前澤氏の新会社に賛同!離婚で養育費をもらうべき一番の理由

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-06-27 07:02
投稿日:2020-06-27 06:00

少額でも養育費を定期的に受け取る意味

 定期的に養育費を受け取ることは、将来の子供の気持ちのケアに直結します。海外と違って、日本では離れて暮らす父親とのコミュニケーションが円滑ではありません。成人するまでに会う機会がなかった子供たちも、ザラにいるでしょう。

 物心がつく前に親が離婚した子供たちは、思うほど父親が恋しいとは思っていませんが、「自分がお父さんから愛されていたのか?」ということは、少し気になることなのです。それを証明する手段は、定期的な養育費の振り込み以外に手段はありません。たとえ、1万円でも5千円でも毎月きちんと支払われていれば、子供はそんなに父親を恨んだりはしませんし、シンママにとっても、その1万円がすごく助かる時もあるのです。

 一人娘が5才の時に離婚をした相談者Aさんのケースでは、月々3万円の養育費を受け取るという取り決めをしていましたが、6年支払った時点で「失業したから養育費が払えない」と、元夫から連絡が来たそうです。受けとれなくなってから3年後のある時、中学生に成長した娘さんが大泣きしていました。

 理由を聞くと、興味本位でFacebookを検索したら、小さな男の子を抱っこした笑顔の父親の写真を見つけたそうです。元夫に新しい家族ができて金銭的な余裕がなくなり、「失業したから払えない」と、嘘をついたのは明らかでした。Aさんの娘さんは14才でしたが「私には1円もくれず、一生許さない」と、泣きじゃくったそうです。せめて、ほんの少しでいいから振り込んでくれていれば、娘さんの心を落ち着かせる言葉も見つかったはずです。

まとめ

 命の次に大切な物はお金です(笑)。あって困る物ではありません。

 金銭的に困窮していない場合でも、きちんと養育費の取り決めをして支払ってもらいましょう。関わりたくなくない場合は、前澤友作さんが設立した養育費を安心して受け取れる会社「小さな一歩」に委託してもいいかもしれません。

 月々1万円でも、年間12万円。子供たちと旅行にでもいけますね。受け取ることは子供のためになりますし、相手を心から許せる材料にもなりますよ。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「男ウケ悪いよ」発言にイラッ 自分を守るとっておきの一言
「もっと普通にしてたらモテると思うけどな」と、勝手な“普通論”を男性に押し付けられて、イライラすることがあります。もっと...
ミクニシオリ 2022-09-13 06:00 ラブ
「レンタル彼氏」ってどうなん? 注意するべき6つのポイント
 高級ブランド品や腕時計など、購入しなくてもレンタルできるサービスが増加傾向になるなか、女性たちから密かに注目されている...
恋バナ調査隊 2022-09-13 06:00 ラブ
“マウント彼氏”の対処法 心が休まるどころかめんどくさい!
 彼氏がいるからといって、必ずしも関係がうまくいっているとは限りません。中には、彼氏のマウントにうんざりしている人もいる...
恋バナ調査隊 2022-09-13 06:00 ラブ
別れは最後の手段! 彼氏との温度差を感じたら3つの対処法を
 付き合った当初は仲が良かったカップルでも「なんだか最近、彼氏と温度差を感じる」「別れたいと思ってるのかな?」と不安にな...
恋バナ調査隊 2022-09-12 06:00 ラブ
「新聞に毎朝アイロンがけ」いい嫁アピールが激しすぎるLINE
 SNSを覗いてみると、「私はいい嫁アピール」が激しい投稿をよく見かけます。毎朝グリーンスムージーで彼の体調を管理したり...
“貯金なし彼氏”の上手な操縦方法 将来を考えてるからこそ!
 付き合っている彼氏と将来を見据えたお付き合いをしているなら、気になるのが「貯金」。とはいえ、どんなに親しい間柄になって...
恋バナ調査隊 2022-09-11 06:00 ラブ
交際費たんまり? 友達いない彼氏が最高の彼氏になる可能性
 友達がいない男性を、あなたは「彼氏にしたい」と思いますか? 躊躇してしまう人は少なくないように思いますが、ちょっと待っ...
恋バナ調査隊 2022-09-11 06:00 ラブ
「他人に抱かれた方がマシ」大学院で豹変した夫に嫌悪する妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-09-10 06:00 ラブ
「連れ子も育ててるのに」感謝しないバツ1妻と離婚したい夫
「冷酷と激情のあいだvol.107〜女性編〜」では、モラハラ夫に変貌してしまったナオキさん(仮名)に対して不満を抱く妻・...
並木まき 2022-09-10 06:00 ラブ
「忙しい」の3文字? 彼からの冷めた“サインLINE”に涙腺崩壊
 カップルになる直前は、終わりが見えないくらいに盛り上がるLINE。しかし、カップルになると安心感を得るため、徐々に好き...
恋バナ調査隊 2022-09-10 06:00 ラブ
真面目夫の浮気バレ~背広のポケットから出てきた意外な証拠
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。夫や彼の浮気を知ってしまった時のダメージは計り知れません。サレ妻さんたちは口...
山崎世美子 2022-09-10 06:00 ラブ
好みは千差万別!“イケメンが苦手”な女性の心理vs男性の本音
 あなたはイケメンをどう思いますか? 「イケメンと付き合いたい」「イケメンに出会いたい」と思う女性が大半でしょう。  ...
恋バナ調査隊 2022-09-09 06:00 ラブ
ダメ男とは違う? 愛すべき“ポンコツ彼氏”の笑撃エピソード
 ポンコツ彼氏は、頼りないのになぜか惹かれてしまう不思議な存在。おっちょこちょいな一面もあるため、女性から「可愛い」や「...
恋バナ調査隊 2022-09-09 06:00 ラブ
長文メール送って自爆するか愛深めるか 女に必要なクセは?
 彼に長文メッセージを送って自爆する女性が大勢います。今までのガマンがたまりにたまって長文メールという形で暴発してしまう...
内藤みか 2022-09-08 06:00 ラブ
なんでやねん!「性格悪いのにモテる女」8つの特徴あるある
 美人でスタイルが良く、性格が良い女性は当然モテますよね。「彼女はモテて当然」と同性から見ても納得です。しかし、「どうし...
恋バナ調査隊 2022-09-08 06:00 ラブ
不器用女子でも「男性がずっと一緒にいたい女性」になる方法
 好きな人に「ずっと一緒にいたいな」と思われたいですよね。せっかく付き合えたのに、数カ月付き合った後には飽きられ、挙句の...
若林杏樹 2022-09-07 06:00 ラブ