欅坂46改名前の嘆願書!「欅共和国2019」映像化が可能なら…

こじらぶ ライター
更新日:2020-08-08 06:00
投稿日:2020-08-08 06:00

8.12発売「欅共和国2019」にファン歓喜

 欅坂46のライブ映像作品「欅共和国2019」が来週12日に発売予定だ。富士急ハイランド・コニファーフォレストにて昨年7月5~7日の3daysで行われた野外ライブが初めてDVD/Blu-ray化(以下、円盤化)されるとあって、ファンは予告ダイジェスト映像に沸いたり、HMV宣伝用冊子の争奪戦が起きたりと盛り上がりを見せている。

 以前の記事「欅共和国2019 平手“生中継前ハプニング”を救った欅坂46の絆」ではライブ2日目、平手友梨奈(19)が不調を訴えつつも欅坂46メンバーたちの励ましにより、ライブとその後に入った音楽特番の生中継を乗り切ったということをお伝えした。

「欅共和国2019」DVD/Blu-rayではその翌日である千秋楽の模様が収録されている。2日目のハプニングを乗り切り復活を遂げた平手と、欅坂46の躍動する姿を観ることができるだろう。

イケメン船長の平手、1期生と2期生の融合…

 なかでも見どころは、17年から開催されている「欅共和国」史上最も多い水量を使用した放水で溢れる夏の野外ライブの解放感、プロジェクションマッピングで巨大ポセイドンが現れるなど大掛かりな演出、イケメン船長ルックの平手と、同じく可愛らしくもカッコいいマリンルックに身を包んだ欅坂46メンバーの雄姿、そして1期生と18年11月加入の2期生の融合だ。

 19年4月には大阪で、5月には武道館でそれぞれ3周年記念公演が行われているが、4月の大阪公演ではまだ欅坂46という大きすぎる看板を前に「おじゃまします」という感じで初のライブ参加をした2期生。5月の武道館でも激しいパフォーマンスが連発される怒涛のノンストップライブで1期生に必死に“喰らいついていく”という感じだった。それが7月に行われたこの「欅共和国2019」ではしっかりと成長し、1期生と2期生が一体となってひとつの欅坂46というグループを形成している様を見せてくれた。

リスタート前に他ライブの円盤化も切望!

 特に「太陽は見上げる人を選ばない」という楽曲ではセンターステージでメンバーたちが円になって「境界線なんていつの日か消えて行く」と歌い、まさに1期生と、彼女たちが初めて迎えることになった2期生が一つになっている象徴のように見えた。この2期生の成長なくして「欅共和国2019」はもちろん、後に続く9月の初の東京ドーム公演成功はなかっただろう。

 ここで、欅坂46が今年10月、その名の歴史に幕を閉じる前に切望することが1つある。「欅共和国2019」だけに留めず、今まで発売されてこなかった数々のライブを円盤化して欲しいということだ。

 前述の東京ドーム公演は「欅坂46 LIVE at 東京ドーム ~ARENA TOUR 2019 FINAL~」と題して、平手ら3名が卒業・脱退発表した直後の今年1月に円盤化されすでに発売されている。しかしそれをカウントしても、欅坂46は16年のデビューから活動4年半の間に幾多のライブを行ってきていながら、「欅共和国2017」、「欅共和国2018」と合わせ、3つのライブしか円盤化されてこなかった。この3作品はいずれもセールス10万枚超えと女性アーティストとしては異例のメガヒットを続けているにも関わらずだ。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」嵩とヤムさんの再会にグッときた。でも顔をよく見たら…気になった“余計な”こと
 客席はたくさんの子どもたちで埋まり、その様子をカメラに収めるのぶ(今田美桜)。ミュージカルが終了すると、会場は大きな拍...
桧山珠美 2025-09-20 11:47 エンタメ
「あんぱん」のぶの“お手柄”総決算の回。ヤムさん(阿部サダヲ)と蘭子(河合優実)の繋がりは“前世”からの縁なのか?
 のぶ(今田美桜)は草吉(阿部サダヲ)にあんぱんを焼いてほしいと頭を下げるが、断られてしまう。蘭子(河合優実)からこのま...
桧山珠美 2025-09-18 17:16 エンタメ
加藤清史郎の“奇跡の成長”を「放送局占拠」で見た。寺田心ら子役出身者がイケメンになっている件
 加藤清史郎くんのイケメンぶりには目を見張るものがあります。現在、櫻井翔主演「放送局占拠」(日本テレビ)に出演しています...
『あんぱん』担当編集者の“セリフ”にモヤッ…。そしてメイコはまた歌うのだろうか
 ようやく世に出た絵本『あんぱんまん』は売れないままだった。それでものぶ(今田美桜)は、子どもたちに読み聞かせを続ける。...
桧山珠美 2025-10-06 16:33 エンタメ
Snow Manの1人勝ちに歯止めをかけるか?timeleszとSixTONES、激化する“2番手争い”の行方
 嵐の活動休止以降、長らくSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所/以下SE社)は様々な指標でSno...
こじらぶ 2025-09-15 11:45 エンタメ
横浜流星が“レア動画”に降臨!でも…あれっ? 大河ドラマで「国民的俳優」となった代償か
 今年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に主演し、興行収入120億円を突破して歴代実写邦画2位となった映画『国宝...
堺屋大地 2025-09-14 11:45 エンタメ
『あんぱん』津田健次郎に演技賞を差し上げたい。東海林の“最後”が完璧だった。ひとつだけ残念だったこと
 東海林(津田健次郎)の訪問からほどなくして、琴子(鳴海唯)から手紙が届く。そこには東海林が上京した本当の理由が書かれて...
桧山珠美 2025-09-13 11:30 エンタメ
『有吉の壁』ブーム期待も…人気キャラの“展開”に冷めた視線。番組の過剰な介入で萎えるファンの複雑心理
 日本テレビ・水曜7時からの人気番組『有吉の壁』(日本テレビ系)。なんとこの10月でレギュラー放送開始から5年半を越える...
『あんぱん』お色気や国民的アニメの時代、のぶの行為に子供は喜べるのだろうか
 のぶ(今田美桜)は八木(妻夫木聡)の会社で子どもたちに『あんぱんまん』の読み聞かせをすることに。だが、子どもたちは興味...
桧山珠美 2025-09-13 11:30 エンタメ
『あんぱん』あれっ、今“あんぱんまん”って言った? 開始2分で誕生。嵩の創作の苦悩が見たい
 嵩(北村匠海)は再び“おじさんあんぱんまん”の絵を描き始め、物語はほぼ完成する。原画を見つめながら、嵩の話に耳を傾ける...
桧山珠美 2025-09-13 11:35 エンタメ
【芸能クイズ】伊東市長で話題の東洋大学、フワちゃんは卒業済み。では同大学出身“ではない”有名人は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
中島裕翔がJUMP電撃卒業。退社か残留か…山下智久、赤西仁、中島健人らの活動から“今後”を考察する
 8月28日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所/以下、SE社)は、Hey! Say! JUM...
こじらぶ 2025-09-07 11:45 エンタメ
『あんぱん』手嶋治虫をも魅了するのぶ、魔性の女では? ヤムおんちゃん「老けたな」が届かない若々しい美貌
 蘭子(河合優実)が柳井家に草吉(阿部サダヲ)を連れてくる。久々の再会に大喜びののぶ(今田美桜)たち。そのころ、手嶌(眞...
桧山珠美 2025-09-06 12:30 エンタメ
これぞロック! YOSHIKIのパクリ騒動、文句を言って何が悪い? “寛容”を強制する世間への反撃
 人気アニメ『ダンダダン』の劇中歌に対して、《何これ、XJAPANに聞こえない?》と自身のX(旧Twitter)に投稿し...
堺屋大地 2025-09-06 11:45 エンタメ
芸人の結婚で“ガチ恋”離れが加速中。非モテ「マユリカ」中谷は救世主となるか
 芸人の結婚ラッシュがやってきている。メイプル超合金・カズレーザーと二階堂ふみの結婚をはじめ、令和ロマン・松井ケムリやは...
帽子田 2025-09-04 11:45 エンタメ
「あんぱん」やなせ氏がいじけてないか心配になる。誕生秘話は史実なの?
 週刊誌の漫画コンクールのページを目にした嵩(北村匠海)は、のぶ(今田美桜)に勧められ、その懸賞に挑戦することに。 ...
桧山珠美 2025-09-03 18:26 エンタメ