「鬼滅の刃」に学ぶ 男を虜にする“プラスのギャップ”活用術

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-11-07 06:00
投稿日:2020-11-07 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。空前の大ヒットアニメ「鬼滅の刃」。そのキャラクターの人気投票が先日発表されました。通常は主人公が一番目立つので、断然トップに君臨すると思いきや意外に4位どまり。
 そして1位に輝いたのは我妻善逸という剣士。怖がりで女好き、たまに泣きも入るような情けないけど憎めないキャラなのですが、この結果には男女関係において非常に大切な要素を含んでいるといえます。
 実はこの善逸、いざという時にはめちゃめちゃ強くて男らしい。そんな一面に萌える人が多いのでしょう。今回はより愛される女性になる、プラスのギャップについて解説していきたいと思います。

プラスのギャップの正体って何?

 楚々として薄化粧で家庭的なイメージの女性が「私、家のことは全くできません」と言えばマイナスのギャップになります。家に行くと散らかっていて汚部屋だったなら、Wマイナスギャップで非モテ女子になる可能性はグンとあがります。

 この家事ができない楚々とした女性がプラスのギャップに持ち込む場合は、医師や弁護士や起業家などなど、オトコ顔負けで実はバリバリ仕事をこなしているキャリアウーマンだと、印象はさほど下がりません。

 ここを軸に考えていきますと、いつもはカジュアルな服装のお化粧もしない女性がデートの時にワンピースを着ていた。そんな女性のお家に行くとアロマが炊いてある。

 あるいは、ネイルもまつエクも施している服装も派手な女性が、実はとても料理上手で家庭的。

 これらもプラスのギャップです。つまり見た目の印象と同じでないことがポイントです。

愛され女を目指すには、自己分析は重要

 自分について客観的に知ることはとても大切です。この機会にぜひ徹底的に自己分析をしてみましょう。

 なりたいビジュアルは“石原さとみさん”という漠然とした目標も悪くはありません。しかし、かけ離れた素材(自分自身)であれば方向を変えたほうが成功します。

 そして何が自分のプラスのギャップとなるか。何もなければ何をプラスしたら魅力的な自分を作れるのか。まずは自分を知ることが愛されオトナ女子のレベルアップの第一歩です。

・他人が思う自分の第一印象を知る。(おとなしそう、怖そう、優しそう、元気そう、賢そうetc)
・芸能人で言えば誰に似ているのかを知る(自分の外見的タイプを知ると服装やメイクで失敗しない)
・自分が得意とすることや長所は何かを知る(欠点はすぐに直らないので、長所や得意なことを伸ばす)

 以上3項目を自分の親友や親、兄弟、お子さんがいれば子供さんも含め、ダイレクトにリサーチしてみましょう。

 何歳になっても愛される素敵なオトナ女子を目指すのは、人生の楽しみの一つです。女をあきらめてはいけません。

男性が胸キュンとした瞬間

 冒頭に書いた、鬼滅の刃の剣士・我妻善逸というキャラクターが、人気投票で1位を獲得したのは、「実は強くてカッコいい」というギャップです。人間は想像を膨らませる生き物なので、怖がりで弱虫な一面はあるけれど、最後は自分を守れるという男らしさに女性は色気も感じたはずです。この考え方の仕組みは男女ともに共通するのです。

 男性がギャップ萌えしたケースをざっと紹介しましょう。

・ボーイッシュな人がとてもいい香りがした(爪先がピカピカでキレイだった)
・鉄の女が弱音を吐いて悩んでいた。(涙だったらなおキュン度は増します)
・誰かがいるとサバサバしているけど2人きりでは甘えてくる(昔言葉でいうツンデレ)
・意識もしない女子と目が合った瞬間に微笑んでくれた(とてもドキッとして可愛く見えた)
・おとなしそうなのにバーベキューの時テキパキしていた(お嫁さんなら、この子いいなと思う)
・きつそうに見える派手目な女性がとても面倒見がよくて優しい(綺麗で家庭的って最高)
・食事をする時にはハンカチを膝に敷いている(品がよく育ちが良さそうと思う)

まとめ

 自分の面(特徴・特色・個性)って、誰にでもたくさんあります。仕事や学生生活ではすべての面を見せてはいません。

 ルービックキューブをイメージするとわかりやすいでしょう。一面を赤にしてみたけれど、どうも人間関係がうまく行かない時などは、その面に白や青を入れてみると生きやすい人生に変わるかもしれません。

 それと同じで自分のどの面を打ち出し表現していくかが生涯の課題かもしれませんね!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


この人とはもう無理…法律婚を解消し事実婚を望んだ妻の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.37〜男性編〜」では、法律婚をしていた妻から「事実婚」への変更を提案され、どうしても受け入れ...
並木まき 2021-05-01 06:19 ラブ
法律婚から事実婚へ…結婚関係の格下げを提案された夫の狼狽
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-05-01 06:22 ラブ
運命の結婚相手とは相性が悪いという少しスピリチュアルなお話
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。出会って一緒になった運命の相手。結婚披露宴は人生で一番と言っていいほど“自分...
山崎世美子 2021-05-01 12:56 ラブ
“ギャップモテ”したい女子必見♡ 男性が惚れる7つのケース
 いつもキツい女性がふいに見せる笑顔や、強気な女性が弱音を吐く瞬間など、いわゆる“女性のギャップ”に弱い男性は多いです。...
恋バナ調査隊 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍の結婚はコスパ良し? これからの婚活方法を考える
 新型コロナウィルスの猛威により、外出自粛生活が始まって早一年。3度目の緊急事態宣言が発令され、マスクなしで生活ができる...
田中絵音 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍で登山女子にモテ期到来も…素直に喜べない理由とは
 近ごろ、アウトドアは大注目のレジャーとなっています。それと同時に、登山好きな女性やキャンプが好きな女性が、男性からかな...
内藤みか 2021-04-29 06:00 ラブ
脱チョロい女!さりげなくアピールできる自分の価値の高め方
 ちょっと気になるカレができて2人でLINEで盛り上がり、「一緒に俺の家で映画みよう〜」なんて誘われて急接近。お家に呼ば...
若林杏樹 2021-04-28 06:00 ラブ
忘れられない……元彼に未練が残る5つの理由&断ち切る方法
 ひとつの恋愛が終わった時、誰もがすぐに気持ちを切り替えられるわけではありません。中には、元彼への未練を断ち切れず、何年...
恋バナ調査隊 2021-04-28 06:00 ラブ
“メガネ女子”ってモテるの? 男性が感じる5つの魅力&注意点
 “メガネ女子”というと、「真面目」「暗そう」といったネガティブなイメージを持つ人が多いでしょう。そのため、あえてメガネ...
恋バナ調査隊 2021-04-27 06:13 ラブ
もう自分には何も残ってない…? 絶望の淵で頼れるものとは
 自分には何もない…もう人生投げ出したい! 離婚は、人によっては絶望経験ですよね。この連載を始めてから「離婚をして自分に...
七味さや 2021-04-26 06:00 ラブ
男性にモテる♡ 魅力的なぽっちゃり女性の特徴&目指す方法
 モテる女性というと、細くてスタイルの良い女性をイメージする人が多いでしょう。確かに、スタイル抜群の女性は同性から見ても...
恋バナ調査隊 2021-04-25 06:00 ラブ
いつも彼氏が途切れない…モテ女必須事項の「隙」の正体とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。いつも彼氏が途切れない、美人じゃないのにモテているなど、「隙」がある女性には...
山崎世美子 2021-04-24 06:00 ラブ
彼の食事姿に幻滅…「育ちが違う」発言に込めた彼女の真意
「冷酷と激情のあいだvol.36〜男性編〜」では、コロナ禍に交際をスタートさせた彼女から、予兆もなく振られた男性であるT...
並木まき 2021-04-24 06:10 ラブ
交際の絶頂期に何の予兆もなく…別れを告げられた男性の困惑
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-24 06:27 ラブ
子供っぽい彼氏にイライラ…!5つの特徴&困った時の対処法
 気になる男性といざお付き合いを始めてみたら、彼氏の子供っぽい部分を見て「ついイライラしてしまった……」という経験がある...
恋バナ調査隊 2021-04-23 06:00 ラブ
コロナ禍で婚活市場に変化が…地味な女性がモテ始めたワケ
 長引くコロナ禍、男性が恋愛や結婚の相手として選ぶ女性像が大きく変化し続けています。今までのように、美人で社交的な女性が...
内藤みか 2021-04-22 06:00 ラブ