恋愛相談が女友達とのケンカに発展した“痛すぎるLINE3選”

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-10-30 11:29
投稿日:2020-10-29 06:00
 上手くいかなくて歯がゆい恋愛を友だちに相談して発散……女性のルーティンワークとも言える行動ですよね。女性の多くは、悩みごとや困りごとを自分ひとりで解決するのではなく、仲のいい友人の意見を聞きたいと思っています。
 しかし、何げない恋愛相談や彼氏の愚痴で、なぜか友人との関係もこじれてしまった経験……ありませんか?

彼氏の愚痴に友人からぐさりとくる一言

「私には同棲をはじめて1年ほど経つ彼氏がいるのですが、生活の中で彼と折り合いがつかないことも多く、ことあるごとに親友に愚痴を言っていました。

 ケンカして仲直りできない時や、彼に嘘をつかれた時……自分では不安を抱えきれず、親友に頼っていたのですが、ある日、親友は私にこんなことを言ってきたんです。

 一番つらい時に頼りたい人だったので、こんなこと言われたらもう頼れないじゃん、と最初すごく悲しくなりました。その後、気まずい雰囲気になってしまい、少しのあいだ連絡できませんでした……結局、親友を失いたくなくて、彼女の前で弱音を言わないようにしました」(31歳・IT関係)

 愚痴の増えるダメ男との恋愛は、友人関係もこじらせがち。友だちも、あなたを苦しませる男性との付き合いは応援しづらいはずです。愚痴を言いたい気持ちは分かりますが、毎回同じ相手に相談してしまうと、相手がしんどくなってしまうかも。

ダメ男との悲恋は友人関係もぶち壊す⁉

「昔からクズキラーと呼ばれていて、モテるけれど女遊びが激しい男性ばかり好きになってしまう私。今好きな人も、会社員だけど、土日はボーイズバーで働いている人です。なかなか彼に振り向いてもらえず、努力が空回りするのが悲しくて、メンタルブレイクして友人に連絡してしまうこともしばしば。

 しかし先日、とうとうある友人にこうブチ切れられました。私は過去にも何度かこういう形で友人と大喧嘩になってしまったことがあります。友だちなのに、なんで私の恋を応援してくれないんだろう」(27歳・デザイナー)

 女性は他人の恋愛相談も、ある程度、自分ごとのような感じで聞きますよね。特に仲のいい友人からの相談ならなおさらです。

 あなたを心配して悲恋を止めようとしてくれる友達の中には、最後は「そうまでして傷ついてもその男が好きなあなたに共感できない」ということを理由に、あなたのことを突き放したくなってしまう人もいます。難しい選択ですが、どちらが悪いわけでもないので、友人関係を取るか、恋愛を取るかを選択せざるを得なくなるのでしょう。

恋愛相談だったはずが…友人から人格否定

「私はもともと恋愛に対して重いタイプ。それは自分でも分かっているのですが、その分、恋愛で悩むことも多いので、定期的に恋愛相談にのってくれる友人は大切です。

 しかし、そういう相談の中で、なぜか友人にひどく傷つけられてしまうことも。私が重いことなんて知っているはずなのに、そこを否定されるというか……。何もこんな言い方しなくてもよくない?と思ってしまいました。友人なら、私の性格は分かってくれているはずなのに、彼氏の方ではなく私の性格がおかしいと友人に言われるのはしんどいです」(28歳・不動産関係)

 恋愛相談の中で自分を否定されてしまった時、友人とケンカになってしまったというパターンもよくあることのようです。悪気があるのかないのかによりますが、恋愛の中で自分の悪いところに気づくのも大事なことだとは思いますが……。

傷ついている時は、自分も冷静になれない

 友人に恋愛相談をしている時は多くの場合、傷ついたり、悩んで繊細になってしまっている時です。そういう時の友人の一言で、イラッとしてしまう時はあるかもしれません。

 しかし、相談される側の友人にもタイミングというものがあって、話を素直に聞きづらい心情の時もあるはずです。まずは少し時間を置いて、冷静になってみましょう。

 あなたにとって大事な友人なら、あなた自身を振り返ることが必要でしょうし、本当に必要のない人なら、あなたを傷つける友人から距離を取ってみてもいいのかもしれません。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


毎日しなければならないことに生かされている 2023.7.2(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
違う違うそうじゃない~!彼も同僚もママ友も…何かがズレてるLINE3選
 あなたが「もういいや」と返信する気を失うのはどんなLINEですか? 話が通じない相手や、価値観が異なる相手とのLINE...
癒しの漫画/第52回「一難去って…」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
何が大変? できるなら避けたい! 子どものPTA活動で苦労する5つのこと
 子供がいると仕事や家事で忙しいうえに、学校でのアレコレに参加しなくちゃいけなくて……。特にPTA役員に選ばれると苦労し...
ロッカン、ロッカン痛ぇ…!
「ロッカン! ロッカン!」という歌に合わせて、シャカリキに踊っている。その「ロッカン」とは「第六感」のことだ。  ...
一息ついて水音に耳を澄まそう 2023.6.30(金)
 あしたから7月に突入。衣替えが終わったと思ったら、今年も酷暑の予感だって。  季節に追いかけられて、頭がぐるぐる...
「図々しい人=自分の損に過敏な人」を撃退する唯一の方法
 もうここでぶっちゃけますが、図々しい人って良識がない人が多くないですか? 良識がないから図々しいのか、図々しいから良識...
新生活の疲れが出る時期です…自分に甘々!とっておきの疲労解消法6選
 新年度が始まり、3カ月が経ちます(1年単位でいえば半分を折り返しました……)。転職や異動などで今までとは違う生活になり...
「日焼けに注意!」夕映えの“たまたま”からのありがたい一言
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
愛用のティファールを2年で買い替えたわけ 2023.6.29(木)
 先日、2年前に購入したティファールを買い替えました。油を敷いてもフライパンがこびりつくようになり、お鍋の底が傷だらけに...
公共便所どうなる?波紋広がるジェンダーレストイレ問題、誰が我慢すべき
 登場から物議を醸す「東急歌舞伎町タワー」(東京・新宿区)のジェンダーレストイレ。多様性に配慮する目的で作られましたが、...
義親はしょせん他人です! 同居時の付き合い方5つとストレス発散のコツ
 義親と同居話が進んでいたり、既に同居していたりする人の中には、不安やストレスを抱えている人もいるでしょう。義親といって...
ユリ好きな花屋もなんじゃこりゃ!香り・デカい・花粉を克服した新種たち
「斑目ネーサン、これどう?」  花市場の競りがある前日、「チョット変な花」の入荷予定があると、市場のワタクシ担当お...
似合わない服を着るのは罪ですか? 2023.6.28(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「梅雨時期の洗濯のコツ」生乾き臭とさようなら、洗剤多めは逆効果です
 梅雨時期になると、ただでさえ面倒な洗濯が余計に億劫に! 外で干せないため部屋干しが増え、生乾き臭に悩んでいる人も多いは...
子育てママの風邪引いたあるある! 市販薬で誤魔化せずゾンビになった私
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...