女友達にお金を貸したら整形手術を…人間関係を断捨離する時

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-09-19 06:00
投稿日:2020-09-19 06:00

人の金で整形手術をする女

 借金の返済の件で親友とA子さんが久し振りにあった時、驚いたことが! キレイアプリで加工した写真をインスタに載せているのは、暗黙の了解でわかっていました。しかし、まさか目と鼻を整形しているとは夢にも思わなかったそうです。しかも、流行りの新しい服を着ていた親友に不信感が……。

「だって、人にお金を借りて整形して服を買って、それで月々1万円しか返さないってひどいです」

 お金の余裕があって貸した40万円ではないとA子さんは主張する。一生懸命貯めたお金を貸してあげた真心を、踏みにじられた気がしたそうです。親友だとお互い言い合って、ずっと仲良くしようと学生時代から約束してきたので、できればケンカはしたくないものの「40万円一括返済の話をする」とA子さんは言いました。

 女子あるあるですが、親友というとなんでも許してもらえると思ったら大間違いです。遅刻や借金など、相手が困ることをするようではいけません。

女同士の取っ組み合いに発展した一言

「お金は2分割で、とりあえず20万円返してもらいました。でも、もうあの子とは縁を切ります」

 そう言いながら苦笑いをしたA子さんが話してくれたのは、親友とあらためて会った日のこと。あるカフェで40万円を耳そろえて返してほしいと話すと、最初は甘えた声で“ごめん無理”と返されたそう。

 しかし、食い下がったA子さんに逆切れした親友は、「あんたは大学行ったから稼げるじゃん!」と言い放ちました。その途端、頭に血が上ったA子さんは立ち上がり、親友と髪を掴んだ取っ組み合いが始まったそうです。

 カフェの店長が止めに入り騒ぎは収まりましたが、妬みが混じった親友からの言葉は忘れられないと言います。

もし、友達からお金を貸してと言われたら……

 金の切れ目が縁の切れ目。さて、友達からお金を貸してと言われた場合、どうすれば一番いいのでしょうか? その際、いくつかの言葉を覚えておくと必ず役に立ちます。

・ごめん。お金持ってない~(ハッキリ言い切ってしまう)
・そんなに貸せないけど、1万円(あげてもいい金額)なら渡せるからいつ返してもいいよ
・定期預金にしたから手持ちがないの~
・お金は親に全部管理してもらっているから出せません
・今度まとまったお金がいるから無理だわ

 きちんと理由をつけて断っても無理強いをしてきたり、逆切れするようなら、きっちりと距離をおくべきでしょう。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「自慰行為」の語源になった人物の悲劇。“悪いこと”と罰された本当の理由
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
「イラつく顔ね」にグサッ…義母が放った“ひどい言葉” 5選。離婚すればってそりゃないよ~
 嫁姑の関係が悪化する原因の1つに、姑の悪意ある発言があるのかもしれません。こんなことを言われたら、姑への憎悪が膨らむの...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「ハルちゃん 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
「うちはもっとヤバいよ!」え、不幸話で勝負してる? 聞いてて疲れる“愚痴LINE”3選
 人に不幸話をするときは、いくつか気をつけるべきポイントがありそう。なぜなら「それって不幸自慢?」とウザく感じる人が少な...
「着飾るのは何もないから」偽セレブがマウントを取る理由。“本物の令嬢”の前で見つけた本当の自分
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉に2年前に引っ越して来た。セレブ気取りの綾乃は同じマンション住人でさえない ...
「あの人が…なんで?」地味ママの“富豪人脈”に呆然。勝ち組を演じていた女の勘違い
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉へ2年前に引っ越して来た。以前の土地では、富裕層中心のママ関係に居づらさをお...
「世帯年収1500万じゃ恥ずかしい」御茶ノ水からの“都落ち”…武蔵小杉のタワマンを選んだ女のプライド
 リビングの大きなガラス窓の向こうには、大樹のようなマンションがいくつもそびえている。  その景色はまるで都会の森...
ママ友の悪口を誤爆!「このLINE、共有しますね☆」やっちまった…恐怖の誤爆エピソード3選
 子どもを介した友達“ママ友”。それぞれ性格が違うので、合う合わないがあるのは当然です。でも裏で悪口や愚痴を言っていると...
昭和や平成にいた“カタカナ職業”とは何だった?バブルを生きた男が思う「総クリエイター時代」の清々しさ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
長渕剛に20代女性との熱愛報道。60代や70代を好む「桶専女子」の生態とは?“枯れ専”との微妙な違いも
 芸能界ではシニアの恋愛・結婚が話題になっている。8月27日配信の文春オンラインはシンガーソングライターの長渕剛(68)...
100均の“お掃除グッズ”でチャレンジ!夏の水回りは「凄腕くん」でピカピカになるか?
 夏は“大掃除向き”の季節だと思っています。冬のように水が冷たすぎないので、特に水回りの掃除は今がチャンス。  気...
大阪万博だけじゃない!行列で起きた“地獄と奇跡”8連発。推しの神対応、彼氏との悲劇…
 2025年4月にスタートした大阪万博も、残すところあと僅か。今回の万博は、何かと大行列ができることで話題になっていまし...
捨てにくい…!困った引き出物、賢い処分方法は?タオルは保護猫に寄付、2人の写真はリメイクで
 結婚式や祝賀会などの引き出物で、「正直いらない」と思ってしまったものはありますか? 折角の品物だと分かっていても、いら...
“にゃんたま”様の背後に潜む怪しい影…おわかりいただけただろうか
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「飲み=仕事」の時代を生きた酒豪おばさん、ついにリタイアか? 老化で変化した飲酒との付き合い方
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
花屋が一押し!敬老の日に「マリーゴールド」を贈りたい理由。長持ちさせるコツはある?
 今年もシビれるくらい暑い夏でございました。  最高温度は毎日のように体温超え。心配していたのは作物の生育。備蓄米...