“好き”と“尊敬”の違いって? 自分の気持ちを確かめる方法5つ

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2020-12-09 06:00
投稿日:2020-12-09 06:00
 尊敬できる人がいるということは、とても幸せなことです。でも、その相手が異性だと、「これってただの尊敬? もしかして好きなのかな?」と、悩んでしまう人もいるでしょう。実際、「好き」と「尊敬」は、共通点も多いのが難点。そこで今回は、両者の違いや、自分がどちらの気持ちなのかを確かめる方法をご紹介します。

「好き」と「尊敬」の違いって?

 まずは、好きと尊敬の違いについて確認してみましょう。

「好き」とは異性としてドキドキする感情

 恋愛での「好き」という感情は、相手を「恋の対象」として見ている時に感じるもの。一緒にいるとドキドキしたり、ずっと一緒にいたいと思ったり、相手に恋い焦がれている状態です。「人として」ではなく「恋愛対象として」捉えた時に、抱く感情だと言えるでしょう。

「尊敬」とは人として敬う気持ち

「尊敬」は、相手を1人の人間として敬い、尊いと思う気持ちのことです。その人に憧れたり、相手のようになりたいと思ったりするのであれば、それは尊敬の感情だと言えるでしょう。

 そう思える相手は、その人のおかげで自分も成長できるような素晴らしい人のはず。ただ、尊敬の気持ちが強くなると相手を意識する時間が長くなるため、「好き」という感情と混同しやすくなってしまうようです。

好きや尊敬に似た感情「憧れ」

 好きや尊敬に似た気持ちとして、「憧れ」という感情もあります。憧れとは、「理想とする物事に強く心が惹かれること」。これは、理想という部分には「尊敬」の気持ちが、強く心惹かれるという部分には、「好き」という気持ちが隠れていることがあります。

 彼に対して強い憧れの気持ちを持っているなら、尊敬と好きの両方の感情があるのかもしれませんね。

「好き」or「尊敬」? 自分の気持ちを確かめる5つの方法

 続いては、相手に対して「好き」なのか「尊敬」なのか、自分の気持ちを確かめる方法をご紹介しましょう!

1. 理性的でいられるか?

 彼に対して抱く感情は、理性的ですか? 恋愛感情の「好き」の場合、理性が利かない気持ちになることがあります。ほかのことをそっちのけで相手のことばかり考えてしまったり、悪い影響があるとわかっても気持ちが抑えられなくなったりなど、本能的に湧いて出てくる気持ちなら、彼に恋しているのかもしれません。

 逆に、いつも理性的にお互いの関係を俯瞰して冷静に見つめられているなら、それは「尊敬」の感情だと言えるでしょう。

2. 自分が成長できると感じるか?

 彼と一緒にいることで、自分の成長につながると強く感じていますか? もしも、そう感じるのであれば、そこには「尊敬」の気持ちがあるはずです。

 もちろん、好きな相手が尊敬できる相手であることもあります。ただ少なくとも、自分の成長につながる部分を相手が持っていて、その部分を尊敬していることは確かでしょう。好きな人を尊敬できるなら、それは素晴らしいことです。

3. 抱かれたいと思うか?

「好き」という感情の場合、相手とキスしたい、相手に抱かれたいという感情が芽生えてくるのは普通のこと。対して尊敬は、“相手を敬い尊い”と思うことですので、尊敬という感情だけなら“体の関係を想像する”ということにはつながりにくいはずです。男女の関係を意識してしまうなら、あなたは彼のことが好きなのかもしれませんね。

4. ほかの女性と話していると嫉妬心が湧くか?

 彼を「好き」だと思っている場合、ほかの女性と話をしている姿を見た時に、少なからず嫉妬心が湧くでしょう。自分だけのものにしたい、自分だけに振り向いて欲しいと感じるのも、「好き」という気持ちの特徴です。

5. 切なくて胸が締め付けられるか?

「好き」の感情にしかないのが、胸が締め付けられるような「切ない気持ち」です。彼のことを考えるたびに切なくて胸が締め付けられるのであれば、それは尊敬ではなく恋愛感情かもしれません。

 どちらか判断できない場合には、夜寝る前に彼に彼女がいると想像し、胸が締め付けられるような気持ちになるのかをチェックしてみると良いでしょう。

好きな人に「尊敬」の気持ちを伝えるのはNG?

 この記事を読んでいる人の中には、同じ人に「好き」と「尊敬」の両方の感情があると気づき、尊敬している気持ちだけでも伝えたいと思う人もいるでしょう。でも、男性の中には女性に「尊敬はしているけど、好きではない」と、振られたことがある人もいるようなんです。

 要するに、「尊敬している」ことを伝えても、「好き」という気持ちまで察してもらえるとは限らないということ。恋愛感情に気づいたなら、尊敬と同時に「好きの気持ち」も伝えたほうが良いかもしれませんね。

今は好きではなくても…尊敬から始まる恋もある!

 今回は「好き」と「尊敬」の違いについて解説しましたが、実は尊敬から始まる恋もあれば、彼のことを好きになってから尊敬できる部分が見つかることもよくあることです。

 どちらにしても、「尊敬」という感情がある時点で、きっとあなたにとっては素敵な出会いであるということは間違いないでしょう。尊敬の気持ちも大切にしながら、あなたの心の声に耳を傾けてみてくださいね♡

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

ラブ 新着一覧


“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ
「飲み屋の女にハマったせいで借金が」49歳男性がラブホデートを続ける切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.214〜女性編〜」では、交際半年ほどになる恋人とのデートが、いつもラブホテルなのに強い不満を...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
内田有紀の“公私相棒”柏原崇に注目。夫が妻をサポートする「裏方でもイイ男」と出会うには?
 女優の内田有紀(48)がトークバラエティー「だれかtoなかい」(フジテレビ系)に出演し、交際中とされる元俳優の柏原崇(...