結婚前に不安がよぎりスマホを…第六感で暴かれた“彼の秘密”

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-08-01 06:00
投稿日:2020-08-01 06:00

スマホから明るみになった彼の過去

「実は彼、長く付き合っている女がいました」その事実に稲妻ショックを受けたA子さん。しかもその女とはSMの世界にどっぷりはまり込んでいたという。

「あのぉ……なんでSMってわかったんでしょう?」

 筆者は素朴な疑問をぶつけてみる。

「はい。彼のスマホにはその女が手錠をされて縛られている写真が何枚もありましたし、LINEのやり取りもそのものズバリでした」

 そのものズバリ……。“いつものホテルで久しぶりに強く痛くしてね。服従するから♡ 新しいグッズ買ったから使ってみよう~” そんな内容をLINEでつづる女をマークした。

「もうすぐ結婚式なんです。いつものホテルって私どうしたらいいか……。こんなこと、誰にも言えません」とうなだれるA子さん。

 さて、ここでスマホを見てしまった時のポイントをお話ししておきましょう。

ポイント

・写真やLINEのやり取りは必ず写メで押さえる
・我慢せず読みたい新規のメールやLINEは見る。のち、即削除
・マークした相手のLINEなどのやり取りで徹底的に相手のプロフを探る

 今回はスマホを見られたとしても、何かの拍子に操作できなくなる可能性があるので一発で情報をたくさん集めておきましょう。スマホを見られた相手は「もしや? 見た?」と思っても、自分にやましいことがあればすぐに問い詰めてきません。なぜなら、そのことを聞けば墓穴を掘る可能性があるからです。

スマホで知り得た情報をどう伝えるか

 スマホを見た後に何やら怪しげなことがあった時が問題です。その「怪しげ」な情報をどのように相手に知り得たのか伝えないと話し合いができないので、相談者の皆さんが悩むところなのです。勝手に「スマホをみた」ことに対しての罪悪感なのでしょう。

 さてA子さん、幸せの絶頂期だったのに急降下。結婚式は間近です。部屋を薄暗く静かにして、テーブルに座って彼の帰宅を待ちました。

「ただいま~」何も知らないSM男のご帰宅。「あっ。なに? こんな暗くして、何かあったの?」ただならぬ気配を感じ取った彼氏。

「話があるから手を洗ったら座ってくれない」

 洗面所から戻った彼が着席するなりA子さんは静かに聞きました。

「私に何か隠してない?」

 ……ひるむ彼。「なに? なに? どうした?」小さく動揺する彼。

「私知っているよ。女のこと」ゆっくりと強く発した言葉に言葉を失う彼。

「……」

 そこですかさずA子さん「隠していることないならスマホ見せて」と手を差し出す強いまなざしに、彼はすくみながら拒絶しました。「なんで? 何もないよ」

 当然、何もなくてもすんなり見せる人は少ないですが、筆者と打ち合わせ済みのA子さんは、究極の選択を用意していたのです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【漫画】「今すぐ離婚届書け!」浮気した夫に詰め寄る妻。触るな、キモい…『はじまらない結婚』#2
【『はじまらない結婚』あらすじ】 「夫さん、浮気してますよ」。結婚式当日に新婦・陽(よう)が目にしたのは、バスローブ...
【漫画】波乱なデキ婚の幕開け。夫と幼なじみが式当日にまぐわっていた『はじまらない結婚』#1
【『はじまらない結婚』あらすじ】 「夫さん、浮気してますよ」。結婚式当日に新婦・陽(よう)が目にしたのは、バスローブ...
別れた娘への見栄のために、なぜ俺が? 妻の「もっと稼げ」アピに鼻白む40歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.218〜女性編〜」では、再婚相手である夫・ヒデキさん(40歳・仮名)との結婚生活に経済的な不...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
「裕福な前夫と暮らす娘がうらやましい」再婚相手に貧乏脱出を求める44歳ノンキャリ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-26 06:00 ラブ
浮気されない女の特徴とは? LINEの返しだけでかわいく演出するテクニシャン3選
「男は浮気する生き物」といわれますが、浮気するかしないかは彼女次第かもしれません。  今回は、一途な男性に彼女とのLI...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」となった瞬間5選。元彼と関係を復活させた妻たち、きっかけは?
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-10-26 06:00 ラブ
不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれな...
蒼井凜花 2024-11-08 15:06 ラブ
夫がダサい。「Sanma」Tシャツって何? 頭を抱える妻たちの叫びと3つの対処法
 どんなに性格が良くて価値観が一致している夫でも、ときに気になってしまうのがダサいファッション…。とはいえ、なかなか本人...
恋バナ調査隊 2024-10-25 06:00 ラブ
嫉妬深い六条御息所は反面教師に…年下男子との恋愛を長続きさせるコツ。「光る君へ」もより楽しめる!
「源氏物語」の作者である紫式部を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題です。  光源氏は何人もの年上女性との恋愛...
内藤みか 2024-10-24 06:00 ラブ
「女友達と遊ぶ旦那」の驚愕実態4連発! 知らぬは妻のあなただけ…
「男女の友情もある」「ただの友達ならいいんじゃない?」と楽観的に捉え、女友達と遊ぶ旦那を許している奥様もいるでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2024-10-24 06:00 ラブ
リベラル男子って何? やばすぎる恋愛観と論破する方法。結局浮気したいだけなのか
 リベラルとは、自由主義思想を指す言葉。そして今、自由恋愛主義の「リベラル男子」がやばいと話題になっているとか…。この記...
恋バナ調査隊 2024-10-23 06:00 ラブ
「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ち良さを知り...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:33 ラブ
日曜日メシは焼きそば一択って、なんでやねん! 夫のヘンなこだわりは笑い飛ばすのが吉
 変わり者な夫を持つ妻たちから聞いた「夫のヘンなこだわりエピソード」をご紹介します。思わず笑ってしまうおかしなこだわりや...
私たち夫婦仲が悪くなった原因はなに? “妻の言い分・夫の言い分”6選から見る改善方法
「ろくに会話もしない」「家庭内別居をしている」など、世の中には仲が悪い夫婦も存在します。永遠の愛を誓ったはずなのに、なぜ...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ
彼女を作る気がない人の「脈なしLINE」3選。気になる彼に特徴が当てはまったら長期戦覚悟で
 気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。  今回はLIN...
恋バナ調査隊 2024-10-20 06:00 ラブ