包み隠さず打ち明けたら…
――それで、奥さまを自分以外の男性に抱かせたいと思ったのですね。
「はい。さすがに社内の人間と関係させるわけにはいきませんので、ネットで出張ホストを調べました。出張ホストは、普通のデート以外にも、アダルトグッズや手指の愛撫、クンニなどのサービスがあり、会社によっては3PもOKですので」
――プロの男性を交えてのセックスをしようと?
「はい……もちろん他人のペニスを挿入すると『売春』となり、法に反するので、プロの愛撫を受けた妻に僕が挿入し、同時にホストのペニスをフェラチオをさせたら、さらに興奮が増すだろうなと、あれこれと妄想を巡らせていました。そう計画している間もペニスが硬くなり、そのままオナニーをしてしまいました。自分の妻が会ったばかりの男のモノを咥えていると思うだけで、全身に鳥肌が立つほど昂(たかぶ)りました」
――そして、奥さまに打ち明けたのですね?
「はい。『話がある』とリビングのソファーに座ってもらいました。僕が改まった話をするときはいつもリビングのソファーに座ってもらうんです。そして、妻に対し『君は十分すぎるほど魅力的だし、生活面でも家庭を守り、僕のサポートもしてくれる』とまずは感謝の念を伝えました。次に『だからこそセックスができない。でも、以前のように君と情熱的なセックスがしたい』と包み隠さず言ったんです」
妻は言葉を失っていたが…
――その時の奥さまの反応は?
「妻は『私もあなたに昔のように抱かれたい』と言ってくれました。嬉しかったです。そして、K君の件を言いました。『君がK君と楽しそうに話している時、嫉妬する反面、興奮して勃起してしまった。で、どうだろう。君好みのプロの男性を交えて、セックスをするのは』と伝えました。
――続けてください
「妻は当初、言葉を失っていました。当然ですよね。で、僕はあらかじめテーブルに用意していたノートパソコンで、とある出張ホストのHPを見せたんです。ホストの顔写真が出ているページを開くと、二十代から四十代までの様々なタイプがアップされました。イケメン系、体育会系、マッチョ系、癒し系など、最初こそ驚いていた妻も、ホストたちの写真を興味深そうに見ていました」
――奥さまの反応を詳しく教えてください
「最初こそ嫌悪していたようですが、妻は二十代のイケメン系に惹かれたようです。プロフィール欄などもあれこれと見ていましたから。出身地や身長やペニスのサイズまで書いてあるんです。で、『やる、やらない』ではなく、あえて3Pすることを前提に『挿入は無理だけど、愛撫やクンニ、コンドームを着けてのフェラチオは可能だよ。どの子がいい?』と訊きました」
――すると、奥さまは?
「口ごもっていた妻も、『あなたと昔のように愛し合えるなら……』と恥ずかしそうに言い、一人の青年を指しました。二十八歳の美男子の長身男性でした。ペニスのサイズは十五センチ。有名人に例えると、俳優の瀬戸康史君に似ているでしょうか」
奥さまの承諾を得て、Mさん夫妻は、出張ホストを呼ぶこととなった。
続きは次回
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