた時、「努力してきた甲斐があった」と素直に喜ぶことができますか?

 実は、自己肯定力が低い人は「自分が評価されるわけがない」と思っているため、褒められても素直に喜ぶことができません。中には「嫌味なんだろうか?」と、人の称賛や好意を悪く受け取ってしまう人もいます。

自分に自信がない人必見! 自己肯定力を高める5つの方法

 自己肯定力が低い人の特徴をチェックすると、「当てはまる項目が多かった」という人もいるかもしれませんね。そんな人は、マイナス思考のせいで仕事で苦労したり、人付き合いに疲れている人もいるでしょう。

 しかし、自己肯定力は自分の意識次第で変えることができます。次に、自己肯定力を高める方法について、見ていきましょう。

1. 常にポジティブな発言を心がける

 自己肯定力が低い人は、何をするにも失敗することを想像しています。そのため、何かにつけて「どうせ」「私なんて」といったネガティブな発言をしてしまうのです。

 でも、言葉は思っている以上に力を持っています。「私ならできる」など、ポジティブな発言に変えていくことで、意識が変わってくるでしょう。

2. 自分の短所を受け入れる

 人にはそれぞれ長所もあれば、短所もあります。どんなに人から愛されているような人だって、短所はあるでしょう。大切なのは、この短所を自分自身がどう受け入れられるかということ。

「自分のこんな短所が嫌い」と思うのではなく、「短所も含めて自分」と受け入れることができれば、きっと気持ちが楽になり、自己肯定力を高めることができるはずです。

3. 自己肯定力の高い人と接する機会を増やす

 自己肯定力の低い人は、見るからに自分に自信があるタイプの人に苦手意識を持ちがちです。「気持ちをわかってもらえる」と、気づけば同じように自己肯定力の低い人ばかりが周りにいて、足の引っ張り合いのような状況が起こっているかもしれません。しかしこれでは、いつまで経っても成長することはできないでしょう。

 自分を変えていくためには、自分が持っていないものを持っている人と接することも大切です。一緒にいることで刺激を受けられるため、「私もがんばろう」と意識を変えるきっかけになるでしょう。

4. 目標をクリアし、成功体験を増やす

 過去の失敗で自己肯定力が低くなってしまった人は、成功体験を増やしていくと良いでしょう。たとえば、仕事などで目標を立て、それをひとつずつクリアしていくのです。クリアした数が増えれば増えるほど、成功体験が増えることになるため、少しずつ自信を取り戻すことができますよ。

5. 周りの意見に流されない

 自己肯定感を高めていくためには、自分の考えや意見をきちんと伝えることが必要です。たとえ、あなたの考えが通らなかったとしても、伝えられたかどうかが重要なポイント。誰かに思いを伝えられたということは、あなたの自信につながるはずです。

 何かを決断しかねる時、周りの意見に流されずに、まずは自分の思った通りに行動してみましょう。

意識で変わる! 自己肯定力を高めて充実感を得よう!

 自己肯定力が低い人は、いつもネガティブな感情を持っているため、プライベートでも仕事でも充実感を得られにくいです。

 しかし、意識次第で自分を変えることは可能!「成長したい」「今の自分から打破したい」と考えているのであれば、ぜひご紹介した「自己肯定力を高める方法」を取り入れて、ステップアップを目指してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


猛暑の夏…健康な高齢者でも熱中症予防を“家族ですべき”理由
 介護士をしていた経験をもとにライターをしています。筆者はこれまで、認知症の症状や認知症を発症した時の具体的なケアについ...
がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...
夕陽で赤く輝いて…黒猫“にゃんたま”は美しい絵のようだった
 にゃんたマニアにみなさんこんにちは! きょうは、初めての黒猫にゃんたまωです。  黒猫のにゃんたまって、真っ黒だ...
遠方に住む親が心配…介護サービスの上手な選び方&使い方
 遠方に住んでいる両親が介護状態になった時、多くの人が「大丈夫かなぁ……」と心配になるはずです。しかし、現代では親の介護...
ホステスの世界にもある「裏引き」という名の“闇営業”の実態
 世間をにぎわせた“闇営業”。「事務所を通さず仕事のオファーを受け、報酬を得る」行為は、夜のクラブでも存在します。店に許...
料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...
声かけが大切! 子どもの“やる気スイッチ”をONにする方法
 子どもの心スペシャリストとして子育て中のお母さんたちと接していると、「子どもにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか?...