俺クラスって何様?自称モテ男から届く“呆れるしかない”LINE

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-09-24 06:00
投稿日:2020-09-24 06:00
「自称モテ男」から届くLINEの数々は、根拠のない自信に溢れています。そのなかには、周囲からはどれほど贔屓目に見ても「まったくモテていない」のに、本人だけが「俺はモテる!」と勘違いしているパターンも散見されます。
 こういったLINEは、ネタとしては笑えても、いざ自分のもとに届くと。返信に困ってしまう女性も多いのではないでしょうか。さらには、その勘違いレベルが高すぎるほど、笑いを通り越して呆れるしかないのも本音ですよね……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、自称モテ男ほど送りがちな“呆れるしかないLINE”をお届けします。

1:「俺クラスになると」

 自称モテ男たちは、なぜかやたらに自己評価が高く、大した実績もないのに「俺クラスになるとさ〜」などと、自らを格付けするフレーズを、堂々とLINEで送りつけてきます。

「俺クラスになると、女の子からのLINEには、すぐに返信しない」「俺クラスだと、女の子好みのスタンプくらいはいくつも揃えてるから」など、ここでも“モテる俺”を必死にアピール。

 しかし、こんなLINEを受け取った人が、「俺クラス」を底辺レベルに自動変換して読んでいるとは、こういった男性は夢にも思っていないでしょうね。

2:「怒ってるよね?」

 自称モテ男たちは、自分は常に女性たちから深い関心を向けられていると信じてやみません。そのため、こういった男性からのLINEを少し放置しただけで、「俺に対して、怒ってる?」「やっぱ怒ってるよね? ごめんな」などと、返信をしない理由が自分への怒りにあると勘違い。

 こんなLINEを女性に打っているあいだにも「俺は本当にモテて。困るよな〜」などとニヤニヤしているのでしょうね。

 怒りという感情は、相手への愛情や関心、期待があってこそのものなのに……。自称モテ男は、ある意味でスーパーポジティブな性格なのです。

3:「モテたいなら〜すべき」

 自称モテ男は、聞いている人が恥ずかしくなるほど「モテる俺」前提の話が多いのが特徴です。

 共通の知人の話題になると「あいつもさ、モテたいなら○○を△△すべきだよなー」などと、モテ男講座を一方的にLINEで開講し、他人へのダメ出しを繰り広げるという滑稽なワザを見せつけます。

 まったくモテない男性が語るモテ学は、往々にしてピントがずれているので、ここでも自身が「真のモテ男」ではなく単なる「自称モテ男」であることを露呈させているだけだとは、本人は夢にも思わないのでしょうね。

まとめ

 自称モテ男には、自分のことを「本気でモテる」と心底から勘違いしているタイプと、モテないのを自覚しつつも自己啓発的な発想で「モテる俺」になりきれば、そのうちにモテ出すと信じているタイプもいます。

 いずれの場合でも、自称モテ男たちから届くLINEには、読み手の度肝を抜くものも少なくありません。

 ここだけの話、私のもとに届く自称モテ男たちからのLINEも、ここでは紹介しきれないほどにユニークなメッセージに溢れています。機会を見て、続編もご紹介するとしましょう。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


遠距離恋愛、大歓迎!「むしろ嬉しい」派が話す5つの理由に納得。旅行もできてお得じゃん♪
 遠距離恋愛は寂しい思いをしたり、付き合っている実感が持てなかったりするため、「私にはムリ!」という意見が多い傾向にあり...
恋バナ調査隊 2025-08-04 08:00 ラブ
え、付き合ってないよね? 勘違い男の暴走LINE「俺だから理解できる」にゾ~ッ
 なんとも思っていない男性に「付き合ってる」と勘違いされることほど迷惑な話はないですよね。いきすぎた言動には「ウザ!」と...
恋バナ調査隊 2025-08-13 15:29 ラブ
実父のセクハラに「騒ぐほどでもないでしょ」と他人事。37歳男性が“静観”を続ける家族の深い理由
「冷酷と激情のあいだvol.257〜女性編〜」では、実母にセクハラを繰り返す義父に不快感を抱く妻・英里さん(仮名)の苦痛...
並木まき 2025-08-02 11:45 ラブ
「価値観が昭和なんですよ」義父のセクハラが不快すぎる。止めない夫にも憤る39歳女性の嫌悪感
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-02 11:45 ラブ
妻「どんだけ出来る人なんですかぁぁ!」家事しない夫の“やる気”を刺激する技アリLINEテク
 夫が家事をしてくれず、不満を抱えている女性もいるでしょう。「なんで私ばっかり!」とイライラもしてきますよね。でも、夫へ...
恋バナ調査隊 2025-08-02 09:10 ラブ
結婚1カ月目だけど、もう離婚したい! 二股発覚、暴言の嵐…新婚夫婦が早くも後悔したこと【男女別】
 友達から「結婚して1カ月」と聞いたら、ラブラブな新婚生活をイメージしますよね。でも、「もう離婚したい」と思うほど悩んだ...
恋バナ調査隊 2025-08-02 08:00 ラブ
「絶対に許さない!」妻がナイフを突きつけて…夫が“家庭を守るため”に叫んだ一言
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-01 11:45 ラブ
あれ買って♡→“金のかかる女”認定で疎遠に…私のトホホな「買い物デート」失敗談5選
 意中の彼や彼氏と買い物デートを控えている女性はご注意を。失敗したら彼との関係が悪くなるかもしれません。みんなの失敗談を...
恋バナ調査隊 2025-08-01 08:00 ラブ
“初対面キラー”が伝授! 地味女でも男に「また会いたい…」と懇願させる2つのテクニック
 男性との出会いは、初対面で好印象を持ってもらうことが大切だとよく言われます。  では、どうやったら初対面で好印象...
内藤みか 2025-07-31 11:45 ラブ
男性に聞きたい。自分よりずっと「若い女」と本気で付き合いたいんですか? 中年女の“やっかみ”と言われても
 最近、とある有名編集者が人気YouTuberの20代女性と不倫していたことが週刊誌で報じられました。X界隈では広く知ら...
豆木メイ 2025-07-31 11:45 ラブ
「母も一緒に」ってなんで!? 松坂桃李似との初デートは“ママしか勝たん”の連続に衝撃。地雷ワードを無視した女の後悔
 マッチングアプリでの出会いには、少なからず予想外の展開があります。その日、彼女が遭遇したのは、想像のはるか斜め上を行く...
おがわん 2025-07-31 08:00 ラブ
可愛いだけじゃだめですか?→だめでしたー! 自信あり女子の失敗談。好きぴ「楽しくない」ってマジか
 今回は「可愛いキャラを演じたのに失敗した」「可愛さには自信があったのにだめだった」、そんなエピソードを公開。後半では「...
恋バナ調査隊 2025-07-30 08:00 ラブ
義母からってアリ!? 私が「プロポーズ」をやり直してほしい5つの理由
 大好きでかけがえのない存在である彼氏からのプロポーズは、一生の思い出になるでしょう。でも、そのプロポーズに納得いかなか...
恋バナ調査隊 2025-07-29 08:00 ラブ
33歳の“できる風”男が語った夢に呆然…「好きなことで生きていく」に騙された!
 いまやマッチングアプリやSNSでの出会いは当たり前。でも、相手の背景が見えにくいぶん、隠された真実に後から気づくケース...
おがわん 2025-07-28 11:45 ラブ
「それ以上でも以下でもない」結婚を“合理的”に決める40歳男性の計算。物価高を乗り切るためには正解?
「冷酷と激情のあいだvol.256〜女性編〜」では、同棲8年目にして、突然パートナーであるカズマさん(仮名)から、“ペア...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ