既婚男性が口を揃えて「妻から言われたら一番怖い言葉!」

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2020-12-22 14:40
投稿日:2020-12-15 06:00
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、ご本人に迫り、赤裸々に語っていただく「40代50代の大人婚」です。

15歳差の大人婚でも夫婦仲がビミョー…?

case5-1.武田翔平さん(仮名/48歳)

「俺ね、奥さんとは本気で結婚する気がなかったの。だから今まで何度も言ってるもん。『一緒に生活するのは限界だから離婚したい』って。でもね、『はあ!? 誰が離婚するつもりで結婚するんだよ! 私は絶対に離婚しません!!!』って毎回、押し切られて終わり。ケンカって、断固たる決意を持っているほうが勝つんだよね、きっと」

 大人婚連載初の、夫婦仲が芳しくないパターンを話してくれたのは、武田翔平さん(仮名/48歳)。筆者がたまにお伺いするバーのマスターなので、翔平さんのコメントはお友達口調とさせていただきます。翔平さんは35歳で独立しバーを開店。40歳のときに、15歳年下の美香さん(仮名)と結婚しました。

 翔平さんは元格闘家の魔娑斗さんに似た、「超」がつく男前。ジムへは行かず、空き時間に自重筋トレをしているだけあり、適度な筋肉質の体型をしています。バーは筆者の夫が行きつけのお店なので、初回は夫とともに訪問。初めて会った瞬間、「この人、絶対にモテモテのはず! 女性が放っておくわけがない!!」という印象を抱きました。

 印象は間違っていなかったようで、翔平さんの隣に座っていた男性常連客が頷き話してくれました。「このバーは、翔平さん狙いの女性が本当に多かったんですよ。結婚してから人数は減ったけど、今でも何人かいます」と。「いやいや……」と翔平さんは否定しますが、筆者は納得。以前お話しを伺った長瀬康太さんのケースで「男は視覚で、女は耳(相手の声)で恋愛する傾向にあるらしい」とお伝えしましたが、そうとは限らず、女性も端正な顔立ちに惹かれることはままあると実感した経験があるからです。

“男前野郎”の心をつなぎ止めるのは至難の業

 数年前に、筆者が男女2対2の合コンをセッティングしたときのこと(筆者は女性メンバーの中に入っていません)。男性2人をAさん、Bさんと仮定します。Aさんは男前。Bさんはごく普通のルックス。2人はAさんを見た途端色めき立ち、Aさんとばかり話をし始めたのです。まだ本人の中身を知らないにもかかわらず、です。

 美しい人やモノに惹かれるのは、人間として当然なのかもしれません。ですが、外見ばかりにとらわれるのは危険です。外見で恋愛対象になるか否かを見極めてしまいがちな人は、林真理子先生の小説『綺麗な生活』のご一読を。ちなみに合コン開催後、Aさんは女性関係にとてつもなくだらしない男性だと発覚しました。

 男前でモテすぎる人は、心とカラダを自分のみにつなぎ止めておくのが難事というのが定説とのことです。翔平さんも、「生涯で結婚したいと思ったのは1人だけ」と言いますが、その彼女との5年半に及ぶ同棲期間中も「遊び」は止まらなかったようで――。お相手は、どのような女性だったのでしょうか。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


妻のシナリオ通り? 覚えのないモラハラを主張され困惑する46歳夫
「冷酷と激情のあいだvol.202〜女性編〜」では、7年間連れ添った夫が、実は自分にモラハラをしていたことに最近になって...
並木まき 2024-08-17 08:57 ラブ
「このメシ、なんでこんな味になるの?」結婚7年の集大成、モラハラ夫との離婚を急ぐ43歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-07-06 06:00 ラブ
【写真特集】ホットパンツも高級ブランドのマフラーも“着こなす”安藤美姫
    【この写真の本文に戻る⇒】安藤美姫に16歳教え子との“手つなぎデート”報道 我が子がかなり年上の先生に気に入...
安藤美姫に16歳教え子との“手つなぎデート”報道 我が子がかなり年上の先生に気に入られたら?
 6月27日発売の『週刊文春』で、専任コーチを務める16歳教え子との“手つなぎデート”を報じられた元フィギュアスケート選...
夫に浮気バレ後の離婚回避術は? 初期の言動3つにすべてがかかっている
 夫に浮気がバレた時、離婚を避けたいなら「あなたのその後の言動」にすべての運命がかかっています。もし間違えた態度で接すれ...
地方都市の“女風”でイケメン率爆騰中 夢破れたヤル気ないオトコの巣窟に?
「イケメンって、年をとってイケメンじゃなくなったらどうするの?」という疑問を持つ女性はとても多いです。  そのルックス...
内藤みか 2024-07-04 06:00 ラブ
オタク男子は優良物件という新潮流!婚活女性に知って欲しい7つの理由
「オタク男子」と聞くと、あまりよくないイメージを持つかもしれません。しかし、婚活女子には超おすすめ! 最近では“優良物件...
恋バナ調査隊 2024-07-03 06:00 ラブ
【調香師監修】暑い夏。あなたの気分とフェロモンを上げるアロマオイルは
 夏は思いっきり汗をかいてフェロモンを放出する最高のシーズン! 暑さに負けず夏を満喫するために、天然植物の恵みのアロマで...
太田奈月 2024-07-02 06:00 ラブ
レス妻が共感! 公認不倫を採用する「1122」はセックスレス夫婦を救う?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  Amaz...
豆木メイ 2024-07-02 06:00 ラブ
既婚男性が不倫相手に冷めた残酷な瞬間6選 道ならぬ恋はやっぱりもろい?
「いつか彼と一緒になれるはず」と夢見て、既婚男性と不倫している女性もいるでしょう。でも相手があなたに冷めてしまったら、そ...
恋バナ調査隊 2024-07-03 15:22 ラブ
「うちに泊まる?」オタ友以上恋人未満の彼にそう言わせた。
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った男性に恋し...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:43 ラブ
付き合う付き合わないの二択だけ?マチアプの即決文化に馴染めない50男
「冷酷と激情のあいだvol.201〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った男性と進展しない関係に悩む46歳の絵里さ...
並木まき 2024-08-17 08:58 ラブ
50まで恋愛したい46歳女。「私は暇つぶし要員?」マチアプ男に恋煩い中
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-07-03 13:58 ラブ
脳筋知ってる?筋肉LOVE彼氏をおバカで可愛いと思えるか判定LINE3選
「脳筋」とは、「脳みそまで筋肉」の略語。ポジティブな言葉として使われる時もあるけれど、とにかく頭を使うより体を使うのが得...
恋バナ調査隊 2024-06-29 06:00 ラブ
夫や彼氏からの「ドン引き誕プレ」5選 女ゴコロが1ミリも分かってないな
 夫や彼氏からの誕プレには期待しちゃいますよね。自分のことをよくわかっている相手ですし、誰よりも「喜ばせたい」と思ってく...
恋バナ調査隊 2024-06-28 06:00 ラブ
「私、CAの試験に受かっていたの」お見合い現場で遭遇する"怪しい経歴”
 アラフォー世代の婚活で見栄を張って“怪しい経歴”を語る方がいます。これまで何件か聞いたのが、航空会社のCA(客室乗務員...
植草美幸 2024-10-24 14:24 ラブ