「今の趣味は妻」と断言!40代初婚男が同世代バツ1女と結婚

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-09-28 18:47
投稿日:2020-09-08 06:00

ガールズバーと熟キャバの決定的な違いは?

 突然ですが質問です。ガールズバー&キャバクラvs熟キャバの雰囲気の違いはご存知でしょうか? キャバクラは男性と一緒に行くと女性は無料のお店が多いので、何度か足を運んでいる筆者の個人的な印象をお伝えしますと。前者は若い子のエキスを吸収できるので、リフレッシュできます。酸いも甘いも噛み分ける前段階で、俗世にまみれていないからかもしれません。

 いや、俗世にまみれまくっているのかもしれませんが、年上の同性から見ると20代はもぎたての果実のようにフレッシュ。肌もみずみずしく、コロコロと笑う声も、熟女にカテゴライズされる筆者よりも高くてかわいらしい。癒やされるのです。余談ですが、同性という同族意識が働くせいか恋愛体験談もあけすけに語ってくれるため、違う世代の価値観を学ぶためにも役立ちます。

 一方、熟キャバはというと。もちろん全店舗に共通しているわけではありませんが、前者より雰囲気がやや重厚感に満ちています。「バツ2で幼い子どもがいるから働き始めた」などと、聞いていないのに語られた経験は数えきれません。ストレス解消のため訪れた筆者には重い……重すぎる人生経験独り語りなのよ!

男の夜遊びは仕事の“垢”を浄化したいから

 筆者が人の話を聞くことが好きだという理由が災いしているのかもしれませんが、康太さんと同じく熟キャバは避けたい知人男性は言っていました。「オトコが夜遊びをするのは、仕事で“垢”にまみれた自分を浄化したいからだ」と。熟キャバで逆に“垢”まみれにされた経験者の筆者は、深く共感した記憶があります。

 だから、「若い子が好き」と断言する男性を否定はできません(除く:自分のパートナー。前述のとおり、ネット記事を見ると今でも心の中で悪態をつきますが)。そして康太さんは、話を聞いた限りでは結婚相手をよりどりみどりできる男性という印象を持ちました。だからこそ不思議なのです。康太さん自身も、「(離婚しない前提で)最後は同い年だったか……と思いました」と語っていますし、同世代の筆者も「なぜ同年代と?」と。

身長175cmで元木大介似 飲食業の正社員

 康太さんのルックスは、元プロ野球選手の元木大介さん似。身長は175センチで、中学校から高校時代はサッカー少年でした。大阪府内の大学を卒業後から今に至るまで、ほぼ飲食業の正社員として働いてきたとのこと。一時期、「独立して飲食店を経営するために覚えておきたかったから」という理由で内装業に従事しますが、こちらも正社員として勤務。

 1972年(昭和47年)生まれの康太さんが就職した1995年(平成7年)は、バブルがはじけた後の就職氷河期時代。正社員になることが困難だった時代から25年近く経つ現在まで、一度もフリーターは経験していないといいます。20代前半当時のOL時代に、「正社員ムリ! 業務と人間関係の圧強すぎて死ぬ!」と、すべり台を後転するように正社員生活から転落した筆者から見たら「尊敬!」の一言に尽きます。

「『超』がつく肉食系です」

「高収入ではないですし」と謙遜しますがつっこんで聞いたところ、パートナーに万が一の事態が降りかかった場合は、裕福とはいえないまでも養える年収を稼いでいます。おまけに自身は、「『超』がつく肉食系です」とのこと。元木大介さん似で長年マジメにコツコツと正社員として働き、「超」がつく肉食系。経済的に自立している女性にとっては、ウェルカムな男性のはず。そんな康太さんが、44歳まで結婚しなかった経緯とは? 筆者が自分への自己評価が極端に低い理由もありますが、若い子が好きだったのに、同い年の京子さんと結婚した事情も気になります。もしかして、こじらせ系? せーへきに問題が? 頭の中は疑問符だらけ。

 次回に続きます。

今回の学び

・自分より若い女性が好きだった40代男性が、同年代女性の魅力に気づくケースがある(っぽい?)。

※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「子供はいない。自分ファースト妻との仮面夫婦、価値あります?」気持ちがプッツンした40代男性
「冷酷と激情のあいだvol.208〜女性編〜」では、夫婦関係が冷え切って7年が経過し、仮面夫婦の関係に満足していると話す...
並木まき 2024-08-17 08:46 ラブ
「離婚? 既婚者のステイタスを手放すほど私はバカじゃない」仮面夫婦の継続を望む40代女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-17 06:00 ラブ
アラフォー女性が年下男性を沼らせる「相談に乗る」という秘技。若人キラーが実践する“7つの手”を公開
 年下男子キラーと言われるアラフォー女性がいます。彼女はごく普通の、それほど派手ではない女性ですが、20代や30代の男性...
内藤みか 2024-08-15 06:00 ラブ
アラフォーの「結婚前同棲」メリット&デメリット 若い頃とは違うからきちんと考えたい
 20代の頃は、彼氏ができたらすぐに同棲も珍しくなく、勢いに任せて行動できたもの。でも私たちアラフォーともなると、彼氏が...
恋バナ調査隊 2024-08-15 06:00 ラブ
恋愛したいシンママ、シンママと恋愛したい男性。嬉しい!これは嫌!本音LINE3選
 1人で仕事をしながら子育てしているシンママ。そんな頑張る女性に惹かれる男性は少なくありません。  シンママにも恋愛の...
恋バナ調査隊 2024-08-14 06:00 ラブ
入籍直後からセックスレス気味。我が家も“鉄板”レス解消法「同じ寝室で寝具別々」を試した結果は…
 最近あちこちで取り上げられているセックスレス問題。結婚して1年ちょっとの筆者は、まだまだラブラブ♡、レスだなんて…「そ...
2024-08-13 06:00 ラブ
結婚したいのに恋愛スイッチが入らない!隠れた呪縛4つと自由になる方法
「結婚したいけど恋愛スイッチが入らない…」と悩んでいるそこのあなた。もしかしたらあなたには、スイッチがオンにならない問題...
恋バナ調査隊 2024-08-13 06:00 ラブ
夏休みのイライラはセルフプレジャーで解消!母親業こそ「ご自愛」が大事
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  夏休みも...
豆木メイ 2024-08-13 06:00 ラブ
追いLINEは危険すぎ!「待てない女はモテない」理由4つと待つメリット
 気になる男性との距離を縮めようと、自分から連絡したり追いLINEしたりする女性もいるでしょう。でもちょっと待って…! ...
恋バナ調査隊 2024-08-12 06:00 ラブ
小学生から知識だけは豊富。アラフィフ処女が48歳で“女風”を初予約する
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳まで処女だった私ですが、これまでコラムでも綴ってき...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:45 ラブ
「買い物でも夜の生活でも満足させたい」恋人のために“プロ練習”もいとわない60代男性
「冷酷と激情のあいだvol.207〜女性編〜」では、60代のトシオさん(仮名)からの熱烈なアプローチによって、交際を始め...
並木まき 2024-08-17 08:48 ラブ
60代男性とマチアプで出会い交際中。旅行に誘われ“隠れた性欲”に怯える40代女「気持ちが悪い」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-10 06:00 ラブ
婚活中のシンパパは宝! “孫が欲しい”アラフォー・アラフィフ女性にもおすすめできる
 業界平均15%と言われる成婚率において約80%の高い成婚率(※)を誇る結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸氏。そんな...
植草美幸 2024-10-24 16:10 ラブ
人生初の女風を予約。肝心のデートで“ドタキャン”食らったアラフォー女性のモヤッ
 寂しくて、恋人をレンタルしようとする女性がいます。女性用風俗サイトなどでは、デートコースを設け、そうした女性のニーズに...
内藤みか 2024-08-08 06:00 ラブ
「魔性の女」を自称する者よ、自信はどこから? 赤っ恥エピとその頭ん中
 自称 “魔性の女” を名乗る女性に限って、痛いエピソードはつきものだったりします。「恋愛相談なら私に任せて!」「男たち...
恋バナ調査隊 2024-08-08 06:00 ラブ
若さ至上主義にうんざり!レス夫の「この人老けたね」の一言が嫌いなワケ
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  夫がテレビに...
豆木メイ 2024-08-06 06:00 ラブ