恋愛あるある!男女の価値観の違い8選&壁を乗り越える方法

コクハク編集部
更新日:2020-07-25 06:00
投稿日:2020-07-25 06:00
 日本における離婚の大きな原因が「価値観の違い」というのは、有名な話。でも、個人の価値観という前に、そもそも性別による価値観の違いがあるのをご存知でしょうか? そこで今回は、恋愛における男女の価値観の違いや、違いを感じた時の対処法についてご紹介します。

恋愛あるある!恋愛における男女の価値観の違い8選!

「彼氏とこんなところが合わない」と、不満を感じている女性は多いでしょう。この不満の多くは、価値観の違いであったりします。

 そもそも「価値観」とは、“自分が何に価値を置くのか?”と判断する考え方のこと。個々が持つ価値観はもちろん、性別による男女の価値観にも特徴があります。知っておくことで、後のトラブルを回避することができるかも? さっそく、見ていきましょう。

1.【恋愛が始まる時】男性は瞬間的、女性は継続的

 恋愛が始まる時、男性は女性を見て瞬間的に恋に落ちます。男性は視覚で恋をするとも言われますが、見た目の情報で相手を判断するという性質を持っています。

 対して女性は、ほとんどの場合、継続的に恋をします。安心感や信頼感を持てるかどうか、距離を縮めつつ慎重に判断しながら好きな気持ちを募らせていきます。

2.【相手に対しての気持ち】男性は加点、女性は減点

「男性は加点方式、女性は減点方式」というのも、恋愛あるあるでしょう。男性は女性と比べると許容範囲が広いため、恋愛が始まった時に相手に対しての評価、期待は、ほぼ0点。付き合ってから相手の良さを知って、愛情を深めます。

 その点、女性はじっくりと相手を見極めてから恋愛をするため、100点の相手だと思ってお付き合いが始まります。そこから、相手の悪いところが目につき、減点していくのです。喧嘩の際に「最初はこうだったのに」と言う女性が多いのにも、納得できますね。

3.【愛情表現】男性は行動、女性は言葉

 恋愛において愛情表現は大切ですが、基本的に男性は行動で、女性は言葉で愛を伝えます。「私ばかりが“好き”って言ってる」という不満を抱える女性に対して、「言わなくてもわかるだろう」と考える男性が多いのも、これが理由。

 男性からすると、「忙しい中、少しでも会う時間を作る」「プレゼントを買う」など、行動で示すことが愛情表現だと思っています。

4.【愛情の受け取り方】男性は量より質、女性は質より量

 お付き合いを続ける上で、お互いの愛情表現は大切です。しかし、愛情の受け取り方にも男女差があります。

 男性は愛情を量より質で、女性は質より量で判断します。たとえば、女性は男性からの連絡の頻度や「好き」などの愛情表現の多さを重視することに対して、男性は自分にどんな言葉をかけてくれるか、どんな行動をとってくれるかを見る傾向にあります。

5.【優先順位】男性は一点集中、女性はマルチタスク

 女性が男性に問う「私と仕事、どっちが大事なの!?」という決まり文句がありますが、恋愛に対する優先順位にも、男女の価値観は表れます。

 男性の多くは、仕事や趣味、恋愛を同時に行うことができません。そのため、一番、二番と、その時々で順位が変わります。

 そんな一点集中をする男性に対して、女性はたくさんのタスクを同時進行できます。仕事と恋愛の両方をこなすのも自由自在。優先順位をつけることなく、どれも成立させることができるのです。

6.【浮気】男性は本能、女性は感情

 浮気問題なんて、ないに越したことはないですが、浮気に対する価値観も男女で大きく異なります。

 許容範囲の広い男性は、言ってみればハンター。その場の雰囲気で、本能で浮気をします。対して女性は、寂しさや高揚感など感情が動いた時に浮気をします。さらには、体を許した相手を好きになる傾向があるため、男性よりも浮気が本気になるケースも少なくありません。

7.【過去の恋愛】男性はフォルダごと保存、女性は上書き保存

 過去の恋愛に対しての捉え方にも、男女の価値観が大きく現れます。よくたとえられるのが、「男性はフォルダごと保存、女性は上書き保存」ということ。

 男性は過去の女性1人1人をしっかり記憶しているため、別れた後、いつまでも引きずる方が多いのです。対して女性は、別れた当初は大きく落ち込みますが、次の相手が見つかったりと切り替えができ次第、新しい男性を過去に重ねて上書きします。さっぱりと次に向かえるのは、女性の特技ともいえるでしょう。

8.【結婚】男性は終わり、女性は始まり

「結婚は人生の墓場」という言葉が、男性の心をよく表しているでしょう。結婚は男性にとって、「縛られるもの」というイメージがあります。「終わり」とも表現できるかもしれません。しかし、そうはいっても子孫を反映させるために、時間をかけて心の準備をして、結婚へと向かいます。

 対して、女性にとっての結婚は始まりです。愛する人と結婚をしたら、出産をしてマイホームを買い、子供を育て上げたら穏やかな老後が待っている……と、夢を着実に叶えたいと思うのです。

男女の価値観を感じたら?乗り越えるための方法

 ご紹介してきたように、男女の価値観にはとても大きな壁があります。そんな壁に気づいたら、どのように乗り越えていけば良いのでしょうか?

お互いの価値観が違うことを認める

 性別だけでも、こんなに違う価値観。これに個人個人の価値観を加えると、どうしたって違いは発生するものでしょう。しかし、これを責めたところで、根本的な違いは埋められません。

 そのため、価値観の違いを感じたら、まずは否定しないことが大切。「なるほど、そんな考え方があるんだ」と、まずは受け入れて認めることが大切でしょう。

価値観の違いを感じた時には伝える

「この価値観に違いがある」と感じたら、その違いを相手に伝えることも大事。喧嘩腰ではなく、穏やかに「あなたはそう言ったけど、私はこう思ったよ」など、お互いの余裕がある時にライトに伝えてみましょう。

 違いを受け入れた上で、どう寄り添っていけば良いのかをお互いが考えることが、価値観の壁を乗り越えるポイントになります。

共通の「なにか」を探す

 価値観の違いはあれど、好き同士の2人です。共通の趣味や目標などを持つことで、その一瞬だけでも同じ方向を向くことができるようになります。

 また、そのことに向かって、努力する姿を見せることも大切でしょう。「こんなところはあるけど、あんなところがあるから許せる」というように、相手を尊敬する心は価値観を超えることもあるはずです。

男女の価値観は違って当たり前! 違いを楽しむ余裕を持って♡  

 男女の価値観の違い、いかがでしょうか? 「あるある」と、思い当たる節があった方も多いでしょう。今回ご紹介したのは恋愛における価値観ですが、生活面や仕事面などでも価値観の違いはまだまだ出てきます。

 しかし、違うからこそ面白いのが、男女の関係でもあります。価値観の違いを把握して、むしろ楽しむ余裕をお互いが持てたら、二人の距離はどんどん縮まるでしょう。ぜひ、参考にしてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ラブ 新着一覧


「介護の問題があるでしょう?」実家も義実家も勘弁…同居を断固拒否する44歳夫の心配ごと
「冷酷と激情のあいだvol.251〜女性編〜」では、自身の実家と夫の実家の双方から二世帯住宅を建てる提案を受けた妻・律子...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
家にいるのは私なのに…親と同居したい41歳妻、反対する夫に苦悩「もう何が正解かわかりません」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
夫婦の会話がなくなる10の理由。予兆があったら要注意! あなたたちの原因はどれ?
 夫婦の会話がなくなったことに不満や寂しさを抱えている人もいるはず。中には会話を増やそうと、無理して話題を作ったりパート...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
失恋確定!?「なんか用だった?」にガックリ…彼からの“塩対応”LINE6つ
 LINEには別れや失恋の予兆が見られるものです。今回は、女性たちが「ヤバい、この恋終わるかも」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
元不倫相手からの連絡に揺らぐ女…いい人風“下心オジサン”から七夕の夜に届いた言葉【なぜ禁断の恋をするのか?】
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-20 10:25 ラブ
夫「肌にはこの成分が…」ってうるせ~! 美意識高い系男子に振り回される妻のホンネ
 男性も美意識が高まってきている時代。ですが、アラフォー妻のなかには、夫の美意識の変化に戸惑っている人もいる様子。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-20 06:00 ラブ
独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。  生涯未婚率も上昇しているなか、新た...
内藤みか 2025-06-19 06:00 ラブ
「おもしれー女」を目指しちゃダメ! 恋愛“こじらせ”男女がやっちまった恥ずかしい言動
 今回はこじらせ女性とこじらせ男性の恋愛あるあるを5つ、ご紹介します。あなたは「ないわ〜」と感じますか? それとも「ピュ...
恋バナ調査隊 2025-06-19 06:00 ラブ
夜は疲れてる…令和の男女は性欲よりも“睡眠欲”を優先したい。でも、それでいいの?
 「とにかく寝たい」  正社員の総合職として働きはじめてから、夜の時間に求めるものは“睡眠”一択になりました。 ...
豆木メイ 2025-06-17 06:00 ラブ
「真っ赤なTバック」をあげて疎遠に…男たちが“勘違い”されたプレゼント5選
 今回は“勘違いされてしまったプレゼント”をテーマに、男性の体験談をご紹介! 意中の男性や彼氏からなにかプレゼントされた...
恋バナ調査隊 2025-06-17 06:00 ラブ
「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ
この物価高に! 妻が許せない「夫の浪費」5選。でも“あの言葉”は禁句です
 男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
恋バナ調査隊 2025-06-16 17:43 ラブ
夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)
「夫とは2年、まともに口をきいていません」――。  46歳パート主婦です。48歳の夫(大手メーカー勤務年収1200...
植草美幸 2025-06-15 06:00 ラブ
“元夜職と客”の夫婦、結婚7年目で入った亀裂。男との出会いを嫌悪する49歳夫「考えてなくてイライラする」
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
「40前だけどイケると思う」自称・若見えする39歳妻の“夜職”復帰計画。浮気じゃなければいいでしょ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
38歳女性が堕ちたのは「色ボケ」ナルシスト男の罠だった。SNSのゴージャスな虚像に騙される女
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-15 17:29 ラブ