コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと

内藤みか 作家
更新日:2020-10-29 06:00
投稿日:2020-10-29 06:00
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いているカップルもいます。不倫関係を失わずに済んだ女性たちに共通しているのは、3つのことをあえて「しない」ことでした。

会いたがらない

 何人かの不倫を続けている女性たちに共通しているのは、実は「自分からは会いたがらなかった」ことでした。逆に、不倫相手から別れを告げられた女性は、コロナ禍でも「いつになったら時間できるの?」などと会うことを要求していました。会ってくれない男性に対して「私のことなんかもうどうでもよくなっちゃったの?」と責め立てた人もいます。

 不倫が続いた女性は、不倫相手に対してあまり思いつめていませんでした。「これで終わりならもうしょうがない」と現実を冷静に受け止めていたのです。そして「今までバレずに会えてきただけでもラッキーだったし」などとポジティブに考えていたのです。自宅で自粛生活を送る彼の邪魔にならないように連絡もしていませんでした。

 会いたがらない女性、連絡もくれなくなった女性、そういう存在のほうが男性は気になります。「もしかして俺の他に男がいるのかも」などと考え、追いかけたくなってしまうのです。コロナ禍では、不倫相手にあえて「会いたがらない」女性が大勝利をあげたのでした。

外に出かけない

 また、不倫が続いた女性たちは、不倫相手とはできるだけ室内で過ごし、外には出かけないようにしていました。コロナ禍なので気をつけていたというのもありますが、もともと人に見つからないほうがいい関係です。あまり出歩くべきではないと謙虚に考えていたのです。感染リスクを減らすためにも、できるだけ室内で過ごす配慮は必要です。

 けれど、不倫相手から別れを告げられた女性たちは「どこかに連れて行ってほしい」「一緒にお出かけしたい」などとコロナ禍でもワガママを言い続けてしまいました。身を隠すことを拒むのは「私こそが彼の運命の相手なのに、どうして隠れなくてはいけないの?」という反発心もあったのでしょう。

 自分の利益ばかりを求める姿は、自粛が呼びかけられているなか、自己中心的に見えてしまいます。コロナ禍では、不倫相手の安全を最優先にし、控えめな行動をとれる女性ほど、株を上げることができたのです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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