どういうつもり? 恋人に2年間も結婚を先延ばしされている女

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-07-18 07:49
投稿日:2020-07-18 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、口頭での約束事への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、2年間にわたって結婚を先延ばしにされている女性の心情をお届けします。

プロポーズしてくれたよね?

 34歳のRさんは、2歳年上の彼Tさんと交際3年半を迎えました。以前の職場で出会い、社内恋愛を経て、Rさんが転職したことにより、現在は別々の勤務先で働いています。交際半年後に「結婚しようね」とプロポーズされ、ゴールインを心待ちにしていますが、なかなかその約束が果たされないと言います。

「Tは、結婚願望はあるみたいなのですが、2年ほど前に“結婚しよう”と言ってくれたあと、具体的な動きがありません。もちろん、デートで会ったときには私からも『どうするの?』って何回か聞いていて、そのたびに彼は『結婚するつもりだよ』って返してはくるのですが……。

 親に会う段取りをするわけでもなく、同棲を提案するわけでもなく、交際初期と同じようなおつきあいが延々と続いている感じです。デートの頻度は落ちていないし、会えば優しいし、誕生日やクリスマスなどのイベントも以前より大事にしてくれているので、交際には満足していますが、なんで結婚って言いながら前に進まないのか、悩んでいます」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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