「会社に行きたくない…」と思ってしまう5つの原因&対処法

コクハク編集部
更新日:2020-11-17 06:00
投稿日:2020-11-17 06:00
 朝起きた時に、「会社に行きたくない」と思った経験がある人は多いでしょう。仕事内容や人間関係、給料の問題など、理由は人それぞれ。でも、社会人たるもの休むわけにはいかないから、辛いんですよね。そこで今回は、「会社に行きたくない」と思ってしまう原因と対処法をご紹介します。悩みの原因を知って、充実した毎日を手に入れましょう!

「会社に行きたくない…」と思ってしまう5つの原因

 まずはじめに、会社に行きたくないと思ってしまう5つの原因をご紹介します。不満やストレスを解決するためには、何が原因で会社に行きたくないのかを知ることが大事です。自分の気持ちとしっかり向き合って、ストレスの解決を目指してくださいね。

1. 会社の人間関係に悩んでいる

「上司に嫌われている」「後輩が言うことを聞いてくれない」「どうしても合わない人がいる」など、会社の人間関係にストレスを感じている人はたくさんいます。

 会社では、学生の時のように「気の合う人」とだけ付き合うわけにはいかず、苦手な人とも付き合っていかなくてはいけません。苦手な人と「会いたくない」という気持ちが、「会社に行きたくない」という気持ちに変わってしまうこともあるようです。

2. 今の仕事にやりがいを感じられない

 会社は、配属される部署や支店によって業務内容が変わります。自分の希望とは違う部署に配属されてしまうと、それだけでやりがいを感じられなくなってしまうことも。

 やりたくない仕事を仕方なくやっていると達成感を感じることもなく、ストレスだけが溜まってしまいます。また、会社の業績に不安があったり、将来性を感じられない場合も同様に、ストレスから「会社に行きたくない」という気持ちが生まれてしまうでしょう。

3. 給料やボーナスに不満がある

 仕事は給料やボーナスが「自分の評価」になりますから、自分の仕事と給料が見合わないと、仕事へのモチベーションが下がってしまうのは否めません。

 忙しくても、仕事が評価されて給料が上がれば自然とやる気も起こりますが、反対に、どんなに頑張っても評価されなければ、会社への不満が溜まり、強いストレスを感じてしまうでしょう。

4. 残業ばかりでプライベートの時間が取れない

 仕事内容や人間関係に不満があるわけではなくても、毎日残業ばかりでプライベートの時間が確保できないと、会社に行きたくないと思ってしまうことがあります。

 また、上司に仕事を押し付けられたり、後輩の尻拭いなどで残業が多い場合、結果的に人間関係のストレスの原因になってしまうこともあるでしょう。

5. 休み明けで気分が乗らない

 日曜日の夜は、月曜日からの仕事が憂鬱に感じ、「会社に行きたくない」と思ってしまう人がとても多いそう。誰だって、休み明けは気分が乗らないものですよね。

 いつもの週末休みであればそこまで重く考えませんが、長期休暇になればなるほど、その気持ちは強くなってしまう傾向があります。

「会社に行きたくない…」と思った時の5つの対処法

 続いては、「会社に行きたくない」と思った時の5つの対処法を見ていきましょう。自分に合った方法で、今の落ち込んだ気持ちを克服してくださいね!

1. 何が原因で会社に行くたくないのか考える

 解決の第一歩は、自分がなぜ会社に行きたくないのかを把握すること。ストレス解消をするためには、自分の気持ちを知ることが解決への近道になります。

 休みの日などのゆっくり時間が取れる時に自分と向き合って、何に不満やストレスを感じているのか書き出してみましょう。案外、不満を箇条書きするだけでもスッキリした気持ちになるかもしれませんよ。

2. 信頼できる人に話を聞いてもらう

 会社への悩みに限ったことではありませんが、一人で抱え込んでいると、なかなか解決できない悩みはあります。もしも、会社のことで悩んでいるなら、会社内の信頼できる人に話を聞いてもらうのが効果的。

 誰かに、話を聞いてもらうだけで驚くほど気持ちが軽くなります。また、第三者のアドバイスも聞けるので、自分にとってもプラスの経験になるはずですよ。

3. 入社した時の気持ちを思い出す

 どんな気持ちで今の会社に入社したのかを思い出すのも、おすすめの方法です。どんな夢や希望を持って入社したのか、細かく思い出して初心に戻ってみましょう。

 入社当時、夢に向かって一生懸命だった自分を思い出すだけで、今の悩みが小さく思えるかもしれませんよ。

4. プライベートの時間を充実させる

 会社のことで頭がいっぱいになってしまい、プライベートの時間を削ってしまっていませんか?

 仕事とプライベートは、比例すると言われています。仕事が充実していないと、プライベートも充実感を感じられません。逆に考えると、プライベートを充実させることでスムーズにストレス解消ができるので、仕事にも集中できるようになるそうですよ。

5. 思い切って休む

 決まっている休みだけでは、疲れが取れていない可能性も考えられます。そんな時は、思い切って会社を休むこともストレス解消に繋がるので効果的です。

 休みを言い出せない人も多いと思いますが、自分のためにも勇気を出してお休みを取ってみましょう。心と体をしっかり休めることで、会社に行くパワーが湧いてくるはずです。

「会社に行きたくない…」と感じたら早めに解決しましょう♪

 会社に行きたくないと思ったら、まずは自分と向き合うことから始めてみてください。「どうして会社に行きたくないと思うのか」「自分にはどの対処法が合っているのか」と、自問自答してみましょう。

 会社への不満やストレスは、長引かせても解決が遅くなるばかりで、何も良いことがありません。自分に合った対処法で、なるべく早く解決することを心がけてくださいね♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「オバ見えする後ろ姿」はスマホ首・ハミ肉・パサ髪+2項目
 家の中にいると、自分の後ろ姿を見ることはほとんどないですよね。でも街へ出かけ、ショーウィンドウに映った自分の後ろ姿に、...
さよならシャンシャン、また会う日まで… 2023.2.22(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仕事の悩みは尽きない! 40代女性の働き方を見直すヒント5つ
 仕事をしていると悩みは尽きないもの。40代になるとふと「このままでいいのだろうか?」なんて、仕事に対して不安に感じる人...
【どこ?】買い物中のあさだくんとやまぐちくんをさがせ!
「日刊ゲンダイ」毎週月曜発売の紙面で連載中の人気漫画「中年2人とねこの日々 あさだくんとやまぐちくん」の特別番外編! ...
【回答】買い物中のあさだくんとやまぐちくんをさがせ!
(日刊ゲンダイ臨時特別号「日刊ニャンダイ2023」記事を再編集) ※「日刊ニャンダイ2023」はAmazonでも好...
日記が続かない人必見!今度こそ3日坊主と決別する5つの方法
 新しい年のはじまりや誕生日をきっかけに「日記を書こう!」と決意したものの、三日坊主……なんて経験はありませんか? 可愛...
猫=ダンディ! 無頓着を装った“たまたま”チラ見せにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
月明かりに照らされて いい距離感で歩く 2023.2.20(月)
「きっと長い付き合いなんだろうな」と思わせる、1匹と1人のいい距離感。  ゆっくりと歩いていたけど、どちらがどちら...
「生理中のお風呂問題」膣内まで洗う派? 4つの疑問を解説
 生理中は、なにかと不快感や悩みも伴うもの。特に、生理中のお風呂問題で困っている人は多いかもしれません。  今回は「温...
小学生のタブレット学習って便利!だけど思わぬ落とし穴が潜んでいた…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「うちの子は1回で」妊活中に届いた叔母からの“それ言う!?”LINE3選
 妊活中は、毎月のストレスに心が折れたり、神経質になったりと、ただでさえ神経が過敏になっていますよね。実の親や、旦那の両...
宇宙はすでに行こうと思えば行ける場所? 2023.2.19(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
人生が潤う~♡「推し活」で得られるメリットと注意すべき点
 推し活というと一昔前まではオタクなイメージでしたが、今では老若男女がハマっている趣味のようなもの。推しがいない人にとっ...
結婚7年目 夫の誕生日に用意したプレゼント 2023.2.18(土)
 結婚して数年目にもなると、だんだんとナアナアになってくるのがお互いの誕生日。まあ、毎年相手の欲しい物を考えるのも大変で...
行動監視→別れを強要…逃げて! 毒親からの怖すぎるLINE3選
 親への不満や悩みは、なかなか周りへ相談しづらいもの。そのため、毒親を持つ人の問題は水面下で深刻化しがちです。  ...
2023-02-18 06:00 ライフスタイル
実は広い大都会の空 それを知っているのは…2023.2.17(金)
 大都会で空の筋雲を眺めている人は何人いるだろうか。  高層ビルを見下ろしながら考える。  実は広い大都会の...