「僕は晩婚向きだった」
家事分担は最初が肝心といいます。同棲スタート時に手を出しすぎなかった京子さんは切れ者! 出だしから孤軍奮闘し、家事の忙しさに潰されそうになった筆者のような女性は、参考になると思います。
最後に質問。40歳をすぎてから結婚してよかったですか?
「遊び尽くして浮気をしない自信がある、この年齢でよかったと思っています。20代の若いうちに結婚していたら、たとえ相手が京ちゃんでも浮気していたかもしれない。そして慰謝料と養育費を毎月支払いながら、『バカなことをしたな』と、後悔する人生を送っていたでしょうね(笑)。
彼女は『一度でも浮気をしたら即離婚』と言っていて、経済的に自立もしているから、僕が悪さをしたら本当にいなくなってしまう。彼女を失いたくないし傷つけたくないので、僕は晩婚向きだったんでしょうね」
長瀬康太さんのケースを総括しての学び
・自分より若い女性が好きだった40代男性が、同年代女性の魅力に気づくケースがある。
・40代にも「自然な出逢い」はある。
・自宅でも仕事場でもない、サードプレイスの準備を。
・「男は視覚で、女は耳(相手の声)で恋愛する傾向にある」らしい。
・結婚前に本音で価値観を確認し合える関係の構築を。とくに金銭感覚の確認は大事!
・年齢を重ねてもお互いに「素直さ」を忘れず、「相手の伸びしろを見抜く眼」を持つ。
・「相手の根幹をなす性質を尊敬できるか」という視点で相手を見てみる。
・京子さんのように、最初に結婚願望があると明かしてもOK!
・家事分担は最初が肝心。背負いすぎると潰れることも。
・遊び尽くした肉食系男性は狙い目かもしれない。
※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。
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